雪山賛歌 / アメリカ民謡
山歩きの報告(鞍掛山)
2013-02-02(土)
 この2月にて、珍しく気温14℃と4月初旬を感じさせる穏やかな日となり、午前中は3時間程のテニスでたっぷり汗かきした勢いもあってか、午後2時からは、思わず鞍掛山へと足が向いてしまいました。もちろん、今年の初山歩きも済ませており、雪道も慣れたものと簡単な装備でした。
 この日、鞍掛山は、中腹からの雪道であり、一番に簡単な長靴で裏ピン付きが安心出来るのです。それに手袋で完了です。
 滝ヶ原の駐車場に向うと、僅かに氷の凸凹が見られる程度でした。車から降りると足底がツルツルと滑り出す。15:00西の谷コースから登り始める。頂上に向うと、あと700mの地点から積雪が増す。やはり、雪道はスピードも上がらず、また、写真撮影をしながら、頂上まで1時間を要しました。
 山登りの道中は、かなり急斜面が多く息も荒くなりますが、頂上に着いた満足感からは、心地良くなり天にも登ったような気分になるのです。頂上477.7mと低山ではあるが、簡単な山歩きコースとしては最適です。正しく手頃なこの山にはいつも元気を頂いており、また新しい山の企画が湧いて来るのです。
 下りコースは、中ノ谷仙人滝へと回りました。避難小屋から下に向かうと、いきなり前途を阻むように雪深い道でした。雪道は、特に下りが難しくなります。慎重に足元を確認しながら傾斜面にあっては足裏を水平にし、かかとにて滑りを防ぎます。幸い雪質が緩んでいたこともあり安定した下山となりました。
 
ゴーゴーと豊富な水が滝から落ちている音が聞こえてくる。行者岩の下から、益々滝の音が響いてくる。急いで降りると、夏には枯水にもなることのある仙人滝は、さすが、雪も緩んだ頃となると滝の水量が増して激しい勢いでした。
 この鞍掛山の魅力は、夏でも冬でも圧倒的に多い川の水量の豊富さです。川の水と森林浴で癒されることからも、下山からは疲れが感じなくなり、新たな活力が湧いて来るのは不思議です。上り下りの合計タイムは2時間でした。