2023-07-22   
 北陸地方の梅雨明けは、7月21日に発表され平年よりも2日早くなりました。
 梅雨明け後も気温の高い日は、熱中症の危険性が高まります。この熱中症とは、脳にある体温調節中枢が皮膚への体温を下げるようとする調節がうまく働かなくなり、体の異常が発生するものです。
 ですから、テニスのような激しい運動では、体内で発生する多量の熱がこもってしまわないように、汗をかいて体の表面の温度を下げることが必要になります。
 サタモニ練習では、水分補給を充分にしょうと注意喚起しており、長い試合が続いた場合には、遠慮せずコートチェンジにて水分を補給しましょう!
 テニスを安全に楽しく続けるためにも、この水分補給と各自の必要な睡眠時間は、認識を新たにする必要があります。




 そして、夏バテしないためにも、夏野菜をたくさん食べましょう。
 やはり夏季にあっては、太陽を燦々と浴びたみずみずしい夏野菜を食べることで、この夏のトラブルにも負けないはずです。さあ、これで熱中症対策も万全となります。
 下の写真は、最近のサタモニ畑での収穫状況です。


 

  

トマト
  「トマトが赤くなれば医者が青くなる」 とも言われるほどのパワーの持ち主!
 ビタミンCを100g中20mg含有、野菜の中でも飛び抜けている。その効果としては、ルチンが血圧を下げるはたらきがあります。さらに、ストレスへの抵抗力を増し、胃のむかつきをすっきりさせたり、頭がボーッとしているときにシャキッとさせるグルタミン酸やアミノ酪酸を多く含みます。

キュウリ
 キュウリは水分96%と多く、体内に生じた余分な熱を冷まし調整する働きがあります。キュウリには栄養が無いと言われていますが、実際はビタミンやミネラルの補給に適した野菜で健康や成長に欠かせない成分がたくさん含まれています。

ナス
 ナスも90%が水分。夏に威力を発揮する成分の水分、糖質。皮の紫色はアントシアニン系の色素であり、利尿作用があります。血管を強くするので、歯茎や口の中の炎症にも良いです。
 どんな味付けとも相性のいい、使い勝手抜群の万能野菜で、煮浸しや天ぷらなどの和食から、マリネなどの洋食、麻婆ナスなどの中華まで、幅広いジャンルの料理に大活躍しています。

ピーマン
 ピーマンは、夏に威力を発揮する成分であるビタミンC、カロチンを多く含む。食欲を増進し血行を良くする辛味成分カプサイシンを含む。パプリカやシシトウや唐辛子もピーマンの仲間です。

サヤインゲン
 サヤインゲンは、タンパク質の構成に必要なアミノ酸スコアの高い食品で、緑の若いインゲンをさやごと食べる日本人には馴染みの深い野菜です。

カボチャ
 カボチャに有するビタミンA、E、Cには抗酸化作用があり、体の抵抗力を強めて風邪の予防にビタミンCが有効です。また、便通をよくするカボチャには不溶性食物繊維が多く含まれています。

スイカ
 スイカは、果物の王様として人気が高いです。しかし、畑などで栽培されている農産物という判断基準では「野菜」とされています。メロンやイチゴなども同様に”食後のデザート”として食べることが多いため正確には『果実的野菜』という分類にあたるそうです。
 とにかく、スイカは果肉の90%以上が水分であり、カリウムが多く、腎炎や高血圧にも効果を発揮します。暑い日の口当たりの良さはもちろん、熱を冷まし、暑さを忘れさせてくれる働きと利尿効果も高いです。

この他には、
オクラニガウリ、薬味に使う大葉みょうが、新顔のモロヘイヤなども夏らしい野菜でしょう。これらの共通点はビタミンが豊富であること。苦みやからみで清涼感が得られること。夏の野菜は生で食べたり、簡単にゆでたりするだけで調理が簡単に済むものが多いです。是非、夏季には、地元産のパワー野菜を食べたいものですね。

    

*****7/22の土曜サタモニ練習ではスイカの振る舞いがありました*****