タイスの瞑想曲 / マスネー   
郡上八幡おどり  
2011-08-13
 岐阜県郡上市八幡町の中央に位置する長良川沿いの小さな町で、郡上おどりは、400年にわたって歌い踊り続けられて来ています。観光客も地元の人も、ひとつの輪になって踊る楽しさがあります。郡上おどりは、「見るおどり」ではなく「踊るおどり」といわれる理由がここにありました。
 郡上おどりは、7月中旬〜9月上旬までの約30夜に渡って行われます。今年は、7月9日(土)から、土日が中心に始まり、8月は連日です。最後のおどり納めは、9月3日(土)まで続きます。特に盂蘭盆の8月13日から16日の4日間は、夜の明ける4時頃まで徹夜おどりとして続きます。
 この13日は、小松から高速道に乗り、小矢部JCTから東海北陸道の郡上まで180km、2時間半程で到着する。現地のどこの駐車場でも一律1000円の駐車料を払う。
 踊り会場の中心となる新町交差点では、7時30分から踊りの囃子が始まっていた。その間にそば屋で夕飯を済ませ、8時頃に会場に戻ると、本町、橋本町へと長い副列の踊りが始まっていた。地元の浴衣姿の踊りに混じって、殆んどの観光客までもが踊り出している。その十字路の折り返し点もどんどん道路の奥まで伸びている。一見、なんじゃこりゃーになりますね!もう一時間も過ぎると、その4ヶ所の折り返し点が見える訳も無く、屋台の遠い遠い地点まで伸びている。もう道幅いっぱい10列にもなるほどに、殆んどの人が踊っている状態です。まさしく「踊るおどり」とはこのことでした。