平成17年第二回 能美市6月定例議会だより 2005.6.14〜6.28

一般質問 6月16日(木) 
 

青山利明 質問要旨

1. 地球温暖化防止実行計画を策定せよ。

2. 能美市の事務事業から発生する温室効果ガス、廃棄物の排出、PPC用紙(古紙再生紙)、水道の使用について

   温室効果ガスの削減目標を設定せよ。

3.能美市施設への太陽光発電など自然エネルギーの積極的な導入を図るべき。

4.低公害車の更なる導入や未利用エネルギーの導入。施設・設備新設時の省エネルギー化の促進を図るべき。

5.冷房・暖房の温度設定と省エネルックについて。

6.市民・事業者への廃棄物減量化への協力と環境教育の推進 。

7.通勤・買物等に自転車の利用促進と道路整備についてお尋ねいたします。

8.JR寺井駅や九谷陶芸村いしかわ動物園、辰口温泉などに無料の貸自転車とステーションの設置についてお尋ねいたします。

9.能美市自転車等の放置防止に関する条例の制定と放置自転車の活用について。

酒井悌次郎 能美市長 答弁要旨

1.地球温暖化防止実行計画を策定について検討したい。

2.ウオーキングを楽しむ人もふえ歩道の整備推進したい。


青山利明 質問詳細
 

  能美市議会一般質問   2005.6.16(木)

能美市地球温暖化防止実行計画の策定についてお尋ねいたします。

地球温暖化対策を強化するため、一定規模以上の企業などに温室効果ガスの年間排出量算定、報告を義務付け、国がデータを公表する「改正地球温暖化対策推進法」がこの6月10日の参議院本会議に於いて全会一致で可決成立し、来年4月1日より施工されます。

温室効果ガスの国際的な削減ルールを定めた京都議定書が今年2月に発効し、日本は2012年までに、温室効果ガスの排出量を1990年に比べて6%削減することが義務付けられております。しかし、実際の排出量は2003年に1990年に比べて逆に8.3%増えており、目標達成には事実上約14%の削減が必要になります。 国際的な約束達成の為に私たちの子孫の為に官民をあげて温暖化防止対策の拡充や環境保全、環境教育の推進などが求められます。

そこで、能美市地球温暖化防止実行計画の策定に付いて酒井市長にお尋ねいたします 具体的には能美市の事務事業から発生する温室効果ガス、廃棄物の排出、PPC用紙(古紙再生紙)、水道の使用について温室効果ガスの削減目標を設定すべきでありお尋ねいたします。

また、能美市施設への太陽光発電など自然エネルギーの積極的な導入を図るべきであります。低公害車の更なる導入や未利用エネルギーの導入。施設・設備新設時の省エネルギー化の促進を図るべきであり、これらについて尋ねいたします。

次に冷房・暖房の温度設定と省エネルックにつきましては能美市・また議会においてもすでに「COOL BIZ」運動の実践がなされており夏のオフィスの冷房設定温度を28度C程度にし、カッターシャツ・ノーネクタイとなっております。

先日の新聞に地球温暖化対策推進本部の全面広告画がでておりました。なかなか説得力のある記事でした。小池百合子環境大臣の写真とともに、夏、男性がネクタイをはずせば、女性のひざ掛けがいらないオフィスになります。とありました。 そして、日本の夏は高温多湿の気候に加え、地球温暖化やヒートアイランド現象で、ますます厳しさを増しています。これまで男性は上着にネクタイ姿で暑さを我慢し、女性は冷房の効きすぎで寒さを我慢してきました。冷房による電力消費とCO2排出量も増える一方です。なにか、おかしいと思いませんか?政府は、この夏から、大臣をはじめ、みんなで新しい軽装COOL BIZを実施しています。ただ、ネクタイを抜き取るのではなく、涼しく、かっこよく、礼節を保てるスタイルの提唱です。身近なところから、これまでの生活を見つめ直してください。そして、みんなで実行すれば、きっと日本の夏が変わります。とありました。

人間、今までの習慣を変えるのはなかなか抵抗があります。まず、能美市の金融機関などから全企業・市民に徹底し「私たちは或いは私たちに企業は地球温暖化対策に取り組んでいます。との、ワッペンを作成するなどして酒井市長は「COOL BIZ」運動の先頭に立っていただきたい。と思います。

また、冬の暖房20度Cの設定もこの際取り決めるべきであり酒井市長にお尋ねいたします。 市民・事業者への廃棄物減量化への協力と環境教育の推進 次に通勤・買物等に自転車の利用促進と道路整備についてお尋ねいたします。

先日の新聞に小松市が進める「十一万人、地球エコの日」6月21日に合わせJA小松市は全職員に残業しない、クール・ビズ、自転車などによる通勤を呼びかけると出ておりました。当日は「NO残業NOネクタイNOマイカー」を合言葉に約400人が温暖化対策とりくみます。具体的には@午後5時半に消灯。A冷房しないB職場から一キロ以内にすむ職員は徒歩、5キロ以内の職員は自転車または車の乗り合いとありました。 酒井市長は寺井町町長時代から自転車町長としてそして、今は自転車市長として広く市民より親しまれております。この際、市長が先頭に立って能美市の全職員がこの運動に取り組んで頂きたく酒井市長にお尋ねいたします。

そして、交通安全の上からも歩道や自転車道路の整備についてもお尋ねいたします。 また、これらの運動の一環として、JR寺井駅や九谷陶芸村いしかわ動物園、辰口温泉などに無料の貸自転車とステーションの設置についてお尋ねいたします。

能美市自転車等の放置防止に関する条例の制定と放置自転車の活用についても酒井市長にお尋ねいたします。


市長議案説明 6月14日(火)
   

 

教育常任委員長 報告 6月28日(火)
 

 


 

 

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