♪輝く夏の日に / スウェーデン行進曲
2019-08-06
白馬岳(しろうまだけ)(2932m)
連日の猛暑から下界を脱出です!涼しい山にて快適に過ごすならと白馬岳登山に出発しました。ここは、糸魚川から1時間ほど南下し、長野県白馬駅信号を右折、20分の山道を猿倉荘の駐車場まで登り詰める。
入山届けを提出し、朝8時には登山口から出発しました。白馬岳までの標高差は、1,700mと結構ハードな部類に入るでしょう。左周回コースとして、大雪渓へ向かった。白馬尻からはアイゼン装着にて大雪渓を登る。この大雪渓は、日本で一番長いとのことで、3km余りを歩き続ける必要がある。所々、上から転がり落ちてきた落石があり常に注意して歩くことや、除々に傾斜が増し、足元が滑り易くなるので、この1時間は、慎重にもなりかなりキツイです。

アイゼンを外してからは、岩をよじ登りながら危険な滑り石やゴロゴロ石との闘いです。この2時間に渡っての急登は長過ぎます。
体力的にも限界の頃、山荘にて温かいうどんを頬張り、鋭気を取り戻す。トイレも希少な場所です。
山頂付近では、陽に照らされながらも気温10℃と低く、風が吹くと寒過ぎます。
白馬三山。白馬岳(しろうまだけ)2,932m頂上にて、360°遥か見渡せば、杓子岳2,812m・白馬鑓ヶ岳2,903m、他は旭岳、小蓮華山が、遠くには剣岳、立山三山の3,000m級が臨めます。
登り行程では厳しい暑さと無風状態では、予定以上の6時間を要してしまった。下山では、部分的に雨が降り出し足早となったことや雨のための滑り石では転倒が続きました。大雪渓でのアイゼン装着では安心感もあり、全体的に標準の下山予定よりも早くなり、3時間半で猿倉に到着した。
白馬の周囲には温泉が多く、豊富な湯量にてしっかりと疲れを癒すことが出来て気分爽快です。日帰り登山者は殆んど居ないですが、マイペースにて早朝3時出発から夜10時の帰宅は可能でした。