< 準 備 編 >
最初、本部から「石川県でリウマチ友の会全国大会を開きませんか?」と
お話があったとき、役員一同「え〜っ!?」とおじけずいた。
会員がとても少なく、大会800人・交流会300人という数字は
天文学的数字に思えた。が、徐々に本部のヨイショに乗せられて
お調子者の石川県支部は、動き出してしまった。
そして、来年やるからには秋田で宣伝してこようということになった。
で、支部長と悪だくみを企てた。秋田へ行く人全員でやろう!
私がシナリオを練る。そしてみんなに提案した。誰も反対する人はいなかった。
ただし「松嶋菜々子」の変名候補で
一番ひどいのを私がやることに決められてしまった。
一方、支部長は一緒に行くことになっていた旅行社のYさんを罠にはめた。
「交流会の会費をウチらで出してあげる。私たち手が痛いし早く歩けない・・・
色々お世話をかけるかもしれないけど、助けてね、お願いね。」
と彼に頼んだ。彼は言った。「はい!いいですよ。僕何でもやります!」
で、決まった!彼を利家に仕立てよう。
ただし、当日汽車に乗るまで伏せておこう。