かっこう / Daquin
花菖蒲まつり 
 北陸地方の梅雨入りは、6/16と平年より4日遅くなりました。しかし、十分な雨降りが無く畑の生育が衰えています。ジャガイモは試し掘りで既に新ジャガで美味しく頂いておりますが、スイカの生育が伸びません。その中にあって、木場潟南園地では、湿度も十分。6月初めから花菖蒲まつりが開催されています。この梅雨の季節、1万5千本の花菖蒲もまた風情があって見応えがあります。紫色を中心とした花菖蒲は、落ち着きもあり、写真家が撮影する浴衣姿と花菖蒲は、一層梅雨の風情を引き立てます。皆さんも一度訪れては如何でしょうか。
 この木場潟も3年前のこと文部科学省は、カヌー競技で国の強化拠点に指定しており、世界ジュニア大会や、大学対抗戦など、国内外のトップアスリートがこの木場潟でトレーニングに励んでおります。また、県内唯一の自然のままの姿で残された湖であり、木場潟の優れた自然と接し、今や年間61万人が利用するようになりました。
 ここでは、水郷風景に調和するように田園的で素朴な公園が形成されており、いずれや石川県内からも、先だってには、「能登の里山里海」が「世界農業遺産」に登録されたように、木場潟も環境保全の取り組みに弾みが付くことに期待したいと思います。