春に寄す(ピアノソナタ第11番より / モーツァルト   
 桜前線の開花も4/16(土)がピークとなりました。桜は、咲いている姿も見事ですが、その散りぎわのいさぎ良さも好きです。花吹雪の中を通り抜ける時、もったいないなぁと思いつつ、その散る風情の美しさには勝るものはありません。長い冬を辛抱して、その季節の変り目に咲く桜の濃い魔力に、人の心は奪われてしまいます。
 桜の花を見ては、これほどまでに人々に愛されてきた花があるでしょうか。あっと言う間で2週間程の桜の季節かも知れませんが、その桜に心惹かれて風情を楽しむのも有り難いことです。
 旬のものが美味いと感じたり、美しい桜に見惚れたり、ふ〜〜それに温泉があれば最高ですね。これ、桜三昧とでも言いましょうか? それに気心の合う人との花見ならば言うことないが・・・♪風にそっと歌うよ Woo Yeah 愛は今も愛のままで・・でもこの季節に桜のトンネルの景観を創り出して、そこを通ることの憧れも楽しみでロマンチックなものなのです。確かに、あっという間の桜の季節なんですよね。この際欲張って、もっと桜を楽しもう!と、次は盛んに夜桜の宴に思いを巡らていた。
 夕方になり、ライトアップの夜桜見物も良いかなと心浮き立つのでした。早速、名勝兼六園に足を運んでみました。小松市内では「散り始め」との判断から、兼六園も同様かな?と思いきや、下の写真からも、まだ散り始めまで至らない「満開」の状況でした。4/17(日)はライトアップが最後の日となってしまいましたが、これからも、部分的なライトアップが見られます。皆さんには、美しい桜見物はしばらく続きますから、御家族や友人と是非出掛けてみましょう。

2011-04-16   
散り始め
満開   名勝兼六園