早春、雪まだ多い倉ヶ岳周辺ネイチャースキーツアー

    2008年3月8日(土)、ネイチャースキーで倉ヶ岳周辺をトレッキングしてきました。山頂付近の積雪は約1mほど。
    動物の痕跡(足跡)も多く見られ、ニホンカモシカに2度も遭遇し、充実したツアー(単独)でした。

月橋より林道を車で上り、金沢(富樫方面)と、ししく方面の分岐点近くでホンドリスの足跡を発見。以前もこのあたりでリスを見かけました。近くにオニグルミの食痕がありました。 ニホンカモシカの足跡を発見。3月に入るとこのあたりに限らず、カモシカが活発に行動し始めるので特に多く見られるようになります。カモシカと遭遇する確立もグンとアップします。 子連れのニホンカモシカを発見。ちょうど倉ヶ岳山頂直下の岩場の下あたりにいました。歌を歌うときょとんとした様子で、いつまでもじっとこちらの様子を伺っていました。 スキーを担いで岩場を登りきろうとした時、もう一頭別のカモシカと遭遇しました。5mくらいの距離でも逃げようともしませんでした。それが幸いしてアップの写真を撮ることができラッキーでした。
倉ヶ岳の大池です。ふだんは満々と水をたたえている池も凍っていました。ここが池だと知らない人がきたら、間違ってここに足を踏み入れてしまいそうな錯覚に陥ります。 山頂での記念写真です。夏場は木々がじゃまをして見晴らしが悪いのですが、金沢方面や日本海、犀奥の山々がきれいにスッキリと見渡せました。 どこの里山でもよく見られる、オオバクロモジの葉芽と花芽です。クロモジはとてもよい香りのする木で、高級つまようじなどに使われます。まだ、蕾固しといったところです。 ノウサギが食べた、ヒメアオキの葉です。ノウサギといっても、ニホンノウサギでしょうか。トウホクノウサギでしょうか。標高から考えるとトウホクノウサギかもしれません。