95年の新生レインボーのライブで"The Temple of the King"、ブラックモアズ・ナイトで"Sixteenth Century Greensleeves","Self Portrait"が演奏されましたが、私はオリジナルのほうが好きです。"Stil I'm Sad"のアレンジ力は見事です。リッチーはディープ・パープルで"Black Seep of Family"をカバーすることを拒否されたらしいですが、この曲そんなにいい曲ですか?
もし自分が金持ちであったら、最高のオーディオ・システムを揃えて大音量で本作を聞きたい。以前レッド・ツェッペリンで唯一好きな「PRESENCE」を近所迷惑な音量で堪能した後、このアルバムを聞いてキーボードの存在の大きさを認識したことがある。レインボーのオリジナル・アルバムはリマスター発売されましたが、このアルバムは明らかに音の迫力が増しました(他のアルバムはそうでもない)。リマスター盤の"Do You Close Your Eyes"はボーカルが入る前の箇所にアナログ盤と同じエフェクトが聞かれます。
"Catch the Rainbow"はDEEP PUPLE「LIVE IN JAPAN」の各曲が奇跡の演奏と言われたのと同様に非の打ち所がない。"Sixteenth Century Greensleeves"の前奏も素晴らしい。"Still I'm Sad"におけるトニー・カレイのプレイはいただけないが、このアルバムを聴けばブートレッグを集めたくなるのは当然でしょう。
重苦しい雰囲気が漂うアルバムです。最初聞いた時は、自分の盤の音質が悪いのではないかと疑いました。ステージでプレイされた曲は、発表前から演奏していた2曲のみ("Kill the King","Long Live Rock'n'Roll")で、このアルバムからのレパートリー曲数はレインボーのアルバム中最少です。せめて"Gates of Babylon"はやって欲しかったです。
いきなり貧弱な音のギター・リフで始まるのでズッコケてしまうアルバムです。ギター雑誌には「リッチーはハーフ・トーンを使っている」とか書いてありましたが、全体に痩せた音質で(前作が重すぎたからか?)悲しくなってしまいます。しかしこの時期のライブは素晴らしいので、このアルバムの主な曲は海賊版で楽しんでいます。
前作からのポップ指向は続いているのですが、薄っぺらなギター・サウンドは影を潜め、ジョー・リン・ターナーのソフトな声質と相まって、ここへきてやっと大地に足がついた感じ(down to earth)ですな。
ハード路線に戻りリッチーのギターが大活躍する曲が多く、個人的にとっても喜んでしまいました。コンサートのオープニングが"Death Alley Driver"であることを期待してわくわくした人は多いと思います(実際はアメリカツアーで数回演奏されただけ)。
レインボーがポップ路線に変更した後の作品では最も洗練したイメージが強いアルバムです。きっちりまとまりすぎて逆にステージでは面白みに欠ける曲が多いかも。
再結成パープルには大失望してした私を再び燃え上がらせたアルバムです。キーボードを控え気味にしたことで今風のサウンドに仕上がっています。良い曲が多いのですが、"Can't Happen Here"にそっくりの"Too Rate for Tears"は嫌いです。日本盤ボーナス・トラックの"Emotional Crime"はひどすぎます。