統計上、保有している小型船舶操縦免許証の区分で一番多く分布されているのは何か。
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小型船舶操縦免許証の資格区分で統計上一番多く分布しているのは、2級と特殊の二つ受有している方々です。
上記の2級には、湖川や5トン限定も含まれていることに注意しなければなりません。
旧小型船舶免許制度(旧4級が一番多かったため)から新制度になったのが影響しているためだと考えられます。
平成29年の小型船舶免許証の区分ごとの受有者数について次の統計で分布されています。
1級又は2級のみは、新制度の平成15年6月1日以降に船舶免許証を取得なされた方。
2級と特殊を受有している方は、1級と特殊を受有しているより2倍以上分布されています。
2級のみを受有している方は、1級のみの約3倍。特殊のみの2倍分布しており2級が人気があることが伺えます。
受有している区分 | 免許証の番号 | 受有者数 |
---|---|---|
1級と特殊 | 04から始まる番号 | 857,102名 |
2級と特殊 | 05から始まる番号 | 2,039,285名 |
1級のみ | 01から始まる番号 | 117,965名 |
2級のみ | 02から始まる番号 | 314,032名 |
特殊のみ | 03から始まる番号 | 162,497名 |
合計 | すべての区分 | 3,490,881名 |
統計上、約350万人が小型船舶免許証を所有していますが、その中には引退や更新忘れで失効していたり、死亡などで返納して
いない人も含まれていることに注目しなければなりません。
実際に失効している人は、どれくらいいるのでしょうか?
小型船舶操縦免許証の有効期限切れは、全体の4分の1から3分の1(85万人~115万人)くらいだと推測されるでしょう。