平成17年度 第10回自然教室「歩くスキーで冬の里山自然観察」

 ☆開催日時:平成18年1月28日(土)〜29日(日) 〔1泊2日〕  金沢市キゴ山少年自然の家

・今回のテーマは、歩くスキーでキゴ山周辺を歩きながら野生動物の足跡を探してその生活や生態について学んだり、
 スキー場にはない天然の斜面を滑り降りたり、また夜には森の中を懐中電灯なしで探検し、光がなくても十分に歩く
 ことができるということが分かり、神秘的な夜の森の雰囲気を体の感覚すべてを使って感じ取ることができました。
 また、毎回恒例の本の読み聞かせでは、「巨人とおかみさん」と「裏山のエゾリス」の2冊を読み、みんなどっぷりと
 お話の世界に入り込んでいました。2日目は、レクリエーションゲーム大会とネイチャークラフトを行いました。
 今回は天候にも恵まれ充実した2日間でした。

(1日目)里山探検に出かける前に野生動物について詳しく勉強して行きます。どんな動物がいて、どんな足跡があるのだろう。よく覚えていきます。 歩くスキーの練習では、まずは平坦な所を歩く練習をしてから、徐々に下り坂を滑ることに慣れていきました。登りもスイスイいきます。 いよいよ、自然観察探検に出発です。みんな一列になってゆっくりと進んでいきます。時々、ノウサギの足跡を見かけました。
向こうに見えるのが「リスも森」。決まってリスたちはこの森にきます。それは、松かさの実がおめあてだからです。木の下には食痕のエビフライが転がっていることがあります。 コースの途中には、上級コースほどの下り坂が待っていました。みんな思いっきりよく直滑降!途中転びながらも何度もこの斜面に挑戦していました。 コースの途中でみんなで記念撮影です。歩き始めて2時間後にはもうみんな慣れたものです。アルペンスキーにはない開放感がたまらなく魅力的で病みつきになりそうです。
夜に実施した「夜の森探検」での一コマ。写真はフラッシュをたいているので明るいのですが実際は真っ暗です。普段は道のない本当のヤブの中を進みました。シーンと静まり返って幻想的でした。 恒例の本の読み聞かせです。暖かい部屋の中リラックスした雰囲気で2冊の本を読みました。みんな本の世界に真剣に入り込んでいました。 (2日目)レクリエーションゲーム大会での一コマです。今回は1時間30分にも及ぶ盛りだくさんの内容でした。たくさんの楽しいゲームで大変盛り上がり、みんな仲良くなることができました。