木場潟環境整備促進期成同盟会岡田会長挨拶
・木場潟は、健康、環境、家族の憩いの場でもあり、益々利用が広がって来ている。
・木場潟公園には、年間50万人を超える利用客と業者50万人を合計すると100万人の利用者があります。
・2年後の3月には北陸新幹線が金沢まで開通しますが、その5月には、木場潟公園にて第66回全国植樹祭が開催されます。
・式典会場には天皇皇后両陛下の御臨席のもと、県内外から1万人を超える参加者が見込まれます。

来賓祝辞 小松市和田市長
木場潟は、四季折々に変化する緑や水は市民に美しく豊かな生活と憩いの場を提供してくれます。
・2月24日には、小松市と金沢大学連携協定1周年記念シンポジウムが開催されます。地域の課題解決に向け皆様に報告します。
・2年後の全国植樹祭に向けて、全国から世界からきれいな木場潟に沢山の人が集まり、喜んで頂けるようにしたい。

来賓祝辞 市議会宮川副議長
・木場潟は、石川県唯一、自然のまま残された小松市の財産です。
これまで、地道な環境改善活動を行ってこられましたが、さらに何とかきれいな木場潟に再生出来ないものか施策への取り組みに期待が高まって来ております。

来賓祝辞 県議会福村議員
・木場潟は、湿地帯であり中西知事の時代から何とか土を入れ替えてみんなで環境を守り、努力して来ました。
・2年後の全国植樹祭には、小松を目的に両陛下が来られますが、3月北陸新幹線開業、5月全国植樹祭と、木場潟は小松の財産として、これからは予算取りが大切です。
・全国の人にきれいな景観の木場潟を見てもらうチャンスでもあり、さらに環境浄化、水質浄化に向けて取り組んで行きたい。



木場潟環境整備促進期成同盟会会長表彰
・団体表彰:コマツ粟津工場、小松市立今江小学校
・個人表彰:坂 起義 様



環境学習発表:小松市立木場小学校 4年生のみなさん
  『みんなの木場潟~わたしたちにできること~』
・きれいな木場潟への取り組みから、木場潟の水の調査として、事前に木場小学校内にてビオトープから始めた。今や希少な「ミズオオバコ」の水性植物の発見では、みんなの育ててきた成果として感動した。
・木場潟公園には、子ども達が画いたポスターを貼ることにした。
・「ポイ捨てをやめよう」、「ゴミは持ち帰ろう」、とても注意深くなるポスターに仕上がっていました。


●環境学習発表:小松市立蓮代寺小学校 4年生のみなさん
 『調べよう「水によせる思い」~蓮代寺「がめつき音頭」木場潟の環境~』
・古くから蓮代寺町に伝わる「がめつき音頭」に合わせて、木場潟の周りの土手突きのがめつき作業を再現したもので、町の人々の力で泥と汗まみれの作業が続けられることに感銘を受けました。しかも、大きな声と力強い発表が出来たことは、大人の目からも、木場潟再生の大きな願いとして頼もしく感じ取れました。
・この「がめつき音頭」も笛や太鼓が調子良く響いていました。



●研究発表:金沢大学 環日本海域環境研究センター
      長尾 誠也 教授、河野 百合子氏
    『木場潟のCOD環境基準値超過の原因解明』
・木場潟の水質環境の変遷として、1985~2009年のデータから、COD(化学的酸素要求量)は、TーN(全窒素)の濃度変化は同調していることが判明した。
・全般的に環境基準値は改善されている方向にある。
・金沢大学と小松市との連携から共同調査が実施されて来た。
・木場潟の水質・底質調査では、下水道の普及率の上昇からCODも減少への期待も限界が見られる。
・湖底堆積物の調査として、表層堆積物では、有機物の含有量が流入部は少なく、湖中央部が一番多い。琵琶湖に比較して木場潟は陸上植物が寄与している影響が大きい。
・柱状堆積物では、1959~1985年に掛けて、堆積速度が3倍に増加している。周辺環境の変化として、湖底泥の汲み上げが行われなくなって、周辺施設の整備や川の改修工事による環境の悪化が見られる。陸上植物の寄与が減少し、植物プランクトンの寄与が増加している。
・有機物の含有量は、流入部が低く、湖中央が高い。
・有機物の供給は、陸上植物の寄与が大きい。
・このような堆積環境の変化は、COD上昇に関連がある。


コッペリアのワルツ / ドリーブ

雨水も過ぎ、春の気配をどことなく感ずる時期にあって、こまつドームでは子供達の息吹が感じられました。

平成23年2月17日(日)
午後1時30分~3時40分
 
こまつドーム集会室

主催:木場潟環境整備促進期成同盟会
共済:小松市

金沢大学の発表   




表彰:コマツ粟津工場
岡田環境期成同盟会長
宮川市議会副議長挨拶   
団体表彰者
和田小松市長の挨拶
福村県議の挨拶
蓮代寺小学校の発表   
木場小学校の発表   
木場潟環境フォーラムに参加して
●プログラム
開会挨拶:木場潟環境整備促進期成同盟会会長 
来賓
挨拶:小松市長,市議会副議長,県議 
表彰式:コマツ粟津、今江小学校、坂起義様
木場潟環境学習発表:
・木場小学校 4年生
『みんなの木場潟~わたしたちにできること』 
・蓮代寺小学校 4年生
『調べよう水によせる思い~がめつき音頭』 
●研究発表
◎講師:金沢大学
 環日本海域環境
 研究センター
  長尾誠也教授
  河野百合子氏
◎発表内容
木場潟のCOD環境基
準値超過の原因解明
●水質浄化●自然の恵み●環境教育
水郷公園『木場潟』は、地域の貴重な財産として、きれいな水を取り戻すための再生改善に取り組まれています。石川県の湖の中でも一番に豊かな自然に恵まれた環境にあって、地域の人々の情操教育の場としても、この水と緑のふれあいパークを大切に育てて行きましょう。
表彰:今江小学校

♪♪♪子供たちの環境学習の発表から元気を頂きました。♪♪♪

団体・個人表彰者
表彰:坂 起義様代理
来賓の方々の紹介