新聞掲載記事

2004年12月18日(土)〜19日(日)に実施した、第1回自然教室・親子自然教室の活動の様子が、
12月20日(月)付けの北陸中日新聞朝刊に掲載されました。


                動物の痕跡見〜つけた


                  子ら自然教室満喫  森本さんが指導

                             金沢・キゴ山



森本さん(左端)の指導で子どもたち
はモグラ塚を見つけた=金沢市のキ
ゴ山で
 野外活動を通して、子どもたちに自然の大切さを学んで
ほしいと、「ふぉれすとぶっく自然教室」を主宰する中学教
諭の森本朗(あきら)さん(41)=辰口町和光台=が十
八、十九の両日、活動拠点としている金沢市平等本町の
同市キゴ山少年自然の家で、初めての教室を開いた。県
内の小学生ら十四人が一泊二日のプログラムに参加し、
動物の痕跡を探して歩くアニマルトラッキングなどを体験
した。  (山上隆之)

 教員歴十六年半の森本さんはことし三月まで六年
間、キゴ山少年自然の家に勤務。自然観察やキャンプな
どの野外活動の指導を担当していた。


 久しぶりに学校現場に戻り、「野外での子どもたちは生
き生きとした表情になる」と痛感。もっと多くの子どもが自然に親しめるようにと、八月に「ふぉれ
すとぶっく自然教室」を設立した。

 現在、計画しているのは▽小学三年から中学三年までの「自然教室」▽小学一年から中学三
年生と、その保護者らの「親子自然教室」▽県内各地に出かけるネイチャーツアーなど。

 この日の自然教室で、キゴ山周辺にどんな動物いるかを知り尽くしている森本さんは、モグ
ラ塚を探したり、リスのエサの食べ残しを見つけたりした。子どもたちは里山にいる身近な動物た
ちの生態を目の当たりにして、いずれも驚いた様子。

 「冬の森探検」として、植物の観察にも出かけると、子どもたちは寒さを吹き飛ばして盛んに木
の実を拾い集め、大自然の空気を満喫していた。

 「ふぉれすとぶっく自然教室」への問い合わせは事務局=電話0761(51)7662=へ。