平成21年度 第1回 自然教室 〜のんびり自然体感キャンプ 春編〜  「森の遊園地作りと川の生き物探し」

 ☆開催日時:平成21年5月2日(土)〜3日(日) 〔1泊2日〕  能美市和気あいあいの里キャンプ場

☆1日目は、まず楽しい「交流ゲーム」で緊張を解きほぐしたあと、今夜の”家”になるテントをみんなで協力してたてました。午後からは、春の里山の自然を観察しながらこくぞう山の頂上へ。山頂にあるコナラの大木にブランコとハンモックとターザンロープを作り、おもいっきり遊びました。下山後は、すぐに夕食作り。慣れない包丁を慎重に使い、約1時間半ほどで、晩ごはんの完成!メニューは、「野菜たっぷりビビンバ」と「わかめとねぎの中華風スープ」、そしてデザートには、宮崎県から直に取り寄せた「日向夏」という皮のまま食べられる甘い夏みかん。片づけ後は、夜の活動の一つ、月面観察でクレーターを観察することができました。また、夜の8時ごろからは、真っ暗な「夜の森探検」に出かけました。森の奥では、不思議な音が聞こえました。
 2日目は、朝食作りから。メニューは、「ご飯」、「うす揚げとタマネギのみそ汁」、「小松菜ともやしとハムのマヨネーズ和え」、「ウインナーソーセージ」です。片づけ後、早速楽しみにしていた「川の生き物探し」にでかけましたが、田んぼの苗代かき後だったためか、川の水がかなり濁っていて、魚や生き物を残念ながら見つけることができませんでした。しかしながら、カワトンボや様々な蝶、たくさんのシマヘビを見ました。
 キャンプ場に戻ったあとは、昼食(「ゆかりおにぎり」と「クイック野菜コンソメスープ」、デザートは今が旬の「イチゴ」)をはさんで、様々なネイチャーゲームを楽しみました。テントを撤収したら、もう時間です。
 最後に「ふりかえり」。一人ひとりに、2日間のキャンプ体験の感想を言ってもらいました。どの子も最後は、終わったという安心感と満足した顔で帰路につきました。
 なお、今回も食材はできる限りこだわりました。「無農薬・有機栽培のお米、タマネギ、にんじん」をはじめ無添加の食材や材料にこだわった調味料などです。特にお米は、最高のものを使用しました。7分づき米ということもあってか、やや黄色みがかったお米を見て子供たちは不思議そうな顔でした。しかし、独特の甘みがありみんな残さずに完食しました。また、キャンプでのご飯にはつきものの「おこげ」。「この焦げたのいやだ〜」って言っている子がいましたが、無理もありませんね。でも実際怖々食べてみると、この独特のこうばしさをちゃんと味わって食べていました。


【1日目】 交流ゲーム・テント設営・森の遊園地作り・本の読み聞かせ・ナイトハイク・天体観察・自炊(1食) など
【2日目】 川の生き物探し・ネイチャーゲーム・自炊(2食) など

  交流ゲームで仲間作り  みんなで協力してテント設営   今日のお家の完成です!  こんな大きなミヤマカタバミ
  ネジネジの木発見!!   山頂の東屋で休憩中!    手作りブランコ最高!  ターザンロープスリル満点!
  ハンモックは気持ちいい!  米のとぎ汁は自然に返す!   包丁さばきもすぐに慣れて     夕食の完成です!
 本の読み聞かせ「森のいのち」   川の生き物探しの一こま   ネイチャーゲーム「こうもりとガ」 四つ葉のクローバー見つけたよ