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つくばマラソン大会の部屋



つくばマラソン大会参加は2000年４月に長男が、筑波大学に入学した記念と私の初マラソンの大会に選びました。
長男が筑波大学在学中は必ず参加、そして必ず『サブ３』と自分で決めました‥
カミサンと長男の顔を見に行く為の理由にもなりました。

第20回大会　　第21回大会 　　第22回大会　　第24回大会　　第25回大会　　第29回大会

第２０回つくばマラソン大会

２０００年１１月２６日、第２０回つくばマラソン大会で初めてフルマラソンに挑戦、２時間５７分２８秒で完走。
３５ｋｍまで大先輩、星野芳美さんのアドバイスに従い、順調そのもの、しかしラスト５ｋｍから、
味わったことの無い地獄と泣きを見る。
３５ｋｍ以降は足が止まって地獄に落ちたので怖くてトラックに入るまで時計を見たくなかった.
自分のまわりで、自分と同じく　サブ３を目指すランナーがゴールまであと２，３ｋｍで，力尽きてうずくまっていく光景は,
次は自分かと想像すると不気味だった。
あとは星野さんのアドバイスの言葉”なにをしてきたかではなく、なにを乗り越えてきたかで決まる”この言葉を信じてゴールまで力走。
ゴールで待つ息子にイイカッコしようと辛くて泣きながらゴールイン。
その後、5ヶ月程２度とマラソンを走ろうとは思わなかった。
しかし今年も１１月２５日に再度サブ３を目指して仲間と”つくばマラソン”に挑戦します。

結果
　　　米沢　直哉（47才）　　257位　　　２°　５７’２８”　
　　　公式コース、公認レース（進藤の調べ）　
　　　初マラソンで　サブ3達成
　　　　　　　　

レース経過・通過タイム

　　※３５ｋｍ-ゴールまで　　　平均　４’２９”/ｋｍ


仲間のタイム

　　渡辺　寛和　　56位　　２°　４１’０９”（自己新）
　　　　　　ラスト3Ｋmは沈没しておとうさんよりペースダウン
　　　　　　通称カッ飛びのナベチャン、別名　…?
　　　　　　12日に揖斐川に出たが途中で沈没????

　　進藤　康洋　　98位　　２°　４６’０４”(自己新）
　　　　　　11月に3回フルマラソンを走り全てサブ３達成、信じられん
　　　　　　12日ー揖斐川、23日ー福知山、26日ーつくば、とこなす。
　　　　　　11月は他に、県駅伝、手取川一周駅伝、松任ハーフとハード???
　　　　　　進藤はここで公認を得て別大マラソンに参加


横浜で祝宴会

つくばマラソンには寺井クラブの仲間、進藤（23才）渡辺(28才）と参加
マラソン終了後、仲間とおにいさんのアパートでシャワーをして車で一路横浜へ（おかあさんの出身地）向かう。
進藤（23才）が運転、私は後部座席で死んでいた。若い人は凄いゴールして1時間半程で直ぐ動ける…?
3人全員が自己新記録でその夜は横浜の関内駅近くのバイキングで大祝宴会。

第２１回つくばマラソン大会

　　　　２００１年１１月２５日（日）、つくば市筑波大学陸上競技場を発着点とする日本陸連公認コースで開催
　　　　スタートａｍ１０：３０，天候は快晴、気温１１．３度、西の風２．０ｍ
　　　　参加者８，６２５人（完走者７，７２６人ー１０ｋｍの部含む）　　　

　　　　今年の言葉　『絶対あきらめない』　星野さんから頂いたおまじない

　　結果
　　　米沢　直哉（４8才）　　２２０位　　　２°５５’３２”　自己新　(ネット　２°５５’２９”）
　　　
　　仲間のタイム
　　　渡辺　寛和　　　　　　　　３９位　　 　２°　３８’５５”
　　　長田　敏宏　　　　　　　　９９位　　　 ２°　４６’４３”
　　　進藤　康洋　　　　　　　　９８位　　 　２°　５２’１６”
　　　　　　11月に3回フルマラソンを走り全てサブ３達成、信じられん
　　　　　　１１日ー揖斐川、23日ー福知山、25日ーつくば、とこなす。
　　

　　レース経過・通過タイム･ラップ

　　　　朝　5：30起床、ウインドフレーカを着こんで筑波大学構内を散歩、何回来ても落ち着く雰囲気だ……！
　　　　（さすが息子が選んだ大学）
　　　　２１日から痛みが続く膝の為、４日間完全休養したのに、昨夕大学の陸上競技場で１０分ほどのジョックのあと激痛が走る
　　　　（大会数日前に腸徑靭帯炎で末広体育館で膝に痛みがはしった）
　　　　昨夜は棄権しようか迷って寝つかれなかった。
　　　　結論、スタートして痛みがでて激痛がはしり我慢できなくなった時点で棄権することにした
　　　　レースで初めてリタイヤ覚悟でのスタート…！！　　　

　　　　大会の数日前にきた星野さんの書込み『東京では絶対あきらめないで飛ばした』そして自己新…！とあり

　　　　レース経過
　　　　私も絶対あきらめないとスタート、止める時は激痛が走るとき……！！　
　　　　１０ｋｍ付近から痛みだし、歯を食いしばって我慢……！！痛いけどまだ走れる
　　　　２０ｋｍ過ぎた頃から、昔ロシアの選手がゼッケンの安全ピンを太股に突き刺してケイレンを解除したのを思い出し
　　　　我慢出来なくなると、爪で太股を力いっぱいつねって痛みを散らした。これはかなり効果があった
　　　　その後は爪で太股を力いっぱいつねって痛みをチラシながら力走
　　　　調子は良い、ただひたすら痛いだけ………？？？？
　　　　もし痛みが無ければ最高のコンディションでのレースのはず　…！！口惜しいがこれも実力のうち…。

　　　　３０km過ぎから体もおかしくなり、先を走る仲間たちとゴールで待つ息子の顔をうかべながら鈍走
　　　　しかし次第に気持ちはあるのだが足から力が抜けていくのがわかった
　　　　『充分走りこんだはず…！痛みさえ我慢すれば完走可能と走りながらつぶやいていた』
　　　　最後５ｋｍは痛みも忘れてひたすらジョツクペースでゴールを目指す　どんどんペースがおちる
　　　　（ヨルの横浜での仲間との宴会がちらつく、自分だけババはひきたくない……？？）
　　　　しかし痛みをこらえての３０ｋｍは長い…　何回も止まる間際まで気持ちが沈み‥スピードも落ちる‥！
　　　　やっと大学構内に帰って来たときはサブ３は確信したが、力が入らずズルズルと足を引きずって走るだけ
　　　　　ゴールと同時に激痛がはしり立ち上がれなくなった　　痛くそして長い３時間だった……！！
　　　　　
　　　　2時間55分32秒,自己新でゴール（昨年2時間57分28秒）
　　　　ゴールの瞬間に気持ちが切れて左足に激痛が走り沈没して動けなくなった
　　　　進藤がすぐに助けてくれた『ありがとう』
　　　　先にゴールしていた、なベちゃんと長田君は年寄り（私）が前を足を引きずり通過したのを見逃がした…冷たい…？
　　　　ゴール後、左足を引きずり息子に記録の入った完走証を見せると昨年と同じく黙って笑っていた
　　　　この顔を見るために、1年間頑張っているのかな………？？？　
　　　　しかし、息子の受験の時の努力に比べればまだまだ負ける

　　　　左足当分つかえなくしてしまった……………？？？？？？
　　　　星野さんの東京でのラスト２ｋｍに比べたらまだ我慢が不足……！！

　　　　ゴール後息子のアパートでシャワーを浴び、宴会場の横浜へ向かう
　　　　（運転手の長田君は首都高速をぶっ飛ばす　　みんな若い……！！）
　　　　今年も全員、好記録で良かった
　　　　　　

　　　　昨年同様、当分はマラソンはしたくないとゴール後思った
　　　　中一日でマラソンを走る進藤の気持ちがわからなくなる　……？？？

　　　　そして、昨年同様　充分練習したと言う自信が結果を生んだと思う
　　　　そしてゴールで待つ息子と時計を睨んで私の帰りを待つ仲間がいるから頑張れる……！！！


　　　　おそらく　来年も同じ事をするだろう

　　　　



第２２回つくばマラソン大会　　　

　２００２年１１月２４日（日）、つくば市筑波大学陸上競技場を発着点とする日本陸連公認コースで開催
　　　　スタートａｍ１０：３０，天候は曇り　台風の接近で風の強いコース多々あり　　

　　　　今年の言葉　『レースを楽しもう　』　＆　GO‥GO‥GO ー！！

　　結果
　　　米沢　直哉（４９才）　　１６９位　　　２°５３’１４”　自己新　(ネット　２°５３’１１”）
　　　
　　仲間のタイム（寺井クラブ）
　　　長田　敏宏　　　　　　　　６７位　　　 ２°　４４’５９”
　　　渡辺　寛和　　　　　　　　７６位　　 　２°　４５’５３”
　　　進藤　康洋　　　　　　　１１４位　　 　２°　４９’２９”
　　　　　盛下　久和　　　　　　　１４５位　　　　２°　５２’０８”　
　　　　秋山　　洋　　　　　　 ３４１８位　　　　 ４°　２１’０３”
　　　北野　　勉　　　　　　 ３４６０位　　　　 ４°　２２’０３”
　　

　　レース経過・通過タイム･ラップ

　　　　朝　6：00起床、ウインドフレーカを着こんで毎年の日課・筑波大学構内を散歩、何回来ても落ち着く雰囲気だ……！
　　　　今年は体育群にも足をのばす改めて大学の大きさを実感する‥！！
　　　　今年は寺井クラブの仲間が７人（内１人は入会予定）参加で盛り上がる‥！
　　　　カミサンと息子の顔を見る為のマラソン旅行が‥？？？
　　　　いつの間にか寺井クラブのマラソンツアーになってしまった！！　新しい仲間も増えた‥！！
　　　　朝の天気予報では台風接近で午後から天候が悪化とのニュース‥？？　前日某大会で２名死亡のニュース‥？？
　　　　朝食は‥１．５倍おにぎり１ヶ・普通サイズもち米おにぎり１ヶ・大きなアンパン１ヶ・お茶‥で腹一杯食べた‥？？
　　　　8：30　当日到着の北野さんを迎えついでに‥皆で受付を済ます‥！！
　　　　荷物の置き場と・レース後のシャワーのため１部屋延長予約して‥スタート地点へ向かう
　　　　息子とカミサンがスター直前に皆の上着を集め今年もサポートする‥！！


　　　　レース経過
　　　　10：30　スタート‥目標は５０分カット＝楽しむレース‥昨年まで２回は初と故障で『サブ３』狙いの緊張レース‥！
　　　　今年の設定は最初からイケ・イケ・レースで30ｋｍを１゜５８’台通過が目標‥あとは自分との我慢比べと言う設定‥！！
　　　　０−５ｋｍ‥朝食の食べすぎか‥体が重く辛い・おまけにわき腹が‥？？　チトきつい‥！！
　　　　１０km過ぎれば楽になるはず‥！！　19’36”で通過‥予定どうり‥！
　　　　５kmの１回目の給水‥エネルゲンこぼして早くもユニホームズブ濡れ‥？？
　　　　大学構内から‥学園東通りへ出る‥つくば特有の長い直線コースがはじまる‥！！
　　　　コースが狭く前後の選手にはさまれてに自分のペースにはまれない‥！右左と走路を変えながら走る‥！
　　　　5−10ｋｍ（19’48”）‥タイムが落ちた‥集団から抜けて少しペースアップ‥少し腹が軽くなったような‥？？
　　　　10−15（19’35”）ｋｍ‥完全にペースにはまった‥周囲は気にせずマイペースに切り替える‥
　　　　周囲の混雑も無くなった‥！　　皆‥どの辺を走っているのかな‥？
　　　　15−20ｋｍ（19’33”）‥良いペース‥昨年は膝の痛みをこらえて冷や汗流した時間帯‥？？　イケ・イケ・GO・GO‥！！
　　　　ハーフ通過‥よしよし‥いけるかも‥！！　２週間前の高岡のハーフよりも良いタイムで通過‥？？
　　　　20-25ｋｍ（19’40”）‥腿が重くなる‥？？少し早い・・30km過ぎまで待ってくれ‥高岡の極悪コースの後遺症か‥？？
　　　　これから上りがはじまるのに‥？？　もう少しあとにして欲しい‥！！
　　　　25-30ｋｍ（20’28”）‥ながい・ながい上り坂‥キツイ〜！！　
　　　　踏ん張って頑張る‥高岡よりは10倍楽な上りと言い聞かせる‥！！
　　　　何とか最小の落ち込みでクリアで難関突破‥いける‥いけると‥腕をふり‥頑張る‥？？
　　　　30-35ｋｍ（21’28”）‥？？　コースは平坦なのに後ろから次々と抜かれる＝ペースが落ちている‥！やばい‥！！
　　　　35ｋｍ通過‥まだ何とかなるタイム‥！！しかし給水場でのコップが取れなくなる‥？？？
　　　　手元が狂い‥テーブルのコップをとれず３〜4個なぎ倒すこと数回‥？？　
　　　　一気に撃沈・沈没のパターンに突入‥‥‥あとは地獄（我慢）と天国（リタイヤ）の自分との闘い‥‥？？
　　　　ラスト３ｋｍ‥昨年と同じ女子選手（女子1位）の追いつかれ‥ぶっちぎられる（３ｋｍで3分）‥？？？
　　　　大学構内に帰り‥ひたすら体を引きづりゴールを目指す‥なんで動かんこの体と‥思いながら‥？？
　　　　トラックに入ると長田・渡辺・進藤が応援‥しかしスピード上がらず‥！
　　　　自己新・３年連続『サブ３』でゴール‥？？‥‥‥‥来年に向けて課題が１杯！！
　　　　ゴールで待つ真丘‥笑いながら‥自己新かと一言‥キツイなこいつの言葉は‥！！
　　　　来年も自己新狙いか！！
　　　　
　　　　？‥来年もまた同じ事をするだろう
　　
　　　　
　　　　ゴール後ホテルでシャーを浴び‥16：00ホテル出発‥私・北野・秋山・進藤・渡辺の５人で横浜へ‥‥！
　　　　秋山さんは親戚へ‥４人でいつもの和風バイキングで大宴会で盛り上がる
　　　　宴会後‥北野さんは東京のホテルへ‥
　　　　
　　　　翌12/25‥山下公園で‥恒例のカモメの餌やり大会‥！
　　　　9：00ホテル発‥東名高速飛ばして‥箱根の芦ノ湖へ箱根駅伝のゴール・スタート地点見物
　　　　３人で記念写真‥お土産（草餅）買って‥ラーメン食って‥一路石川へ‥19：00帰宅する
　　　　楽しい２泊３日でした

第２４回つくばマラソン大会

　　　米澤　直哉（51才）

　　　　２００４年１１月２８日　晴れ

　　　　今年の言葉『一か八か　行けるとこまで行け〜』

　　　　初めての沈没レースでした。
　　　　マラソン練習しないで、走った結果がはっきり出ました。



　　　　8：30　真丘が宇都宮よりホテルに迎えに来た（前日につくばの友人宅に居たようだ）‥！！
　　　　ホンダのフイットで寺井クラブの仲間の常宿『トレモントホテル』へ移動‥！！
　　　　
　　　　『第24回つくばマラソン』ゼッケン843‥10分のジョック＆ストレッチで体をタップリほぐす‥！
　　　　いつもフルマラソンは最初の5ｋｍがアップなので‥スタート前はストレッチ中心‥！！
　　　　10：30スタート‥　前列より3列目に位置取り‥構える（いつの間にか前にいる）！！
　　　　スタート直後‥抜かれ放題‥相当抑えて入ったつもりが‥1ｋｍ通過3’50”‥早いな？？
　　　　スピードを落とそうとしたが‥集団の流れに乗ってるのでなかなか落とせない‥？？
　　　　過去3年間‥ラスト2〜3ｋｍで負けてる‥女子選手が横を通る（2゜47”台で優勝）！！
　　　　いつもは振り切って前に行くのだが‥今年は後ろにつく‥19’39”/5ｋｍ‥！！
　　　　一昨年は19'台通過で息切れしてたのに？？好調なのか余裕で走ってる‥？？
　　　　内心自己新狙う私には最高のペースメーカ‥行けるとこまでいけ〜　後は我慢比べ‥！！
　　　　悪い癖がでた‥25ｋｍ過ぎから女子選手はペースアップ‥私は両太股が重くなる‥！！
　　　　30ｋｍ通過‥2゜00’14”タイムは予定どうり‥しかし徐々に足が止まる‥練習不足が出てきた‥！！
　　　　31ｋｍに辰口の宮川が交通係員で居ると言う‥前を頑張る姿で通りたい‥！！
　　　　宮川が応援してくれた直後32ｋｍで‥太股が痙攣状態であがらず‥我慢できず立ち止まる‥！！
　　　　ストレッチしたあと‥再スタートを6回ほど繰り返すが‥1分ほどで足が止まるの繰り返し‥！！
　　　　35ｋｍ付近から‥故障の右足の脹脛が数回‥瞬間的に攣る‥道路で屈んでいると‥？？
　　　　隣で足が攣って苦しんでる若い選手が‥確か20ｋｍ過ぎまで並走していた選手‥！！
　　　　大丈夫と声をかけると‥さっきまで私の背中を追っていたとの事（ベストは2゜40の選手）‥！！’
　　　　私より相当ひどく‥激痛で真っ青になってる‥係員を呼んだが当人は最後まで行くと言う‥！！
　　　　収容車に乗るかと係員が聞くが‥一歩も歩けそうにも無いのに‥壊れても完走すると言う‥！！
　　　　係員に毛布を歩道に敷いてもらい寝かせて必死に指圧と足首を曲げてストレッチで治療する‥！！
　　　　息子と同じ年代‥レース中なのも忘れて必死に治療してました‥初めての出来事？？
　　　　私も限界状態‥彼と一緒に完走を目指すことにしました‥歩くほどのスピードで2人で走る‥！！
　　　　彼も私も途中で足が攣り‥2人で立ち止まり庇いながらゴールを目指す‥！！
　　　　彼はラスト7ｋｍから強度の痙攣に意識が薄れながら絶対完走すると言う執念で凄い気迫でした‥！！
　　　　大学4年の医大生‥国家試験を受ける前に自分で納得行く走りがしたかったそうです‥！！
　　　　だから何があっても絶対完走する‥真丘と同じ年代‥素晴らしい若者に出会いました‥！！
　　　　レースを忘れて2人で会話しながらゴール‥いつもムキになって結果を追ってる私にも‥！！
　　　　こんなレースが出来るのだと改めて思いました‥快晴のつくばで何かを見つけたような！！

　　　　レース後‥彼から来たメールの一部です
　　　　『イーブンペースで記録を出すマラソンもあれば、こういうマラソンもあるのかな〜と思いました』

　　　　彼がいなかったら‥恐らく私は棄権していたと思います‥！！
　　　　ヨル真丘と会食しました‥真丘に彼のことを話したら‥！！
　　　　彼らのレベルでは当たり前の世界だそうです‥？？
　　　　改めて自分のレベルを見直す‥大変勉強になったつくばマラソンでした‥！！
　　　　イーブンペースのサブ3で自己満足するよりも良いものを得た気がしました！！

　　　　概算ですが・・・
　　　　　05ｋｍ-19’39”
　　　　　10ｋｍ-39’35”
　　　　　15ｋｍ-59’28”
　　　　　20ｋｍ-1°19’42”
　　　　　ハーフ-1°23’58”
　　　　　25ｋｍ-1°40’10”
　　　　　30ｋｍ-2°00’14”
　　　　　32ｋｍ撃沈
　　　　　35ｋｍ-2°30’00”
　　　　　40ｋｍ-3°08’47”
　　　　　42.195ｋｍ-3°20’？？　記録証紛失

　　　　真丘と別れて‥ヨルは宇都宮名物の餃子のお店をはしごしました‥！！
　　　　結果‥勝ちゃんの餃子の方が美味しいと思いました‥！！

　　　　結果的には…有意義な11月だったのかな‥？？

　　　　（一部修正‥彼は医大の修士課程を出てますから真丘よりかなり年上でした‥！！）



第２５回つくばマラソン大会

　　　米澤　直哉（52才）

　　　2005年１１月２７日（日）　快晴(最高のマラソン日和）
　　　10：30スタート　
　　　今年は25回大会及びつくばエクスプレス開通記念大会で9000人以上が参加した。

　　　今年の言葉　『初心に帰って　サブ３』　＆　『絶対やるぞ　50代のサブ3』

　　　今年のゼッケン『９１６』
　　　
　　　結果：2時間56分40秒（ネット　2時間56分32秒）
　　　年齢別全国ランキング　13位
　　　全体で　256位
　　　50代で　　12位

　　　50代の『サブ3』で満足
　　　


　レース経過・通過タイム･ラップ

　　6：00　起床　ホテル周辺を散歩。快晴で最高のマラソン日和。ただ気温が高くなるとの予報！！
　　7：00　コンビニで朝食を買い、腹ごしらえをする。おにぎり３個（うち１個はもち米）とお茶（基本は3時間前）
　　7：50　ホテルよりつくばセンターまで歩き、バスで会場へ向かう。
　　8：30　受付後、競技場のトラック内で休憩。沢山の人達が拠点の場所確保をしている。
　　9：00　メール友達の青木さん（東京在住で私と同じ年齢）と初めて会う。いろんな話題で盛り上がる。
　　9：40　昨年の沈没仲間、若手の鈴木君が到着。一年ぶりの再会だ嬉しかった。
　　青木さんのご好意で、青木さんのクラブの拠点にお邪魔することなった。
　　更に、貴重品なども青木さんが預かっくれた。おかげで、荷物預かり所（100ｍ近い行列）に行く必要がなくなり、
　　精神的にかなり余裕ができた。青木さんありがとうございました。
　　

　　レース経過
　　10：00　10分のアップとストレッチで体をほぐす
　　今年は、昨年までの突っ込みを止めて、前半は我慢のレースが目標
　　今日の設定は30kmまで、20'30"/5kmで我慢、その後は成り行き。

　　10：30　スタート
　　0-5km　20’13"（筑波大学構内1周）
　　　スタート、隣にいた鈴木君は、すーと前の集団の中へ消えて行った。
　　　追走したい気持ちを押さえて我慢。女子選手も追い抜いていくが我慢。
　　　1ｋｍ通過4'10"（昨年3'50”）、設定が4'06"/ｋｍだから少し遅い。
　　　紅葉の大学構内を焦るな・焦るなと、言い聞かせてペース作りをする。
　　　5km通過20’13"、最高の入りのペースだ！！

　　5−10km　20'23"
　　　1回目の給水後、大学構内から東大通りにでる。ここから７ｋｍ程、長い直線コース。
　　　一車線の走路は大混雑でまっすぐに走れない。給水場はバーゲンみたいに押し合いで大変だ。
　　　ペースが狂うなあ〜。途中何回も他人と衝突して『すみません』の連発。
　　　昨年までは4'/ｋｍ以内の集団にいたので、混雑もなく走りやすかった。こんなに違うものなのか？
　　　ペースをあげて前の空いた集団に行きたいが、我慢・我慢と言い聞かせる。その内、空くだろうと！
　　　持病の右足の痺れは少し出てきたが、ペースを押さえているので、さほど走りに支障はない。
　　　１ｋｍ毎にタイムを確認（4'4-5"/km）してペースを維持する。

　　10−15km　20'22"
　　　東大通りを左折して、コースの特徴である、延々と続く一本道のコースへ！！
　　　タイムを確認しながら、黙々と走る。練習よりチョット早いペース走みたいで、気持ちが良い。

　　15−20km　20’23"
　　　集団がかなり少なくなった、しかし風がまともに当たるようになった。
　　　前の選手が少なくなり走りやすくなる。チラッと後ろを見ると大集団？？
　　　女子の3，4位の選手を中心に大集団が、私の後ろについている？私はペースメーカ？？

　　20−25km　20'38"
　　　ハーフの通過点を見逃した。いつも大きな看板があるはずなのに？？
　　　まだかまだかと道路の距離表示を見ていると、22ｋｍの表示？？
　　　余裕があるはずなのに何故見逃した。おかしいなあ〜？？
　　　22kmのタイムから逆算すると　1゜25'30"　予定どうり。
　　　少しづつ太股が重くなる、重くなるのが早すぎる。早朝散歩の時、薄着で足を冷やしたのか？？
　　　このペースで25kmくらいで重くなるなんてと思うが、事実だからしょうがない。我慢しかないか！！
　　　予想どうりペースが落ちてきた。

　　25−30km　20'58"
　　　つくばの唯一の難関の上り開始。
　　　太股は重いが、気持ちに余裕があるので、意外と楽に上れた。
　　　タイムの落ち込みも意外と少ない（21'20"/5kmくらいを予想していた）

　　30−35km　21'33”
　　　街中に帰ってきて、観衆も多くなった。
　　　進藤が歩道を自転車で並走しながら応援してくれるが、気持ちと体が徐々に離れていく。
　　　昨年、我慢できずに、立ち止まった、33km地点を横目で見ながら黙々と走る。
　　　太股がパンパンに張ってきて、痛くなってきた。更に、腹がガス欠気味の感じになってきた。
　　　給水場でバナナ＆給水で燃料補給する。更に頭から水をかぶった。
　　　
　　35−40km　22'58"
　　　マラソン恒例の地獄が始まる。徐々に体が動かなくなる。
　　　ひたすら腕をふり、足を前に運ぶ。遠くに大学のタワーが見える。ずいぶん遠いなあ〜！！
　　　（毎回思うが、なんでこんな苦しい思いして、走るのだろうと、この時点ではもう絶対やらないと思ってる）
　　　37km過ぎの100mの急坂の頂上で、止まる寸前までペースが落ち、太股が限界状態！！辛いなあ〜！！
　　　38kmの最後の給水で、たっぷり水分を補給して、痙攣間際の太股をパンパンと数回叩いて気持ちを引締める。
　　　ラスト3kmの看板、時計は、2時間42分‥後は、6'/kmで行けば良い。
　　　サブ3を確信するが、しかし40km付近で仲間の鈴木君が痙攣した足を引きづって歩いている。まだ安心出来ない！
　　　追い越す時『おい、行くぞ』と叱咤激励する。頷いたように見えたがこちらも余裕がない。
　　　再度気持ちを引締めて腕を必死にふり、最後の急坂をこなす。
　　　トラックに入った瞬間、進藤の声援、ラスト100m付近で、青木さんの声援。
　　　ゴールの瞬間‥ヤッターと心の中で叫んだ。
　　　後は、数分の間、芝生でうずくまって死んでいた。


　　　今回の完走と50代でのサブ3達成の勝因は
　　　『初心に帰り、初マラソンの時のタイムを、なぞった事だと思う』




第29回つくばマラソン大会

　　　米澤　直哉（56才）
　
　　　2009年１１月22日（日）　小雨で寒い日(私には最悪のマラソン環境）

　　　9：30スタート　
　　　今年は12000人が参加

　　　今年の言葉　『かならず完走』　＆　『56才の自分の可能性に挑戦』

　　　今年のゼッケン『1202』
　　　
　　　結果：3時間06分32秒（ネット　3時間06分26秒）
　　　年齢別　全国ランキング　14位
　　　全体で　662位
　　　

レース経過・通過タイム･ラップ

レース経過
　　7：15　ホテルから会場へ....今日は早朝から寒い...受付後、トイレに並んでいると冷雨が振り出す...最悪！
　　9：00　10分のアップとストレッチで体をほぐす.....刺激に100mの流しを1本......体は軽いがとにかく寒い！
　　太腿と肩にサロメチールを塗りこめるが体が熱くならない.....いつもはポカポカするのに！！
　　9：20　ゲストでスターターの参議員丸山弁護士がスタータの台上で冗談交えてべらべら長く喋る....
　　あほ！こっちは寒いんだ....もっと暖かい話しろ....冷雨で体が濡れ、冷えて寒い.....早くピストル打てと思う....！
　　頭から冷雨が顔の前面をタラリ・タラリ......手が冷たくなる.....帽子＆手袋しなかったことを悔やむ！
　　帽子と手袋を確保しようと歩道にいるはずのカミサンを探すが、歩道にまで選手があふれてスタート前から
　　押し合い状態でどこにいるか姿が見えない！

　　9：30　満員電車のような押し合い状態で12000人がスタート　

　　0-5km　20'45"
　　　定番のアップがわりの最初の5kmでペースつくり.....寒いな！
　　　スタート地点やコースが変更されており、1kmの通過点を見逃す....入りの1kmはペース不明で不安！
　　　いつものように後続からくるランナーに抜かれ放題.....不安になるが....道路の外側を抑えて抑えて走る！
　　　寒いが、体は軽く、いい感じ.....20'45"で5km通過.....設定の4'10"/kmで最高の入りだ....幸先いいぞ！
　　　（コースが変わったので5km地点は大学の敷地の外でいつもと違う感じ....フルはつくばしか走らないので違和感あり！）

　　5−10km　41’34”（20'49"）
　　　大学の外に出ると雨が止むが、空気が冷たく寒い、7km付近の最初のアップダウンを無難にこなす！
　　　長い直線道路を黙々と走る.....まだ後方から沢山の選手がどんどん追い抜いていく.....我慢・我慢！
　　　道路に書いてあるはずの1km毎の目印を探すが、見当たらない？以前のコースはあったのに？
　　　数字を消した跡が沢山あるが、正規の場所がわからない？
　　　しかし体は軽く.....軽快....早々と4'10"/kmのペースにはまった感じ！

　　10−15km　１°02’22”（20'48”）
　　　快調そのもの....雨も止み、少し追い風気味で楽チン....4'10"/kmペース集団の先頭を引っ張る！
　　　見覚えのあるコースなので先が読めて走りやすい5km......はまったマラソンの快感を堪能する時間！

　　15−20km　1°23’12”（20'50"）　推定タイム
　　　快調を継続....しかし20kmの看板を見逃す？？

　　20km−ハーフ　1°27’46”
　　　ハーフ通過も設定どうり.....サブ3が心の奥底にチラホラ！.....しかしまだ半分、気持ちを引き締める！
　　　（20kmを過ぎた頃から、じわーと太腿が冷たく急冷凍のように凍りはじめたような感覚になる.....初体験？？）
　　　
　　20−25km　１°42’29”（21’39”）
　　　ハーフ通過後、急激に太腿が冷えて凍ったように重くなる.....とにかく腕を振り頑張って喘ぐが！

　　25−30km　2°07’04”（22’13”）
　　　後方から選手がどんどん追い抜いていく.....いつもは逆なのに.....つけない自分が情けないが....現実！
　　　いつもは32〜35kmで起こるような体の状態......今回は早い.....何回か腕を必死に振りペースアップを試みるが,
　　　太腿がつりそうになり太腿をあげない忍者走りにもどす事の繰り返し....長い〜5km！

　　30−35km　2°30’43”（23’39”）　推定（通過点を見逃す）
　　　沈没状態でずって走ってる.....止まりたい気持ちばかりが思い浮かぶが....ゴールで待つ家族を思いガンバ！
　　　（この頃カミサンと息子夫婦はつくば市内の和食バイキングで盛り上がっていたらしい！）
　　　
　　35−40km　2°30’43”（23’39”）　推定（通過点を見逃す）
　　　どこかで突然体が軽くならないかと期待して頑張るが.....どんどん重くなる！
　　　辛い〜......でも3時間30分以内にゴールしなければ.....東京での次の予定に支障をきたす.....再度、腕を振り頑張る！
　　　メール友達で東京のAさんが軽快に追い抜いていく......横目で見ながら頑張れと応援....Aさんは寒さに強い？
　　　気分転換に給水所でバナナにくらいつく.....給水のエネルゲンはランニングシャツの方が沢山飲んでる感じ！

　　40−42.195km　3°06’32”（11’33”）
　　　大学構内に入ったが.....コース変更で構内でも折り返し箇所がありゴールまでの距離が長い！
　　　加えて、ますますペースが落ちる....太腿が重く全く前に出ない....力むと付根が痛い！
　　　いつもなら意識が薄れて無意識で走っている場所.....今回はしっかり前が見える。
　　　頑張っているつもりが....結果.....完全に自分との戦いに負けてる感じ！
　　　競技場に入ると.....長男夫婦の大きな声援が聞こえた....声のする方に向かって手をあげて答える！
　　　ゴール後は普通に歩いて記録証を貰いに行く.....今までと何かが違う.....反省することが沢山！

　　　後半20km以上も沈没走りでこの好タイム
　　　『56才の自分の可能性に挑戦』はまだいけるかもと勝手な自己満足で終わった！
　
　　　次のフルは再度サブ3を目指すぞ！