アルプス一万尺 / アメリカ民謡
正月はどうしても暴飲暴食が続きます。さらに、天候の悪さから運動不足になり易く、体重計に乗るのが怖い。一番感じるのがお腹回りのタブタブです。この時期に油断するとヤバイと思った瞬間、初山歩きが顔をよぎった。天候も幸い晴れのち曇りと、とにかく、一番手頃な鞍掛山へと初山歩きに向った。午後1時半に出発。15分程で滝が原町の登山口に着いた。途中、那谷町を通る所から積雪10〜20cmと徐々に深くなったが、駐車場には車が6台あり、午前中からもかなり車を止めた様子が残っていた。しばらく登り続けてみると、幸いにも登山者の雪足跡がはっきりしていて安心した。雪質も柔らかで溶け出している。足底を平坦にして登り続けるならば、まったく滑りも無い。一部、ロープにも頼りながら滑りには細心の注意が必要であった。舟見平を過ぎる頃から、汗も滲むようになり、冷え込む汗とのマッチングが心地良い。頂上に近い頃には積雪も両手合わせた以上に50cmにもなろうか。それでも、山歩きには何んの支障も無かった。頂上477.7mと低山ではあるが、360°眺めが良い。こまつドームや木場潟がはっきりと見える。遠くには小松市で一番に高い大日山が新雪深く見える。今年もこの山々にお世話になる御礼を伝えつつ、白山に向っても軽く会釈する。下山は、登りと同じ西の谷コースを選択。ほとんど走り出すスピードで駆け下りた。雪道もかかと立てで滑りを防ぎながら、結構スキー気分の横滑りを取り入れながらも楽しめるものである。今回は、夏山の一歩ずつよりも、より短時間で下山することが出来ました。



登り口から最初の分岐点では真っ直ぐに進む。西の谷登山道入り口より左に進み、徐々に階段がキツクなります。



15分ほど急坂が続き、第一休憩所の舟見平に到着。前方に鞍掛山が見えてくる。加賀市内の街並みも開けてくる。
登山コース! 西の谷登山道→舟見平→鞍掛山頂上
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