れいなの生い立ち

私はミニチャアダックスのレッドと言う種類です。
 私は最初義姉2匹(フェレとプリン)のいる家に飼われました。
よくフェレの子供!と聞かれます、全然違うのに、フェレ姉さんはアイリッシュセターです。毛色は一緒だからかなぁ?
 飼い主さんのお仕事は美容師です、だから毎日違う人が来ます。お客さんの膝の上に抱かれて気持ちよく寝てしまいます。私って甘え上手かも???。

 ある日私に妹が出来ました、ロングチワワの音々と言います600グラムしかありません。 又々もう1匹妹が来ました、今度は私と同じ種類でブラックタンのクーです。毎日3匹で遊びます。先にいた姉達は年が離れているせいか「遊ぼ〜」と言っても相手にしてくれません。 でも仲が良かったんですよ。

 生後2ヶ月位に公園デビューを義姉に混ざってしました!。公園には沢山の犬がいました。(小さいながらも身を守る術は本能的に持っています) 皆私の事が珍しいのか匂いを嗅ぎに傍に来ます、私は仰向きになってお腹を見せます、すると皆私に何もしません。 そこにしんぼうと言う男の子(5歳も年上だから男の子と言うのは可笑しいけど)物凄く大きいんです、でも優しい顔をしているのでちっとも怖くはありませんでした。
 
 公園に行くたびにしんちゃんに会えます。見つけると一目散に飛んでいくようになりました。途中で邪魔をする犬がいますがお腹を見せて難を逃れながら辿り着いてしんちゃんのお口をペロペロ舐め回します。しんちゃんはというと、いやな顔をするけど怒りません。「お兄ちゃん、お兄ちゃん」というような感じで後を着いて回ります。
 しんちゃんのお母さんが「さあ しんぼう帰るよ」と言うと「私も一緒に帰る〜」と後を追掛けますが途中で飼い主さんに抱き抱えられてしまい一緒に帰ることが出来ません。
私はレンタル犬みたいにあっちこっち泊まりに行くようになっていました。よそのお家に泊まっても公園でしんちゃんを見つけると飛んで行ってしまいます。でもしんちゃんのお母さんは相手の人に悪く思って「こっちに来ちゃあダメダメ」と言います。 だって、しん兄ちゃん好きなんだもん(^v^)。


大変な出来事が起こりました!!

お店の前に猫が捨てられていました、それも2匹も、里親が見つかるまで同居することになったのです。なぜか私とは気が合いませんでした、里親がどうにか見つかりそれぞれに貰われて行きました。
 それからなんです音々が猫に見えてしまい音々を見つけると飛び掛るようになりました。
他の猫達とは上手く共存しているのに!!音々も私を見ると怯えてしまいます。
 公園でしんちゃん達と夢中で遊んでいる隙に飼い主の人は音々を隠すように車から降ろしてうんち、やおしっこ、をさせるけど直ぐに見つけて突進して行きます。「キャイン、キャイン」と悲鳴をあげて逃げ回ります。

   
 飼い主さんは悩みました!