Insights(日々あれこれ)
ぽつり、ぽつりひとしずくのひとりごと。

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平栗いこいの森

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1st 娘は昨日までは看護師だったが、今日から保健師として働く。入庁式を終えて帰った娘に、「保健師って英語でなんて言うの?」と聞いた。「public health nurse」と聞いて、「なんだnurseに変わりないんか」と返事する。お祝いの夕飯など用意してちょっと損した気分。夕食後、ものすごく背中が痛み出した。今日は用事で7ヶ所回り、重いワインなども買ってきたし、忘れ物してもう1回おまけに出かけた。動きすぎかと心配したが、原因が分かった。お腹がふくれるほど食べると、バストバンドが背中を圧迫するだけだった(^^ゞ

2nd 夫と去年新装した近江町市場に出かけた。お昼の時間より少し遅れて入ったが、人気のお店はまだまだ行列ができていた。新規の食事ゾーンに行きたくて、エレベーターで2階へ上がるが、ドアの向こうは古くて汚い建物で事務所や裏方のゾーンだった。お腹が空いて、とりあえず市場の中の、少しだけ人が待つお店に入って食べる。満腹して市場を買い物しながら歩いていると、2階へのエスカレーターを見つけた。オシャレで面白そうなお店が並んでいたが、残念、次の機会だ。店の表のメニューだけ見て歩く。食事の前に目星を付けておいた、小さめのノドグロの干物がほしいが、売っていた店がなかなか見つけられない。市場の中を何度もうろつき回ってやっと見つけた。市場の四つ辻には、私達と同じく方向がわからなくなって立ち止まっているお客が何人もいた(^^ゞ 茹でて皮をむいた蕗と能登産の戻した太いゼンマイを、家に帰ってすぐに炊き合わせた。やさしい日本の味がした。

3rd レディースネットワークの年度末食事会。弥衛ヱ門で春の薬膳弁当。Yさんの退職パーティも兼ねている。向かいの席の2人は、息子が2人。お互いに「息子は寂しい」と言い合い慰めていた。隣席は娘が3人で、里帰りお産や、東京にいる孫へ水を探して送ったり(小松でも水不足だそうだ)、嵐のように忙しいという。息子も娘もいる私だが、どちらも頷いて聞くだけだ。家族の形は、それこそ無常だと思うから。

4th 夫は本日も連鎖休業なり。梅には遅くて桜には早い。私の体調から近場の穴場を探す。おにぎりを持って金沢の『平栗いこいの森』へカタクリの花を見に出かけた。平栗の村でオジサンに道を尋ねると笑いながら「カタクリ?まだ雪が1mはあって、花どころでないぞ」と言われた。私は自分の格好を見て驚いた。ズボンはちゃんと撥水性の物を履いていたが、足元は靴下に穴だらけのクロックスだった。夫が日頃のうさ晴らしの勢いで、私をなじった(^^ゞ 車道は乾いていたので車道沿いに歩く。日向や木の根元は地面が見えるが、残雪が光に反射してまぶしい。残念そうに眺めていると、熊みたいにガサガサと枝を揺らせてオバサンが出てきた。一言話しかけると、彼女は冬眠から覚めたように賑やかに朗らかにしゃべりだした。この辺りの生まれだと言う。同じく春を探している人に出会うと余計に嬉しくなる。摘んできたフキノトウと畑のヨモギとノカンゾウを夕食の天ぷらにした。

5th とても眠い。昼過ぎ、窓から差し込む陽射しの陽だまりで、15分ほどうつらうつらするのは、至福の時間だ。(本当は重厚なロッキングチェアがほしいが、中国の夫の寮でロッキングチェアを壊したトラウマがあるし、この狭いリビングにロッキングチェアをデンと置いても、揺らす事も出来ない) それ以上寝ていると、時間がもったいないと罪悪感を持ち、却って体がだるくなる。目覚めた時の最初に吸う息は、甘く感じる。高い熱を出した時の風邪が治っていく感覚に似ている。旧宅へ行って沈丁花を一枝折ってきてトイレに挿す。春はこの花が香る頃。秋は金木犀が香る頃。厳冬や酷暑を過ごした後の御褒美だ(*^_^*)

6th 英会話に出かける前に、昨日届いた郵便物を整理していると、納得いかない領収書が出て来た。英会話のついでに事務所へ寄ろうと、資料を探し始めたが止めた。いつも効率よくやろうとして焦って失敗するのだ。先週コンタクトを割ったのも、そのせいだ。午後に出かけ直す事にした。ところが英会話の帰りは新鮮な魚を何種類も買い、午後はその下処理三昧で体中生臭くなってしまった。生ゴミをコンポストへ捨てに行き、早めにお風呂を沸かして入った。って事で、今日の日は暮れてしまった(^^ゞ

7th 今週は毎晩夕食後に録り貯めしていたドラマ『ダメージ』を数本ずつ観ている。時間軸が常に行ったり来たりしている複雑な筋立ての上に、音声は英語で目は日本語字幕を追っているのでおっそろしく疲れる。今夜は2シリーズ目の最終回までこぎつけた。夫はここにきてやっと思い出した。このドラマは時々夜中に観ていたと。ややこしかったので記憶に残っていないらしい。3シリーズ目がまだ残っているが、一応区切りが付いた今回で観るのは止めようと言い出した。録画の途中でHDが満杯になり、3シリーズ目は7〜10回と最終回が抜けている(^^ゞ しかし、私としちゃ謎がまだいっぱい。サスペンスのお作法としては、きっちりケリをつけてくれないと。このドラマはヘレン・ミレンの『第一容疑者』と似た雰囲気があるが、あれより未熟に感じるのはどうしてだろう?

8th
 パソコンをしながらケーブルテレビのローカル番組をBGM代わりに聞いていた。娘がテレビに映っているのに気付いた。夫に「(娘の名:かなで)が〜しとるとこでとった」とメールした。急いでいたり何気ない用件の時、私の母語の小松弁を共通語に訳することや、漢字への変換がめんどうでひらがな文章になる。夫が帰宅して私に聞いた。「おまえのメールはわからん!一体何を取ったのだ?」…夫はテレビ局の懸賞か何かに応募して、何かもらったのだと思ったらしい。「〜しとるとこで、とった」と解釈した(^^ゞ 正しくは「〜している所の(映像が)出ていた」

9th 第34回リウマチおしゃべり会。19人参加。および延期したプリザーブドフラワー教室も兼ねる。おまけに向かいの部屋は県議会議員選挙の不在者投票所だ。気が散ることこの上ない。リウマチ患者の催しに、体調の変化でドタキャンは付きものである。ところが、申込みした10人は全員参加。延期となりとても待ち遠しかったという人もおられた。作品製作後の感想も上々で、今年の秋にもう1回やろうと決めた。が、部屋の片付けの後、鍵が行方不明。委員のNさん達を巻き込んで、ゴミ袋あさりまでやってもらったが無い!懐中電灯を借りて探し回ってやっと見つけた。視聴覚室の演台は各種機器に対応してたくさんの線を通すため、上部に4×8pくらいの穴が空いていた。ご丁寧にその穴の底に鍵があった。穴の底まで80cmくらいある。車に積み放しの、杖や長柄のワイパーを持って来て、先端にガムテープを付け、鍵を取り出す事に成功した!リウマチ3人がかりで(*^^)v リウマチだって3人寄れば文殊の知恵だ。その前に鍵の保管をちゃんとしろ!というだけの話だが。次回から首から下げておく事にします。ハイ(^^ゞ

10th 夫は13年目を迎えるLAV4を乗り換えるため悩んでいた。4WDで車高が高くてショートボディ、後部に耕運機が積める条件を満たす車がなかなか無い。ネットで調べまくって出て来たのが、中古のランクル。福井にあることが分かった。昨日一人で見に行って商談中の札をかけて来た。色々迷いがある。私にも実際に見て意見をくれと言った。イチャモンつけるのは大好きだ(*^_^*) その前に今まで懇意にしていた車屋さんに仁義があるからと、まずFさんに会い意見を聞いた。やはりロングなら別提案ができるがショートは無理。で、福井へ出かけた。展示場の目玉商品らしくアーチがかかっている。昨日の担当者は休みだったが、代わりに商談に出て来たのは、丁度この車を新車で売ってまた下取りで買い取ったセールスマンだった。夫が話しこんでいる間に、ドアを開閉したり乗り降りしてみた。試乗したかったが、ナンバー落ち(^^ゞ スイッチのつまみを動かしてみる。で、私のOKを出した。この間のFJクルーザーより実用的だし予算も下がった(*^^)v いつもなら用事だけにまっしぐらの夫が、今日はサービス満点だった。行き帰りの途中は、楽しいドライブができた。尼御前で海を眺めながら昼飯を食べ、北潟湖畔の桜並木をくぐった。白い妖精が宿るような、大きなコブシの古木に寄った。桜ソフトクリームやブルーベリー大福を買い食いし、道の駅で珍しい野菜を買った。玄関に置くベンチも買ってきた。私の買い物にホイホイ付き合い、ベンチも帰宅後すぐに組み立ててくれた。夫は車のために、私のご機嫌とりに一生懸命だ(^^ゞ

11th 午後から冷えて雨。骨折の跡がシクシク痛む。朝、バケツいっぱいもらった吹き立ちを始末しなきゃと思うがだるい。昔から、この菜は春の訪れを告げる野菜で、祖母達はこの菜は春の勢いを持っているから採ったらすぐに始末しなければならないと言って、すり鉢で揉んでは即席漬けに、軽く干してはテンバ漬けにしていた。リウマチの手はすり鉢で揉めない。ナイロン袋に入れて麺棒で叩いて即席漬けにしてみた。

12th 明日の校正会議に間に合わせるため、原稿を作らねばならない。朝の家事を終えると、パソコンにかじりついた。電話やインターフォンが鳴っても無視。それを怒ったかの様に携帯が聞きなれない音で鳴り出した。さすがにふたを開けて見た。緊急地震速報だった。テレビだけつけて、すぐにまたパソコンに向かい、それまで作った分を大急ぎで保存した。間に合った。ホッとして気付くとお腹が空いていた。昼ごはんを食べ忘れていた。同じ姿勢でいたためか、体がカチカチだ。お湯を沸かしてカップラーメンを食べた。地震の事はすっかり忘れていた。テレビをよく見たら、また大きな余震があったようだ。こんなんでいいのかな(^^ゞ 緊急地震速報は、私にとって”ちょっと熱中しすぎだよ!”の警告になった。

13th 校正会議には、高速を使って間に合った。今号はたった4頁なので読み合わせはすぐに終わったが、帰宅後、追加情報のFAXが届いていたり付け忘れたコメントに気付いたり、またもや構成をやり直さなければならない(^^ゞ 支部大会に向けての支部報なので、じっくり作りたかったのだが、先月の骨折で委員会を欠席し、段取りが狂った。やっぱりいつもの泥縄。
気持ちの良い夕暮れで、去年の暮以来久しぶりに歩いて畑へ行った。帰りしな、道端に腰かけていた町内の人から声がかかる。春の陽気は、人をまる〜くしてくれる。

14th この家に引っ越してもう10ヶ月近く経つのに、透明のビニールケースにカードを入れて住所と名前を書き「仮の表札です」と言い訳書いて表示してある。気に入った表札が見つからないから。リウマチを発症してからトールペイントを始めたHさん。彼女に玄関のウェルカムボードを作ってもらう事になった。彼女は退院して仕事に復帰したばかりだが、現場の下見に来た。見本を見せてもらい、地板や図柄を選ぶ。「これ作ってると楽しい。嫌な事忘れる」…慌てなくてもいいからと気遣うより、早く頑張って作ってと言った方が良いみたいやね。

15th 週末なので、今日中に行かなければならない所が何ヶ所かあり、行く順番をどうしようか迷っていると、電話がかかってきてもう一ヶ所増える(^^ゞ面白い事に気付く。体がしんどくて仕方がない時は、極力体力を使わない道順を選び、元気な時は効率より用事の重要性を基準にする。無意識にやっている。そんな無意識の行動が、私の毎日の集積になってしまうのかなぁ。
週末を前に、にんにくたっぷりの唐揚げを作る。今年は芽の出始めたにんにくを、粒にして皮をむいただけで冷凍保存した。このやり方は今のところ大正解。天気に左右されず、手を酷使せず、お手軽だ。こちらは意識して、いかにリウマチの私でも何とかできないか、あがきながらやっている。

16th 夫の車の契約と手付け金払いに行く。夫がすぐにもほしいと隼っているのに、担当者のSさんはおっとりしている。明日の面談予定を一日繰り上げて今日の午前にしてもらった。試乗したり、オプションの細かい詰めをする。夫は外観にもこだわりたい様だが、ルーフの飾りはSさんが雪が積もると邪魔だと却下し、希望番号の予算も「もらった番号がラッキーナンバーだ」と私が削った。納車の日程も、あちこちの調整を経てやっと決まる。Sさんはこの午後友人の結婚式で、遠くから来る友人の世話があり、来月も結婚式があり、今月末には海外研修だとか、契約を取っても震災の影響で納車ができないから成績にはならないだとか…商談の合間に聞く話に、年の近い息子の事が思い浮かんだ。

17th 夕方、獅子舞が来た。古い家には祭りの初日の朝に来たものだが、今の家の位置は最終日の最後の方の順番になる。お花を渡して、玄関の戸を開けて待っていると、保護者が来て「今、ジュース休憩に入ってしまったから、来るのはもう少し後になる」と言いに来た。この家での初めての獅子舞だからと夫はカメラを用意して待っていた。…自分が子供の頃は、女は獅子舞には参加させてもらえず、それでも未練がましく友達と一緒に後をついて歩き、お宮さんで男の子達に配られるお菓子の余分があると、おこぼれに預かった。親になって子供会の世話をする時期は大変だった。夫は土砂降りの日に当番で、その後高熱を出して仕事を休んだ。私が当番に出た日は、怪我をした子が出た。たまたま耳鼻科医院の玄関先だったので、診てもらう事にした。看護師さんが「この子の唇が紫色だ」と言ったのでギョッとした。「!」と来て、その子の口に指を突っ込んで紫色のガムを出して見せた(^^ゞ 悪ガキめ!隠れてお菓子を食べていた。おばあちゃんに連絡したり、自宅にお見舞いに行ったり…その夜、母親が「ご迷惑かけました」と挨拶に来た時、やっとホッとした。親には2種類あることを知っていたから。事情も確認せず「あんたら付いてて何しとったんや!」と怒鳴り込む親もいる。

18th 曲水の訂正原稿を、メール送信ができる9人の委員に送ってもう一度校正を頼んでおいた。締め切りを今朝にしておいたが、返信率は30%(^^ゞ 色々な素人グループの編集に関わってきて感じること。活字で書かれたものは、何でも正しいと思ってしまう人。老眼で文字を読むのがとても面倒な人。元々文章読むのが嫌いな人。誤字や間違いがあっても全然平気な人。優しすぎて間違いを指摘するのが苦手な人。…と色々ある。あ、そうだもう一つ。パソコンのメールなんて1ヶ月に1度くらいしかチェックしない人(^^ゞ

19th 郵便局の窓口で速達を出した。いつもは、窓口が「速達」の赤いハンコを押して、専用のボックスに入れるのを見届けてから帰る。今日は私の後ろに次のお客がいて、レシートをくれながら「ではお出ししておきます」ときっぱり言われた。「はよ、帰れ〜」という意味らしい。(^^ゞ 町内の会計さんが集金に来て、領収書をくれたが、宛名は違うし、日付が入っていないし、但し書きによる何の支払いかも書いてない。その場で書き加えたり訂正印を頼むと「家に帰ってお父さん(夫)に見てもらってから」と言われ、お金だけ持って行ってしまった。夜帰宅すると、インターホンに彼女が7時に来た履歴が残っていた。昼間、彼女には7時からの町内のお通夜に行くから不在だと、はっきり言い、二人で亡くなった方の家の話をしていたのになぁ。やれやれ人をどこまで信じていいのだろう。

20th 今週は2つの編集〆切が重なって、パソコンにかじりついている。が、便所の汚れが気になっていた。朝、英会話に出かける前も「今日帰ってきたら絶対掃除するしね」と自分とトイレに言い聞かせた。が、床掃除に自信が無い。骨折した肋骨は順調に回復しているが、体をひねる無理な体勢がとれない。出かけている間に、母の部屋から持ってきた荷物に、掃除用具があったのを思い出した。帰宅後探すと出て来た!うれしい母の遺品のベスト3に入るかも。流せるシートをセットする柄付きのもの。先が角になっているので、隅や隙間にも届く(*^^)v 床マットも洗って干しさっぱりした。で、疲れて徹夜するつもりのパソコン作業は出来なかった(^^ゞ 翌朝早く起きて、夜明け前の月に励まされてパソコンする。ドロナワ生活は続く…

21st 先日、回転寿司でガスエビを食べたらとてもおいしかった。店頭でお刺身用のパックを見つけて思わず手が出た。15匹入っていたので、3人で分けるには丁度良いと買ってきた。夕食時、夫に、遅い帰りの娘の分を取り分けて冷蔵庫に入れておいてと頼んだ。夫は小皿に「1、2、3、4。ハイこれでよし」とラップをかけようとしていた。「ちゃんとまじめにやってよ!」と突っ込むと「あ、たくさん食べたい本音が出てしもた」と1匹加えた。夫に何か頼んでも決して安心はできない(^^ゞ

22nd 時々、メールや電話でパソコンに関して相談される時がある。解決法をメールで送って、一丁上がりの時は、とってもスッキリする。が、電話の時がやっかいだ。時には、仕事場からということもある(^^ゞ もっとややこしくなるのは、家からだ。先方はずっとその問題に手こずってイライラして連絡して来る。が、こちらは夕食後で、まったりテレビを見ていて、パソコンは夫に占領されている。全然臨戦モードではない。これも一種のデジタル・デバイドかも。 

23rd
 先月、PayPalアカウントに電子マネーの米ドルを謝礼として受け取った。最初謝礼は断る気でいたが、義援金に寄付できると気付いて受け取った。その頃は、PayPalサイトからはアメリカの機関を通さないと寄付できなかったが、その後日本語のサイトから直接日本赤十字に寄付できるように進化していた。しかし先日送ろうとしたら、途中で英語の説明文が出てきて、面倒くさくなって中断した。今日は最後までやり遂げた。確かに、送金料や換金手数料などかからなくて、ささやかな謝礼をまるごと寄付できたが、入金も出金も全然実感無し。将来、これが日常になるのだろうか。

24th 今日は市議選。投票所に行くと、受付で氏名と生年月日を確認された。前回の選挙で、息子の入場券を間違えて持参し投票した人がいたからだそうだ。どっかのじいちゃんも受付から尋ねられると「あんたぁ、そんなもん、その名簿見りゃ書いてあるがい!」と大きな声で言っていた。その場に居合わせた者は、皆顔を見合わせて笑ってしまった。投票後、夫は投票に行くのに、身分証明書が必要になるかもしれないと言いながら帰った。私は個人情報である生年月日を、容易に周囲の他人が聞こえる環境で答えるのもどうかな?と思った。あのじいちゃん、もしかしてとぼけているようで実はしたたかなのかも。その前に、生年月日を言えない(言いたくない)人は投票できないの?

25th 久しぶりに旧宅へ探し物に行った。とても懐かしい匂いがした。庭の石楠花が、ふっくら優しいピンクの花で待っていた。とても落ち着く。何でだろう?そうだ、静寂だ!新しい家は高気密・高断熱のため、常に複数の換気扇が回っている。エアコンをつければ、更にモーターのうなりが加わる。リビングとキッチンに間仕切りが無いから、冷蔵庫や食洗機のうなる音もいつも耳に届く。IHヒーターも最強にするとうなる。そして私も時々、痛みにうなり声を出す。これが一番嫌われる。

26th
 オレンシア6回目。オレンシアの効果の恩恵を感じている。最初の頃は、点滴中に吐いたり、トイレに行きたくなったら困るからと、点滴前の1時間は飲食しなかった。それが今やコーヒーの入った紙コップを持って化学療法室で待つ。私が薬に慣れるように、薬が私のリウマチに慣れる(エスケープ)のが怖い。が、先の事考えるのは先でいいやと思う事にした。昔、茶道の所作で「重いものは軽い様に、軽いものは重い様に扱う」と教えてもらった。これは日常生活の”思い”にも通じる。しんどい事を何食わぬ顔で、些細な事を重々しく丁寧にやれたらいいのだが。

27th 曲水86号発送作業。郵便局の集配が来るまでに、作業を終わらせるために鬼になった。かろうじて間に合った。昨夜、私が今日の準備に青筋立てている横で、娘が「もしドラ」を見ていた。自然と耳に入ってきた。ドラッカーの『マネジメント』は、以前パラパラ読んで「西洋の論語みたいなもんだ」とひとくくりにしてしまっていた。悔やむ。支部活動にマネジメントは必須である!

28th 朝は雨。寝坊した。夫にゴミ出しを頼めなかった。自分で出しに行く。傘を差して!傘なんて差して歩くのは久し振りだ。肩や肘が痛くなってからは、傘を差すくらいなら濡れて歩く方を選んだ。街中では、見知らぬ人が傘を差し掛けてくれることも良くあり、それはそれで嬉しかったが、やっぱり自分で差す傘の嬉しさは格別だ。町内の人が「雨ふるねぇ」と渋い声をかけて追い越して行ったが、「ほやねぇ」と答えつつも嬉しくて仕方なかった。

29th PRADO引渡し。福井へ行く道すがら、これが13年所有したRAV4最後のドライブかと思うと、夫は名残惜しそうである。ボロボロの13年のエテルナに乗って、RAV4を受け取りに行った日を思い出す。ところが二人ともPRADOを目の前にしたら感傷が吹っ飛んだ。帰宅するとすぐに近所へ車を預け、ETCやナビ兼バックモニターの取り付けを頼んだ。バックミラーが付いているのにどうしてバックモニターが必要なのかと懐疑的だった私も、後日運転してみて、やはりこれからは安全のために、便利な機器を利用するのが良いと納得した。以前の持ち主のじいさんは、あちこち傷を作ったようだが、私達はもう少し大事に乗らなくては。

30th 
娘の彼氏のY君が「結婚させてください」と挨拶に来た。こういう正式な場面は大の苦手な夫は、何と答えたら良いのだろうか、と昨晩から悩んでいた。夫は今までに観た『新婚さんいらっしゃい』では、どういうセリフがあっただろうかと、思いをめぐらせていた。娘と私は参考書が『新婚さんいらっしゃい』ではどうなることかと心配したが、普通に滞り無く終了した。来月にはご両親が挨拶に来られる事になった。近所で釜飯の昼食を食べ、夫はY君とビールを飲んだ。後で夫は言った。穏やかで落ち着いたY君の様子に「わしより大人かもしれん」

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