1.「ふぉれすとぶっく自然教室」が目指すもの
 (テーマ)   〜 共 存  ・ 協 力  ・  自 立 〜

(1)共 存・・・自然との共存を考え、それを行動にうつす。
 @ 生き物や植物について知る
 A 自然の中にどっぷりと身をおく
 B 自然と共存するために私たちがすべきことを学ぶ

(2)協 力・・・宿泊をともなう集団生活を通して、協力することの大切さを学ぶ。

(3)自 立・・・自分のことは自分でする。

2.「ふぉれすとぶっく自然教室」の活動について

(1)「自然観察」を重視します。
 ・自然観察は自然について知り、理解し、行動にうつす上での基本と考えています。
  ただ単に草花などの名前を覚えるのではなく、様々な植物や動物などの自然の中での
  役割を考えながら覚え、理解していきます。 

(2)「自然の中」で思いっきり遊びます。
 ・子供たちは、大人や親たちが思う以上に自然の中で、もっともっと遊びたがっています。
  しかし、現代の子供たちは、日々忙しい生活を送っているということや、普段生活している
  環境の中には自然が少なすぎるという現実があります。「もっと自然の中でおもいっきり遊ばせて
  あげたい」とは、どの親もきっと考えていることだと思いますが、なかなかそのような機会を与える
  ことができないでいる、というのも現状でしょう。
  子供たちは、自然の中で思いっきり遊んだあとは、充実感でいっぱいになります。明日への生活の
  力になると言っても過言ではないと思います。
  また、生活のベースは、冬期間以外はテント泊が基本です。
  (冬期間は屋内での宿泊となります) 

(3)「自分の食事」は自分たちで作ります。
 ・冬期間以外は、食事はすべて全員で協力しあいながら作ります。
  もちろん、後片付けまですべて自分たちで行います。
  食事メニューは、オーソドックスなキャンプメニューを極力さけ、栄養バランスを考慮した
  昔食(純和食)とします。食材は、極力、有機栽培・無農薬品にこだわります。
  自分たちが作った食事を自然の中でいただくことほど、贅沢でおいしいものはありません。
  また、食器洗いにおいても、合成洗剤は一切使用しません。
  (ただし、4月〜10月の野外炊事施設が使用できる期間のみ)
  

(4)「環境にやさしい」生活をめざします。
 ・炊事、洗面、入浴時の節水を実験を交えながら徹底して行います。
  また、様々な場面で徹底して無駄を省き、省エネルギーにつても学習し、実行にうつします。

(5)「本の楽しさに気づかせます。
 ・毎回、読み聞かせや読書の時間をもうけ、本のおもしろさ、本を読むことの楽しさに
  気づかせます。

3.「ふぉれすとぶっく自然教室」の指導について

(1)指導体制
 ・基本的には、自然教室の専属スタッフによる指導となります。
  活動内容によっては、外部講師(少年自然の家の職員等)に指導していただく場合もあります。

(2)ふぉれすとぶっく自然教室スタッフの紹介(平成22年4月現在

◎チーフリーダー

名前:森本 朗(もりもと あきら)   
略歴:現在、中学校教諭(教員歴22年)
    うち6年間、少年自然の家に勤務し
野外活動を
    中心とした様々な企画、立案、指導等を担当
    自然の家で勤務するかたわら、植物や野生動物
    の分布調査等も行う
趣味:テレマークスキー、植物観察、アニマルトラッキング、
    キャンプ、野宿、登山、サイクリングなど
アウトドア歴:石川の山260山単独踏破、自転車による日本完全単独
       縦断(3000km)、山岳サイクリングによる日本
       アルプス踏破ほか多数
担当:自然観察指導、自然の中での遊び指導、生活指導全般、
    キャンプ指導、食事指導補助、環境教育指導補助
◎アシスタントリーダー

名前:森本 亜紀美(もりもと あきみ)
略歴:現在、ピアノ教室主宰(ピアノ講師歴22年)をするかたわ
    ら、地域や地域の小学校等で図書ボランティアや、読み
    聞かせ、能美市読み聞かせサークル「トゥインクル」で
    活動を行っている
趣味:子供たちに読ませたい書籍の調査、発掘作業
    環境と体にやさしい料理、バードウオッチング
担当:自然観察指導、自然の中での遊び指導補助、
    食事指導、環境教育指導、読書指導、生活指導全般

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