積雪のある冬の時期は、野生動物たちの痕跡が雪上に残り、動物の痕跡から生態を知る最高の季節です。「アニマルトラッキング」とは、動物そのものを観察するのが
目的ではなく、動物たちの足跡、フン、食痕などといったフィールドサインから動物の行動や冬場の食べ物などの生態を知るアクティビティーです。
さて、この能美の里山にはいったいどんな野生動物たちが生息し、冬場でも活動しているのでしょうか。
ホンドダヌキの足跡(ひきずった跡が足形の後ろに残る) | ホンドギツネの足跡(2つ1組で直線的につくのは大きな特徴) | ホンドリスの足跡(下の小さい2つが前足、上の2つは後足) |
手前がホンドリス、後方がホンドギツネ | ニホンイノシシと血痕(手負いらしい?・猟犬の足跡があった) | ホンドギツネのフン(ウルシの種子と動物の毛が混ざる) |
ニホンカモシカの食痕(樹皮をむしり取ったようなあと) | ホンドギツネ特有の直線的な足跡(このあたりで目撃したことあり) | トウホクノウサギの足跡(戻り足・とめ足→天敵をまくための本能) |
トウホクノウサギの食痕(雪を掘り起こし、牧草を食べた跡) | ノウサギの足跡(左側が後足、右側が前足) | ノウサギのフン(休み場→木や草陰に多い。また脱糞しながら走る) |