平成18年度 第6回 自然教室「春を探そう!残雪トレッキングとクラフト体験」

 ☆開催日時:平成19年3月24日(土)〜25日(日) 〔1泊2日〕  金沢市キゴ山少年自然の家

☆平成18年度 第6回自然教室が、3月24日(土)〜25日(日)、1泊2日の日程で、金沢市キゴ山少年自然の家にて行われました。
☆今回のテーマは、「春を探そう!残雪トレッキングとネイチャークラフト」。ただ、暖冬の影響で雪がなく、 残雪トレッキングは、キゴ山周辺のハイキングに変更となりました。しかし、暖冬が幸いしてか、普通、この時期にはまだ見ることのできない、草花や樹木の花などをたくさん見つけることができました。恒例の本の読み聞かせは、「はなたれこぞうさま」、「なぞなぞごてん」、「どうしてかわかるかな?」の3冊でした。やっぱりみんなお話が大好きなんだなあと、様子を見ていて感じました。
 2日目のメインイベントは「ネイチャークラフト」です。今回は2年間寝かせておいたコシアブラという木を
使って、木箸作りにチャレンジしました。とにかくひたすらナイフで箸の形に整えていきます。とても根気のいる作業でした。全員手にマメをつくりながらも悪戦苦闘の末、全員無事にオリジナルの箸を完成させることができました。

☆日 程
【1日目】キゴ山自然観察ハイキング、ネイチャーゲーム、宇宙学習、レクリエーション、本の読み聞かせ
【2日目】ネイチャークラフト(木箸作り)、キゴ山の自然スライド学習会 など

ノネズミのトンネルを発見!どうして上半分が地面の上に出ているんだろう?これはまだ雪が積もっていた頃掘った穴で、上半分は雪に掘ったからです。 この木の表面、なんだかブヨブヨしていて触った感じがなんだかいいね。これはアベマキというドングリの木の仲間で、樹皮がコルク質だからです。 木の幹に聴診器を当てて音を聴いてみます。サラサラ、ドクドク・・・いろんな音が聞こえます。何の音かな?木が水を吸い上げる音でしょうか?
レクリエーションゲームのひとコマ。これは、「トントンパッ!」というゲーム。みんなの息がしっかりと合っていないとうまくいきません。 楽しい夕食のひとときです。ハンバーグ、クリームシチュー、スパゲッティ、フルーツ、サラダ、ともう食べきれないほどでした。どれもとてもおいしくいただきました。 恒例の本の読み聞かせです。今回は、読み聞かせの他にもなぞなぞなどもあり、みんな真剣に聞き入ったり、なぞなぞを解いたりしていました。
自然教室では、TVは禁止なので、みんなウノや自然の家にある手作りパズルなど遊んでいました。また、プレールームでは、元気に飛び回っていました。 最初はなかなか慣れなかったナイフも次第に使い方のコツがつかめ、みんな立派な作品を仕上げていました。完成するまでに約2時間近くもかかりました。 リーダーが3年かけてストックしたキゴ山の定点観察の画像や、その他植物や野生動物の痕跡の写真などでキゴ山(里山)の自然について学習 しました。