平成17年度 第9回自然教室「手取川湧水群探検とアニマルトラッキング」

 ☆開催日時:平成17年12月17日(土)〜18日(日) 〔1泊2日〕  能美市根上青年の家

・今回のテーマは、手取川周辺の自然を学び、いろんなことを再発見することでした。しかし、季節はずれの寒波の
 襲来や雷の影響で、残念ながら予定通りに活動を消化することができませんでした。でも予定外の冬の大荒れの
 日本海を見たり、地元の人しか知らない足湯に入ったり、湧水を飲んだりと、本当の自然の厳しさや恵みを直に肌
 で触れ、感じることができ、思い出深い体験になりました。

(1日目)まずは交流のためのレクリエーションゲームで、初めて会った人同士、すぐに打ち解けることができました。 青年の家裏にある松林で松についていろいろと学んだり、手取川河川敷の野生動物などについて知ることができました。 湧水探検では、たくさんの水が湧き出している場所を見つけました。こんなにたくさんの量のきれいな水が垂れ流しとはもったいない。
冬の荒海を見るため、海まで歩きました。向かい風がとても強く、何度も押し戻されながらやっと海へたどり着くことができました。 地元の人くらいしか知らない足湯に入りました。体が芯から冷えていたので本当に気持ちよく感じました。ずっと入っていたい気分です。 恒例の本の読み聴かせです。今回はこの季節にふさわしい「てぶくろ」と「裏山のエゾリス」でした。みんな真剣に聴き入っていました。
楽しみにしていた夕食の時間です。暖かい食事をみんな一緒にいただきました。みんなおいしいとおいしいと、喜んでのこさずに食べました。 (2日目)鮭の遡上見学です。このあたりはポイントなのですが、一度水面を跳ねただけで残念ながら姿を見せてくれませんでした。 能美市立博物館では、手取川の氾濫と闘ってきた昔の人の苦労や生活、河原の自然などについて学ぶことができました。