去勢と癌

  ああぁあぁぁいやだいやだとうとう今日になってしまった。

  れいなが養女に来て4ヶ月位経った頃去勢されることになりました。
僕にはお嫁さんが中々見つからないし、前に知り合ったバーディが僕の子供ならカケテモ言いと云って生理になったバーディを家に連れてきたとき本性剥き出しにしてのっかかりますが上手くいきません、<<もう いいや>>とあきらめたんだけど、バーディがどうぞ どうぞと腰をむけてくるんだ。 でも もうあきらめたんだから顔を背けます。飼い主は一晩置いていきました。お母さんも「付き合いきれないから先に寝るね」と二階に上がっていきました。 僕も疲れたからベットに上がって寝てしまいました、気が付くと僕の足元にバーディも寝ていました。
  どうなったかその後知りたい! だめでした。  
  かっこ悪いからその後バーディと目を合わせられない僕です。
  それからの僕はいろんな雌犬に挑戦したけど一度失敗するとすぐにあきらめてしまうのです。
皆、下手くそと言います。僕よりも年下の子の方が上手く皆パパになっていきます。本当に僕って犬なのかなぁ!!ボール遊びにしたって走って取りに行く途中に他の犬が取りに来たらやめてしまう、
フリスピーを咥えていても他の犬が欲しそうに目の前に来ると放してしまう 相手が年下でも関係なく
 闘争心がないのか??ただの運動嫌いなのか???
  とうとう去勢される日になりました。子孫が残らない何ともいえない寂しさです。
 無事3日目に退院して来たのですが夕方おしっこをしに外へ ああすっきりして家に「あれ〜」とお母さん雪の上が真っ赤に血で染まっていました?すぐに病院に逆戻り(大人しくエリザベスカラーをしていたのに)縫い目からポタポタと5日間の延長、一番大きなゲージに横には芝犬の入っているゲージ上には猫の入っているゲージ、ゲージの生活は始めてなのでストレスが溜まってきます。看護婦さんも「しん君は外に出さないとウンチもおしっこもしてくれない」と!当たり前だよね 変なことを言うんだね!
 ああああぁぁぁとうとうニューハーフになってしまったことを考えている僕です!!
それから少しずつですがタマタマちゃんが小さくなっていきます。
 
 それから半月位してから又大変なことが!
  いつもの公園に行ったときです、ボーダーコリーのブラッキーのお母さんが僕を撫でていてくれてた時「しんちゃんの脇に何かしこりがあるよ」と言われて お母さんが撫でてみると親指大位のしこりがあり僕は又医者に連れられて行ったのです。
 見てもらうと「切って見ないと何とも言えないなぁ」と言われ又手術することになりました。
一ヶ月の間に二度も痛い目にあうなんて・・僕何も悪いことしていないのに・・・
  先生の説明は脂肪腫でその下に硬いしこりがありあまり良くない物で周りの組織も取ったので少しは安心して下さいと言われホットしました。
  3日間で退院することが出来ました。日にちが経っていくうちに傷跡が子供の頭くらいに腫れ上がりびっくりして又医者に??なんか腸液といって自然に体内に吸収されるのですが自分の力だけでは追いつかない程溜まってしまっているのでメスで切り絞ってもらいました(なんと!一リットルくらい)。
毎日通院するのは大変だろうからこちらで預かりますと言われ、僕は又前に入っていたゲージに戻っていきました。お母さんも医者に預けるので安心してかえって行きました。
  寂しいなあ でも 元気になって家に帰るんだもん。
  久しぶりの我が家、れいなが喜んで飛びついてきます。複帯は直ぐに外してしまうのでプリンのお母さんが絶対に取れない腹帯を作ってきてくれました。
 公園に久しぶりに顔を出すと、皆心配してました。有難う心配してくれて 皆が撫でてくれます。
涙が出るくらい嬉しかったよ(^v^) 僕と同じところにできていた次郎君は子供の頭くらいに大きくなり切ってもらったんだけど出血多量で亡くなってしまいました。
  「お母さん 早く見つけてくれて有難う」と僕は言います!?。

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