平成19年度 第1回 自然教室「〜春を感じる〜 自然観察ハイキングと夜の森探検」

 ☆開催日時:平成19年4月28日(土)〜29日(日) 〔1泊2日〕  能美市和気あいあいの里キャンプ場

☆平成19年度第1回目の自然教室が、4月28日(土)〜29日(日)、1泊2日の日程で、能美市和気あいあいの里にて行われました。
☆今回のテーマは、「〜春を感じる〜 自然観察ハイキングと夜の森探検」。春爛漫の和気あいあいの里で五感をフルに使い、体いっぱいで春を感じる様々な活動を行いました。まずは、昼食後にメイン活動の「こくぞう山自然観察ハイキング」に出かけました。今の時季は、一年のうちで最も多くの草花や木の花が咲くころです。それらの花たちを観察しながら、特徴を学習しながらののんびりハイキングでした。観察の結果今の時季は、黄色と白色の花が特に多いことが分かりました。また、夜、朝、昼のご飯は自分たちでの自炊です。有機栽培の食材、無添加の調味料を使った純和食、九谷焼など地産の陶器を使う、油ものの食器はゴムベラで落とす、ペーパーでふき取ってから、液体石けんで洗う、米のとぎ汁はシンクに流さないなどなど、できるだけ環境に負荷をかけない方法で行いました。夜の森探検では、日中歩いた遊歩道を電灯なしで月明かりだけを頼りにみんな寄り添い合って歩きました。カエルの鳴き声、ノネズミが歩く音?など夜の不思議な音にも耳を澄ませました。天体観察では、今一番目立っている金星を始め、土星、月、北斗七星、うしかい座のアークトゥールス、しし座のデネボラ、双子座のポルックス、カストルなどを肉眼で観察しました。2日目は、小さな素焼きの植木鉢にカラーペンであいあいの里の植物や動物などを描いて、近くで見つけた実生(木の赤ちゃん)を植えるという活動も行いました。明け方は気温が8度まで下がり寒さで震え上がるほどでしたが、天候ににも恵まれ春をめいっぱい感じることのできる自然教室となりました。


☆日 程
【1日目】交流ゲーム、こくぞう山自然観察ハイキング、野外炊事、夜の森探検、天体観察、本の読み聞かせ
【2日目】野外炊事、ネイチャークラフト、ネイチャーゲーム、 など

強風の中、悪戦苦闘しみんなでテントをたてました 自然観察ハイキングに出かける前にふきのとうについて学習 こくぞう山の頂上近くです新緑が気持ちいい! 葉っぱからつぼみ?ハナイカダという珍しい木のつぼみ
空を見上げるとコナラの銀色木漏れ日がとってもきれい みんなで夕食作りです。これは豆腐ハンバーグを作っています お腹ペコペコ。午後6時にはようやく夕食です 豆腐ハンバーグ(インゲン、ニンジンの付け合わせ)、豚汁、ご飯です
こうれいの本の読み聞かせ今日は「ねえ、どれがいい?」 夜の森探検。森の一番奥で記念撮影です 植木鉢にこの辺にある植物の絵を一生けんめい描いています ケヤキの実生(木の赤ちゃん)を植えて完成です