事故

  大事件が起こりました!公園の外に出てしまったのです。秋田犬の雌が通ったのです、僕は興味津々で後を追いかけてしまったのです。さあぁ大変とお母さんが血相を変えて後を追いかけてきます。僕は鬼ごっこかな!なぁんて悠長なことを思い道路を行ったり来たり、でも僕は公園の外に出てしまった事を思いだし叱られるからお母さんの側に戻る事が出来ないで居ました。そうこうしている内に減速してくれた車に僕の不注意のせいで足を轢かれてしまいました。痛い足を引きずってお母さんの前にひれ伏して「ごめんなさい」と謝りました!車の運転手さんも心配してくれましたがこちらが悪いのですみませんと謝って行って貰いました。足から血がいっぱい流れています。
  直ぐに医者に連れられて行きました。お腹とか腰とか打ってないか体全体のレントゲンを撮ってもらいました。(体がでかいので3回に分けて撮ったそうです)おかげさまで体には異常はなく足の裂傷だけですみました。17針縫い一晩の入院になりました。
  これまでは獣医の顔を見ただけでクルッと向きを変えお家に帰るんだとドアの前に行ってたんですが今回、助けてくれるのは先生しかいないんだと思い自分からあの高い診察台に上がったのです。
  一晩過ぎてお母さんが迎に来てくれました、家に帰るとお父さんも心配して帰ってきていました。足の痛いのも忘れて思いっきり甘えました。(*^.^*)
  グルグル巻きの包帯の上にサポートがしてありました、邪魔くさいので咥えてサポートを取り包帯を外しついでに糸まで5・6本抜いてしまいました。
  抜糸の日に医者に行くと「やっぱり抜いたか!しんぼうの事だからバンセンで縫ったのに」と言われてしまった。
  僕はそれまで車が大嫌いでした、だって気持ち悪くなるんです。小さいときから苦手でした。
お父さんを迎えに一週間に一度車で迎に行くのですが乗るのはいやだと足を広げるだけ広げて抵抗するのですがお母さんの抱く力に負けて観念して膝の上で大きな体を小さくしてよだれをいっぱいだして我慢をして乗っています。
でも医者に行く頃にはもう慣れて自分から乗るようになっていました。