7/23(土)、サタモニ登山隊は、白山の最高峰!御前峰(標高2,702m)を目指した。天気は晴。学校も夏休みとあって、たくさんの登山者があり、夏山本番でした!
 小松から白峰経由で別当出合に向かうが、この時期は、マイカー規制のため市ノ瀬〜別当出合間(7km約15分)は、シャトルバス(料金400円)に乗り換えが必要。結局は、小松5:30の出発から別当出合の登山口まで2時間近くを要した。
 やはり、夏山シーズンは、小学校高学年の子供さんも多く、年齢層の広がった登山者でいっぱいです。この日、室堂宿泊者700人、南竜山荘150人、ケビン50人、テント30張。どこも満員状態でした。
 この別当出合は、砂防新道と観光新道の分岐点にもなっている。ここで、コースの確認に入る。一泊自炊と言うことで、各人には食料を分配したので荷物が特別に重くなった。山男マサさんには総重量15kgにもなるところを運んでもらいました。登山コースは、まず南竜ケビンに夕食荷物を置いてから頂上を目指そうと言うことに決定して、砂防新道コースから南竜道を目指して、とにかくゆっくりゆっくり登る。 小学5年生でスキー選手でもあるこうだいくんは、疲れを見せず誰よりも元気一杯です。思わず一人走りの先導者にもなろうとした。やがて、前に見えなくなる。ダメダメ、見える範囲にしなさいと注意する程でした。
 所詮、初心者が居たこともあります。皆さんにはテニスとは違う筋肉が必要ですし、ザックの重さも考えた4時間程の持久力が続かなければいけません。ここは、やはり、足裏全体で登る山歩きトレーニングを積んで置くべきと、その必要性が認識されたと思います。あくまでも、個人個人には差がある訳で、テニスプレーヤーの皆さんならば、水と4時間程の山歩き道具があれば、いつでも登山に出発出来ると思います。
 何も、登山は登頂することだけが目標では無く、行き交う人とも笑顔で「おはようございます」、「こんにちはー」と、元気を頂く有り難さは、苦しい時こそ、どれだけ勇気付けられるか計り知れません。
 晴れの天候に恵まれ、どこも眺望は最高!神秘的な夕焼け!星の数は幾千万!満天星で巨大星座のように見える。何と言っても下界の蒸し暑さが無い。まさしく天国ですね。


【白山の高山植物とお池めぐり】


石川県の花「黒百合(クロユリ)」           今年は最高に群生しております。


ニッコウキスゲ                       シナノキンバイ


ハクサンフウロ                      ハクサンコザクラ


ハクサンシャクナゲ                    コバイケイソウ


クルマユリ                         ヨツバシオガマ


松の花                           イブキトラノオ


イワギキョウ                        紺屋ヶ池


翠ケ池                           南竜より望む夕日


【写真集】




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輝く夏の日に / スウェーデン行進曲

 夏山 白山登山
2011-07-23・24