輝く夏の日に / スウェーデン行進曲
2013-08-15~17
唐松岳-五龍岳 縦走
唐松岳(2696m)・五龍岳(2814m)

1日目:八方尾根ゴンドラ~八方池~下の樺~上の樺~丸山~唐松岳~牛首岩稜~大黒岳~五竜山荘(泊)
2日目:五竜山荘~五龍岳~白岳~西遠見山~大遠見山~小遠見山~地蔵の頭~アルプス平




 8/15、お盆の夜は親戚集合にて居酒屋にて御馳走を頂く。その帰宅からは、早速ザックを担いで、午後10時には山行に出発しておりました。北陸道北上にて糸魚川から白馬に向かう。午前2時には、道の駅小谷にて仮眠を取る。
 8/16、白馬ロッジの駐車場にて八方尾根ゴンドラ始発6:30に乗る。さらにリフト2台乗り継ぎで第1ケルンから緩やかな長い道を歩き第2ケルンを過ぎる。やがて、八方池はすぐそこだ。 八方池からは暫く緩やかな尾根道を歩くが、下の樺の樹林帯を抜けると急登となり、再び緩やかな道になる。ジグザグの登りを過ぎると上の樺だ。


上の樺に登りきると冷たい風が流れる雪渓に到着する。ここから丸山まで、緩やかな上りで、それ程にも負担の掛からないゆったりとした気分で登る。
目前の丸山ケルンを通過し、尾根の南斜面を進むとやがて岩尾根となり2箇所の鎖場を通過、幾つかの沢を横断すると唐松岳頂上山荘に到着する。
 この山荘前に荷物を置いて唐松岳頂上に向かう。傾斜面にはコマクサの淡いピンクの花で疲れた体も癒される。唐松岳頂上では、頂上から剣岳や立山方面の眺望を堪能し元の山荘まで戻る。


 30分間は昼食を摂り、いよいよ五竜山荘へと向かう。 唐松山荘を出発するとすぐに牛首岩稜となるが、ここは鎖場が6ヶ所と多く、また落石の危険性が高いので慎重に進む。長い下りを終えピークを通過、 樹林帯の急登を登ると大黒岳頂上付近だ。



ここから一旦下り、東側が切れ落ちた尾根道で迫力がある。湿地帯を通過すると再び森林に突入する。あとは緩やかな尾根道を進み、遠見尾根との分岐から、予想以上に長い尾根道から突然に大迫力の五龍岳と五竜山荘が飛び込む。
(1日目歩行時間:約8時間)




 五竜山荘は、一泊二食9,000円。幸い1部屋最大16人泊りのところ、この日は6名と広々と休むことが出来た。水は、1ℓで100円。二日目用として確保する。
 夕食のカレーライスは、最高に美味しかった。もちろん!お代わりを頂いた。



 8/17、2日目朝一番で五竜岳を往復する。五竜山荘を出るとすぐにザレの急登となり、岩混じりの道を登ると頭から伸びる尾根と頭から伸びる尾根を乗越す。 ここからは鎖に導かれ待望の五竜岳頂上に到着する。
 下りは往路を慎重に戻り、朝食もお代わりでスタミナを補充する。



 五竜山荘から遠見尾根を下りる。 山荘から遠見尾根の分岐点までは一旦登り、ここから下りとなる。ザレの鎖場を下り遠見のギャップに下る。西遠見山への登り返しが待っている。 結構な急登なので慎重に行動する。西遠見山からは暫く緩やかな道を進む。しかし遠見尾根はアップダウンの多い尾根で、なかなか前に進まない。大遠見山を越えると樹林帯に入り、 中遠見山から小遠見山までは小走りも効く。
 リフト口からアルプス平まで、高山植物が綺麗に整備されており、植物鑑賞コースとして、緩やかな下り坂が続く。
(2日目歩行時間:約7時間)