富士写ヶ岳シャクナゲ会 標高941.9m

           

 5月連休も中盤となった日、富士写ヶ岳登山は、晴れたり曇ったりにて快適な天候に恵まれ最高の登山日和でした。
 一番に心配していた石楠花(シャクナゲ)の開花は、大内コースの8合目辺りからは、例年にも増して見事に咲き乱れておりました。思わずカメラのシャッターを押し続け、感動に浸ってしまいました。この季節、他の山へ行ってもシャクナゲの群生は見られません。北陸地方でも最大のシャクナゲ群となっており、関西方面からの登山者も多いことで有名です。
 この富士写ヶ岳南面の大内コースは、明るく見晴らしが良く、高原での見渡す景色やウグイスの声にホッとして、疲れを忘れてしまいます。さらに、シャクナゲ群の薄いピンクから濃い紅色には、辺り一面の豪華絢爛な舞台が演出されていました。今年もシャクナゲ満開の日に登頂出来たことでは、大満足出来ました。来年もまた、この季節もシャクナゲ会を企画したく、沢山の人に御案内したいと思います。

 登山の10時から下山の午後3時頃まで、むしろ、心地良い風が舞い、天をも味方してくれて有難いことばかりでした。ただ、大型連休中の企画となり、今回も参加できなかった方には、この写真にて観賞願います。薄いピンクから濃いピンクまで、現地で体感しないことには、この感動は言葉では上手く伝えられません。これから、シャクナゲの群生を観賞するピークは過ぎて行きますが、まだまだ続くシャクナゲ観賞は、時間を作って是非この富士写ヶ岳の登頂に挑戦してみてください。

登山コース! 石川・福井県境大内登山口→富士写ヶ岳頂上
→大内登山口

<富士写ヶ岳写真集より>

   ムラサキヤシオ         アオイスミレ           ツルシキミ           ユキツバキ

   イカリソウ           オオカメノキ             ツクバネソウ          タムシバ
















          
春に寄す(ピアノソナタ第11番より) / モーツァルト   
2014-05-04