北陸地方の梅雨入りは、平年で6/12とされています。昨年は6/18でしたから、まだ1、2週間は晴れの日が続くでしょう。しかし、十分な雨降りが無く畑の生育が衰えています。ジャガイモは試し掘りで既に新ジャガで美味しく頂いておりますが、スイカの生育が伸びません。
その中にあって、木場潟南園地では、湿度も十分。6月1日〜6月17日花菖蒲まつりが開催されています。これからの梅雨の季節、1万5千本の花菖蒲もまた風情があって楽しみです。すでに、のカキツバタは、そのすべてが終わりました。これからは、紫色を中心とした花菖蒲の見頃となり、菖蒲園全体に落ち着きが戻り、写真家が撮影する浴衣姿と花菖蒲は、一層梅雨の風情を引き立ててくれます。皆さんも一度訪れては如何でしょうか。
この木場潟も、今年は8/4〜8/7に高校総体のカヌー競技が開催されます。もちろん、このカヌー競技では国の強化拠点に指定しており、世界ジュニア大会や、大学対抗戦など、国内外のトップアスリートがこの木場潟でトレーニングに励んでおります。
また、県内唯一の自然のままの姿で残された湖であり、木場潟の優れた自然と接し、今や年間61万人が利用するようになりました。
ここでは、水郷風景に調和するように田園的で素朴な公園が形成されており、いずれや石川県内からも、「能登の里山里海」に続く「世界農業遺産」に登録されますように、さらに魅力ある木場潟へと、環境保全の取り組みに期待したいと思います。
♪かっこう / Daquin