平成16年 第1回 3月議会だより  2004年3月8日〜16日 

 
 

 

 

 

一般質問          2004.3.10(水)  A.M 10:00

根上学習センターの図書コーナーにヤンキース松井秀喜選手をはじめとする根上町出身の著名人関連本を集めた「郷土の偉人コーナー」を設ける。根上総合病院に防犯カメラと侵入防止センサーを配備すると青山の質問で示した。

 青山利明 質問要旨有為

1. 根上グリーンビーチを松井秀喜メモリアルビーチに。親水公園を犬丸徹三メモリアルパークなどとして顕彰してはどうか。

2. 防犯ブサーを児童全員に無償で配布せよ。

3. 学校や病院などに防犯監視システム警備員の配置をせよ。

4. 能美市にふさわしい駅名改称をする事を合併協議会で決議せよ。

5. 駅庁舎新築を駅周辺整備の計画の中に盛りこめ。

平田文雄 町長 答弁要旨

1.世界的な著名人は根上町の誇り。今後、要望が高くなった場合、柔軟に対応する。

2.防犯ブザーを今春入学の一年生全員に配る。

3・病院の安全管理を強化し、警報ブザーやモニターテレビの防犯システム導入をする。

4.合併により当然話題となる。官民一体となって取り組むべきである                           新市の玄関としてふさわしい名称を検討する時期である。

5.基本調査の推移を見ながら検討する。

青山利明 質問詳細 

      前立根上町を世界 に宣揚した偉人の名を公園などに命名する件について お尋ねいたします。

連日、新聞、テレビで松井秀喜選手の名前が出ていない日はないくらいです。

世界の青少年にそして私たちに夢と感動を与えてくれております。まさに、彼の活躍とともに根上町が世界に知られ世界の松井秀喜、世界の根上町となりました。 根上町の松井秀喜野球の館には連日沢山の人が来られ、昨年1年間に244,764人の人が来館されたと聞いております。 そして根上町も来年2月1日には能美市へと生まれ変わります。

ニューヨーク市の観光産業支援を目的とする団体ニューヨークシテイー・アンド・カンパニーは松井選手を観光親善大使に任命するとともに、ブルームバーグ市長が「3月3日を松井秀喜の日」と宣言しました。ニューヨークでも彼の活躍が認められた証となりました。

根上町を世界に宣揚した偉人は他にも先日、生涯学習の集いで記念講演をされた元帝国ホテル社長・犬丸一郎氏の父・犬丸徹三氏。森茂喜氏。前内閣総理大臣・森喜朗氏。などがおられます。 これらの偉人の名前を例えば根上グリーンビーチに様々なモニュメントを配して 松井秀喜ホームランコスタルパーク(海岸沿い公園)に。親水公園を犬丸徹三メモリアルパークなどへとその名を留め末永く顕彰してはどうかと思われます。日本はもとより世界中からの来訪を期待いたします。

合併を目前にして是非、取り組んでいただきたく町長にお尋ねいたします。

学校など安全管理の対策についてお尋ねいたします。

学校に不審者が侵入する事件や登下校時中の子どもが襲われる事件などが相次ぎ、現在、子どもの安全対策が問題となっております。学校は本来、子どもたちが安心して学ぶ場所であり、危険を未然に防ぐとともに万が一の場合にも備えるなど学校における万全な安全管理を講ずる必要があります。また、登下校中や外出の際にも、子供たちの安全確保が必要です。

現在、浜小学校では生徒758人中370個49%に、福岡小学校では294人中135個46%の生徒に450円のライト付きつきの防犯ブザーを希望者に斡旋で配布しています。平成16年度予算案の中には新入児童に防犯ブザーを配布することとなっています。金沢市内で不審者に声をかけられた女子児童が持っていた防犯ベルを鳴らすことで難を逃れたと聞きました。県警生活安全企画課によると昨年一年間に県内で発生した不審者による小学生らへの声かけ事案は67件で前年の2倍になっています。防犯ブザーを持っているだけで不審者は声をかけづらくなり危険を未然に防ぐことができます。

この際、小中学校児童生徒全員に防犯ブザーを無料で配布するように町長にお尋ねいたします。

去る2月24日夜から25日未明にかけ、南加賀方面で病院事務所を狙った窃盗事件が4件あったと、報道されておりました。被害総額は500万円を超えるとありました。

新聞によりますと根上町内の病院では1階事務室の窓ガラスが割られ、机の引き出しや金庫から現金などが盗まれたとありました。その翌日には福井県内の2病院でも同様の被害があり、両県での被害総額が1000万円を超えると出ておりました。公金の保管のあり方、防犯体制の見直しが必要であります。

今、地域の安全が揺らいでいます。身近で犯罪が発生し県警が認知した刑法犯は10年前から5割も増加したと聞いております。住宅侵入や病院事務所などの侵入犯は一歩間違えれば凶悪犯罪に発展しかねませんプライバシーに十分配慮しながら防犯監視システムや警備員の配置により犯罪の抑止にもなると思われます。

学校や病院など公共施設への防犯監視システムの設置。警備員の配置について町長にお尋ねいたします。

 次にJR駅名改称と駅庁舎新築についてお尋ねいたします。 明治31年根上町の中央部を縦断して北陸本線の小松・金沢間に鉄道が敷設されました。根上地内での駅設置は根上や寺井などの地域の設置運動の末大正元年になってようやく実現し以来、地域の発展に大きく寄与してきました。しかしながら駅名については当時のいきさつから根上町の中心部にありながら「寺井駅」と決定され今日に至っております。このような背景から、過去幾度か「根上駅」への駅名解消運動が展開されましたが実現を見ることなく今日に至っております。

今、時代は大きく変わり、能美3町が合併して平成17年2月1日には新しく能美市に生まれ変わる予定です。そこで過去の経緯もありますが、この際、新市にふさわしい駅名改称がなされるべきであろうと思われます。能美市合併町づくり計画案の中で新市建設計画「概要版」の中にJR駅名改称と載っております。この際、合併協議会で新市にふさわしい駅名改称をすることの決議がなされるべきであると思われますが町長にお尋ねいたします。

JR寺井駅周辺まちづくり基本調査が新年度予算案の中に盛り込まれております。  駅東西の一体化及びJR寺井駅周辺環境整備の調査を行い新市建設計画に盛り込む予定との説明がありました。この際新市の玄関にふさわしい駅庁舎にリニューアルすべきであると思います。駅庁舎の新築について町長にお尋ねいたします。

 

平田文雄 町長 答弁詳細

 

平成15年第2回定例会 町長議案説明要旨   2004.3.8

平成16年第1回定例会

 町長議案説明要旨 本日、ここに平成16年第1回定例会が開かれるにあたり、提案いたしました議案等につきまして、その大要をご説明申し上げます。

 さて、現在、世界各地で民族紛争やテロなどが頻発し、国際社会の不安と緊張が高まっております。 こうしたなか、政府は、イラクの和平構築を支援するため 自衛隊を派遣するなど、本格的な復興支援活動を開始いたしました。 国際社会の支援が実を結び、一刻も早くイラクに平和と安定が訪れることを期待するとともに、活動に従事される方々の 安全を心から願っております。

最近の、我が国経済は、先月20日に発表された政府の月例経済報告で、景気の現状は『設備投資と輸出に支えられ、着実に回復している。』とされ、個人消費も、持ち直しの動きが  見られるなど、ようやく明るい兆しが見え始めてきました。 また、雇用情勢は、依然として厳しいものの、過去最悪で  あった昨年の年平均完全失業率を下回り、雇用悪化に歯止めがかかりつつあります。 この明るい兆しが確かなものとして、地元企業にまで早期に波及するとともに、浸透するよう期待いたしております。

また、『地方にできることは地方に委ねる』との原則である、地方分権は一段と進みつつあります。 こうした状況のなかでは、しっかりと先行きを見据えながら、『自分たちのまちは、自分たちの責任で決める。』という地方自治の原点に立ち返り、町政に取り組んで行かなくてはなりません。

合併問題につきましては、平成17年2月1日の寺井町、 辰口町との3町合併まであと11ヶ月を残すだけとなりました。 これまで14回の合併協議会を開催し、協定項目の調整は 細部を残してほぼ終了し、あとは国・県の各種支援策を有効に活用しながら策定する、新生能美市建設のマスタープラン 『能美市合併まちづくり計画』を残すのみとなりました。 合併は単なる自治体の合体ではなく、その目的は『町民の 幸せ』と『住みよいまち』の実現であると思っております。 私たちは今、平成の大合併という大きなうねりの中にあって、新しく誕生する『能美市』が、それぞれの地域の個性を生かし  ながら、夢のある素晴らしい自治体になるよう努力してまいりたいと考えております。

さて、平成16年度の予算編成にあたっては、補助金、地方交付税、税制の3つの改革、いわゆる『三位一体』の改革の  推進による、地方交付税、補助金など地方財源のあまりにも 急激かつ大幅な削減などにより、かつて経験したことのない 厳しい予算編成となりましたが、歳出面で、徹底した見直しを行う一方で、福祉・環境対策、教育などの分野では質を低下  させず、むしろ向上させるよう限られた財源の重点配分に努めました。 はじめに、歳入面につきまして、その概要をご説明申し上げます。 特に町税の見積りにあたっては、国の経済見通しや地方財政計画を踏まえるとともに、町内企業の収益動向や給与収入状況等を勘案し、見込み得る額を計上いたしました。 また、国・県の補助金の確保や、町債につきましては、公債費という形で、後年度の負担となるだけに、できるだけ財源 措置のある、有利なものの発行に努めました。 以下、主な施策の概要をご説明申し上げます。

第1に、まち再生のための基盤整備づくりへの取り組みで あります。 合併をまじかに控え、本町にとってまち再生への基盤整備がたいへん重要でありますので、東西幹線軸の整備、JR寺井駅附近の再開発、西川の抜本的排水対策の3点を最重要プロジェクトとして位置づけ、前年度に実施した排水対策の調査を除き、2点について基礎調査を実施することといたしました。

まず、第1点目は、東西幹線道路の早期建設へ向けての基礎 調査であります。 本路線は、根上町の南部地区から北陸線を立体で交差し、 寺井町を経て辰口町に至る東西の幹線軸として、また、国道 8号・根上国道線・木曽街道線・道林高坂線とで根上町の外縁を一周する外環状線としての機能を併せ持つ重要な路線で あると考えております。

2点目は、本町のみならず新市においても、日本列島の日本海側を縦断するJR線との、唯一の交通結節点であるJR寺井駅周辺の再開発として、駅東西の一体化やその周辺環境整備の基礎調査を実施し、早い時期での事業化に着手できるよう準備を進めて行きたいと考えております。

   そして、3点目は抜本的な排水対策です。 本町は約6Kmの海岸線を有しながら、直接日本海へ注ぐ 河川がありません。 本町の中央部から北部地域の1級河川『西川』流域一帯は、都市化の進展に伴い、集中豪雨時に浸水の恐れがありますので、『西川』の流下能力を高めるとともに、手取川の増水時の逆流を防止するための対策についての基礎調査を終えましたので、その結果を踏まえ関係機関と協議することといたしており ます。 第2に、快適なくらしを実現する、生活環境づくりであり ます。 道路整備はあらゆる社会活動を支える最も根幹的な社会 資本であり、豊かな生活の実現、活力ある地域づくりなど、多面的な機能を有することから、積極的に整備を進めているところであります。  

まず、幹線道路網の整備として、昨年に引き続き都市計画 道路『浜開発線』及び『北中央線』の一層の整備促進を図る  ことといたしております。 『浜開発線』は、平成8年度に着手以来、事業認可区間全線の供用が開始できる見込みとなりました。 また、県施行の都市計画道路『根上小松線』につきましても、今年中に完成が見込まれております。 この2線の完成により、昭和29年『加賀舞子線』の着手  以来、半世紀の間、切れ目無く進めてまいりました、都市計画  街路網の整備は、住宅商業地区と工業地区内を循環する中環状道路と、『浜開発線』を径線にした南北2つの環状道路が構築されることになり、住宅密集地域の交通緩和と交通安全につながるものと期待いたしております。 また、昨年着手した『木曽街道線』の舗装改修工事につき  ましては、今年度分に加え翌年度分の事業費を確保するため 債務負担行為を設定し、早期完了を図ることといたしました。

次に、住み良い居住環境を創る道路の整備については、昨年に実施した総合文化会館周辺の歩行空間のネットワーク化に引き続き、根上中学校から浜小学校周辺の通学路を中心に、『人と車と社会が共生』できるみちづくりを進めてまいりたいと考えております。 また、冬期間の道路の無雪化については、引き続き加賀舞子線や大成町地内の通学路の消雪工事を行うことといたしました。

次に、永年の懸案事項であり、重要プロジェクトの一つでもあります一級河川『西川』の改修につきましては、引き続き 『西川うるおい空間整備事業』として整備を進めることとし、この改修と並行して計画した親水公園が間もなく完成の予定となり、安全で環境にやさしい、水に親しむうるおい空間と して活用が図られるよう管理して行きたいと考えております。

次に、都市計画についてであります。 都市の健全な発展と秩序ある整備を図るための、土地利用 などを定める都市計画については、おおむね5年ごとに基礎 調査を行うこととされております。 今年が、その調査の実施年に当たることから、都市計画の 現況及び将来の見通しについて調査することにいたしました。 この調査は、今後の都市計画行政を推進するための基礎資料となることから、たいへん重要な調査だと考えております。 また、山口町地内の土地区画整理事業については、継続して所要の助成を行うほか、県等関係機関と連携しながら企業誘致について、積極的に支援するとともに、進出企業に対して優遇措置を講ずることといたしております。 そして、町営の、仮称『根上翠ヶ丘墓苑』につきましては、  6月の完成を目途に、近々に発注の予定で準備を進めている ところで、ゆとりとうるおいが感じられる墓地公園として整備を行ってまいりたいと考えております。

次に、『福島しらさぎの里』の住宅地分譲販売につきましては、残り26区画となりました。 販売における環境は、たいへん厳しいものがありますが、 なお一層の販売努力をしてまいりたいと考えております。 次は、地域のコミュニティづくりの推進についてであります。 各町内会には、地域の各種団体の集会や生涯学習の推進 などの拠点として集会施設が設けられています。 しかし、施設や建築設備は、経年による老朽化、生活様式や社会情勢の変化等から、多様化する住民ニーズに応えきれなくなってきたものもありますので、これらに対処するためのバリアフリー化を始めとした施設の改修工事、空調設備の更新等を実施する町内会へ工事費の一部を助成することと いたしております。

次に、災害に強いまちづくりといたしまして、初期初動体制の充実に向け、自衛消防団育成のために所要の助成を行うことにいたしております。 また、交通安全対策の推進につきましては、町交通安全基本計画や実施計画に基づいて、毎年、継続的に交通安全施設等の整備を行うとともに、交通マナーの向上のための啓発活動に 取り組んでいるところであります。 今後とも、行政・交通安全推進団体等の関係機関との連携をさらに密にして、交通安全意識の高揚を図り、交通事故防止に努めてまいりたいと考えております。

次は、美しい自然を守り育てる、循環型社会づくりであります。 私たちがこれからも、生活し続け、次代を担う子どもたちに美しい『根上』を引き継ぐことが私たちの責務であり、循環型社会への転換は、町民の皆さますべてが、その実現に取り 組まなければなりません。 循環型社会を目指すうえで、『廃棄物を燃やさない』   『埋めない』は理想ではありますが、現段階では焼却や埋め立てはやむを得ない選択肢であると考えております。 幸い、町民一人当りのごみの排出量は、年々僅かではあり ますが減少しており、今後も引き続き、ごみの減量・分別の  徹底、再資源化に取り組み、この分別がごみの排出量の減少や資源の有効利用に効果があることを、町民皆さまに、ご理解 いただけるようリサイクル意識の高揚に努めて行きたいと 考えております。 昨年、不用品の再利用による、ごみの減量と製品の延命化を図るために設置しました、リサイクル作業所『くるくる工房』は、第1日曜日の不用品販売や、リサイクル教室など、たくさんの町民の方々に利用されております。 今年は、この施設をリサイクルの拠点としての機能をさらに強化するため、隣接して保管ポートを設置し、毎週土曜日に 資源回収を行うことといたしました。 また、環境問題につきましては、河川や海岸における水質の測定や公害苦情に伴う特定施設の監視、また違法に行われる野外焼却などの指導を行い、快適で良好な環境を保持できるよう努力してまいります。

次に、水道事業について申し上げます。 平成12年度から事業に着手いたしました、第4次拡張事業につきましては、平成15年度末までにすべて完了いたします。 水道事業の経営は、厳しい経営環境にありますが、配水管の整備や老朽管の解消などの事業を引き続き計画的に実施し、 有収率の向上と安全で良質な水の安定供給に努めるとともに、徹底した経費削減を図り、健全経営に向けて努力してまいります。

次に下水道事業について申し上げます。 快適な生活と自然環境保全等を目的として、着手した本事業も順調に推移しており、平成16年3月末で、供用開始面積は391ha、一般家庭、公共施設、事業所等を合わせて    4,390戸、約14,000人の利用が可能となり、下水道人口普及率は86%を超える見込みとなりました。 引き続き、全戸水洗化の早期実現を目指し、積極的に整備を促進することとし、流域関連公共下水道事業として36.2 haの整備を計画いたしました。 今後とも、下水道に対する理解を深めるための普及活動に 積極的に取り組み、整備済み区域内で未接続の事業所や一般 家庭の水洗化を促進し、効率的で健全な運営に一層の努力を 傾けてまいります。

第3に、健康で生きがいのある、福祉社会づくりであります。 高齢化社会が急速に進むなかで、高齢者が健康で生きがいのある豊かな生活を送るとともに、必要なサービスを安心して 利用できる明るい社会づくりを進めているところであります。 高齢者施設整備として、社会福祉法人の特別養護老人ホームの設置に対し助成を行うなど基盤整備にも努め、引き続き良質な介護保険サービスの提供と、周辺福祉サービスの充実と併せて、安心して生きがいのある生活ができる環境整備に努めて まいります。 また、元気な高齢者の健康と生きがいづくりの推進につきましては、『ぐるっとバス』を活用して、『白寿会館』『町立  老人福祉センター』を憩いの場として、また『健康と生きがいづくりセンター』を健康・生きがいづくりの場として、それ  ぞれ、その設置目的に応じた利用しやすい環境整備に努める ほか、老人クラブ活動やシルバー人材センターへの支援の充実を図るとともに、昨年から取り組み、高齢者の方々にその成果が現れてきている『ステップアップ運動』の普及にも継続的に 取り組んでまいります。

次に、障害のある方々の福祉につきましては、社会参加促進、自立支援の観点から種々取り組んでいるところでありますが、昨年4月から身体や知的に障害のある方々の福祉サービスに導入されました、支援費制度への円滑な移行と制度の周知に 引き続き努め、精神に障害のある方々の保健福祉推進のため、 新たに小松市の広域対応の生活支援施設『なごみの郷』への 送迎サービスの委託と一時宿泊サービスを行うこととし、従来からのサービスと併せ、対象となる方々の福祉の向上に努めてまいります。 また、地域福祉の推進につきましては、民生児童委員や地域福祉連絡員を中心とした地域福祉推進チームの活動や各地区の『いきいきサロン』活動への取り組みを支援するとともに 北部児童センターでの親子サロンも、継続して実施するなど 地域福祉活動の推進に努めてまいります。 さらに、ボランティアグループの活動を支援するために、 昨年開設したボランティアルーム『たすけっと』は、各グループの打合せや作業あるいは物品の保管にと大いに活用されて おり、今後とも『たすけっと』を拠点に、多方面にわたって  ボランティア活動が展開できるよう支援してまいります。

次に、児童福祉につきましては、高齢化対策と相まって少子化対策が、最も重要な課題となってきています。 これまで、保育園での多様な保育サービスと、地域に根ざした児童館運営、健やかな成長のための各種健診の充実と、医療費助成を核として、子育て支援対策を進めているところであります。 今後の少子化対策の基盤となる、次世代育成支援については、国・県・事業者等と一体となって、家庭や地域における子育て機能の充実を図ることが重要でありますので、子どもを持つ 保護者を対象にアンケート調査を実施いたしました。 今後この結果をもとに、地域における子育て支援の環境整備や、幼児期の健康と安全の確保、また心身の健やかな成長に 資するための環境整備や、仕事と子育ての両立支援の体制整備に向け、実効性のある行動計画の策定に取り組んでまいります。

また、町民の健康寿命の延伸を図るための保健・医療事業の充実につきましては、日本人のがんの中で、今一番死亡数の 増加率が高い前立腺がん検診の検査方法を見直し、簡単で苦痛のないPSA検査を基本健康診査の血液検査に追加することで、50歳以上の男性の受診者数を大幅に増やし、従来にも 増して前立腺がんの早期発見と、町民の健康の保持増進に努めてまいります さらに、夜間の救急時における診療体制の整備を図るため、仮称『小松能美急患センター』設立のための準備に取りかかることといたしました。 次に、老人医療費につきましては、平成14年10月の医療保険制度改正により、老人保健対象年齢が75歳に引き上げられたことに伴い、対象者は減少しており、平成15年度月平均では、1,970名で、新年度の総医療費の総額は14億   6,000万円を見込んでおり、1人当たり年間平均74万円と推定しております。 引き続き、医療費の抑制のため効果的な保険事業を推進してまいります。

 次に、国民健康保険事業についてであります。 国民健康保険事業は、被保険者の健康意識と医療に対する 関心の高まりにより、一般被保険者一人当たりの医療費が約 20万円と、県下で下位にランクされておりますが、被保険者の医療に対する二−ズの多様化と医療技術の高度化等により、医療費が増加傾向にあることや、加入者の高齢化の進行等構造的問題を抱える国民健康保険財政は、今後厳しい状況が予想 されますので、平成15年度3月補正予算で、一般会計から 法定繰入分以外に1億円の繰入を計上いたしました。 被保険者が安心して、診療が受けられることを最優先に、 引き続き、『人間ドック等3つのドック』に9割助成を行うとともに、健康と生きがいづくり対策の充実を図ってまいります。 また、介護保険事業につきましては、平成15年末の65歳以上の第1号被保険者数は、2,948名で、そのうち要介護・要支援認定を受けられた方は、484名と高齢者に占める割合は16%を超えております。 このような状況のなかで、介護サービス給付費は増加傾向に有り、総額8億2,000万円を見込んでおります。 さらに、在宅介護支援センターにおいては、現在約140名の要介護や要支援認定を受けられた在宅の高齢者の方に、利用者の状態の改善や介護者の生活実情に合わせて、医療・保健及び福祉の各種在宅サ−ビスを総合的に提供できる、居宅サービス計画の作成に努めてまいります。

次に、病院事業につきましては、この4月には昨年を上回る診療報酬点数の大幅な改正が計画されており、より厳しい経営環境となることが予想されますが、今後とも患者との信頼関係を深め、きめ細かな患者サービスと業務の効率化、診療材料等の適正管理、経営の安定に一層の努力を行ってまいります。 また、医療水準の維持向上を図るため、医療ニーズに見合う先進的医療機器の購入や更新を順次行うこととし、特に今年は、最新型の磁気共鳴超伝導断層撮影装置、いわゆるMRIを更新いたします。これにより検査の精度は飛躍的に向上し、より 患者に優しく早期発見・早期治療に寄与することが期待されます。  そして、経営の安定を維持するために、一般会計からの助成金として1億5,000万円を計上いたしました。  たび重なる医療制度改革や介護保険制度の創設等により、年々、厳しい経営を強いられておりますが、介護老人保健施設『はまなすの丘』、デイサービスセンター『白寿』、『療養型病棟』などの施設とも連絡を密にし、医療・保健・福祉の三位一体での推進を目指し、地域包括医療の拠点施設として地域 医療の連携強化を図ってまいります。

 次に介護老人保健施設『はまなすの丘』、およびデイサービスセンター『白寿』につきましては、これまで順調な経営で  推移してまいりましたが、昨年4月に介護報酬の初のマイナス改定が行なわれ、また同様な施設が町内外で開設あるいは建設中であり、今後、施設間競争の激化と報酬単価の減額に伴い、収入の伸びの鈍化が見込まれ、厳しい経営を強いられるものと予想されます。 このような状況にあって両施設の運営につきましては、4月から『はまなすの丘』に作業療法士1名を増員し、利用者の  個別・集団訓練をより充実させるほか、温冷配膳車3台を配置し、入所ならびに通所の方々に適切な温度での食事提供を行います。 両施設は、介護サービス提供の中核施設として、さらにケアの質の向上を図りながら、多様な介護サービスのニーズに応え、今後とも健全な施設運営を図ることはもとより、介護認定された方々が安心してサービスを受けることのできるよう努力いたしてまいりたいと考えております。 第4に、活力ある産業の基盤づくりであります。  まず、商工業の振興についてであります。 最近の我が国の経済は、一部の企業に収益の改善が見られるものの、地域の中小企業にとっては、依然としてたいへん  厳しい状況が続いているものと考えております。  このようななか、企業や商店に対する融資制度は、県の制度である中小企業資金いわゆる追認小口に一元化を図り、その 信用保証料の企業者負担分を全額助成することにより、企業の負担の軽減が図られ、資金調達が円滑に確保されております。           また、その他の融資制度としては、機械設備貸与資金等を 積極的に活用し、設備改善を目指す中小企業者に対し必要な 融資枠を確保し、一層の経営の安定化が図られるよう支援して行きたいと考えております。

    次に、商工会への助成、活動事業の推進などに、引き続き  所要の助成を行うことといたしております。 特に個人消費が低迷し、厳しい経営環境が続く商店街に対し、商店街活性化支援事業として、空き店舗活用対策やイベント 開催、さらに商店街のイメージアップ等の環境整備に対する 支援を引続き行ってまいります。 また、町内企業の競争力の向上を図るための、国際標準規格いわゆるISO(あいえすおー)9000(きゅうせん)及び、14000(いちまんよんせん)シリ−ズの新規取得または再取得に対しても、引き続き審査登録料の一部を助成いたします。   今シーズンで2年目を迎えるメジャーリーグに挑戦し、私 たちに感動と大きな夢を与えてくれる、松井秀喜選手の素晴らしい活躍をアメリカ本国で応援するための、渡航費の一部を 助成し、町民の国際感覚の醸成に資することといたしました。 次に、雇用対策につきましては、全体として持ち直しの動きがみられるものの依然として厳しい状況下にあるため、引き続き緊急雇用創出特別交付金事業を実施し、臨時的な雇用創出を 図ることといたしました。

 次に農業の振興について申し上げます。 今年からの米の生産調整方法は、米政策改革大綱の実施に より、従来のコメを作らない『面積』から、コメを作る『数量』に併せてコメを作付けする『作付け目標面積』を配分する方式に転換することになりました。 また、県は、コメを作る『数量』配分にあたっては、良質米産地としての地位をさらに向上させるため、良質米を生産する地域の奨励策として、一等米比率による傾斜配分方式を採用 したことに伴い、一等米比率が県下で第2位にランクされる、 本町の『生産数量』に基づく『生産調整面積』の割合は、平成15年度の34.6%から平成16年度には25.1%と大幅に緩和され、コメを作付けする『面積』は約50ha増加いたしました。 今後も地域農業を支える担い手の育成・確保の環境づくりの推進に努め、複数の集落にわたる地域農業の集団化等へ誘導を図り、経営の効率化、近代化による熟度の高い農家の育成に 取り組んでまいります。   また、根上産米が地域間競争に打ち勝つためのブランド化や、米離れ、米余り状況解消の一助として、今年度は町の保育園で米粉のパンの導入を図るなど、米の消費拡大について引き続き調査・研究をしてまいりたいと考えております。  さらに、農業・農村の基盤整備につきましては、農業生産  基盤の整備として、吉原釜屋地区や中ノ江地区の農道舗装工事、生活環境の整備として、西任田地区を中心とした、根上東部 地域における農村振興総合整備統合補助事業を継続し、今年は西任田町から福岡町に通ずる歩道の整備を行うことにいたしております。

  次に造林費につきましては、海岸地域の保安林は、近年、  松くい虫等の病害虫による被害が著しく、環境面に十分配慮 しながら伐採・くん蒸あるいは予防対策としての、樹幹への 薬液の注入を適期に処置することといたしております。 今年度、県が国の指定を受け、海岸防災林造成事業として 大浜町のハマナス群生地周辺において、整備を実施するための準備を進めております。 この事業に併せ『町花はまなす』の保護を優先に、風光明媚な磯馴(そなれ)松(まつ)の生える丘陵地整備の調査を実施することといたしました。 また、浜小学校の総合学習活動として、黒松の植樹作業等を継続して実施することとし、森林と人との豊かな関係を回復、創出する場として保安林の整備、保全に力を注いでまいります。

第5に、心ゆたかで創造力のある人づくりであります。 新学習指導要領のもとで、総合的な学習及び完全学校週5日制が実施されて2年が過ぎようとしておりますが、子どもたちの多様な教育活動を推進するみちが拓けて行くなか、『新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方』が国会に提出され、教育改革の推進について、さらに拍車がかかり地域教育の果たす役割は極めて重要になっております。 今年度も、これまでの方針を踏襲し、『学校は地域の太陽』をモットーに、心豊かで創造力のある、たくましい人づくりを目指して行きたいと考えております。 学校教育の充実につきましては、今年も学力調査を継続的に実施し、今後の指導改善に生かし『確かな学力』を育み、ベストを尽くす学校、きらりと光る独自性を出す学校の裁量事業に助成し、図書・文化活動の活性化・英会話力の強化等を図ります。 また、『心の教室』相談員等を引き続き配置し、学校図書館ボランティアと一体となった教育相談の充実を図り、特に不登校等生徒への適切な対応に取り組むための組織体制づくりにも努めてまいりたいと考えております。 その他、学校における事件・事故が問題になっている近年の状況を踏まえ、全教職員に笛(呼子笛)の携行や外来者に名札 着用の義務付を行い、携行防犯ブザーの斡旋、さらには想定 訓練や避難訓練を実施いたします。

また、今年から新1年児童全員に防犯ブザーを貸与することにいたしました。

次に、学習環境の整備につきましては、昨年、調査を終え  ました福岡小学校の耐震補強大規模改造工事、継続事業として最終年度を迎える根上中学校講堂棟の冷暖房工事を実施するとともに、新たに浜小学校空調設備の実施設計業務に着手することにいたしました。 また、緑豊かな文教ゾーン及び周辺地域の環境整備として、教育の森構想に基づいて、中学校校庭の緑化推進を含む整備について継続して取り組んでまいります。 また、情報化教育の推進につきましては、基礎的・基本的な学力をつけるとともに情報活用の実践力高めるため、小・中学校にパソコンを配備しているところでありますが、設置後5年を経過した、小学校のパソコンを最新鋭の機種に更新し、情報化教育を強化支援することにいたします。

次に、青年の家につきましては、今回の補正予算に計上いたしております、附属体育館の外壁の改修と、本館の心臓部とも言うべき給湯及び暖房用ボイラーを、ともに更新し宿泊環境の向上を図ることといたしました。 次に生涯学習の推進であります。 21世紀は、物質的な豊かさ以上に、人間性や心の豊かな 社会、思いやりのある社会が求められており、さまざまな分野で生涯学習への期待が高まっております。こうした社会背景を 踏まえて、生涯にわたり自ら学ぶ機会を町民に提供し、さまざまな事業を展開しているところであります。   本町の生涯学習の新しい拠点施設となる、図書ゾーンを核とした『学習センター』は、今年6月末の完成を目指し順調に  工事が進んでおります。 管理・運営にあたっては、町民の自発的な学習要求を的確に把握し、町民の期待に応えられるよう努めてまいります。 『学習センター』の核となる図書ゾーンにつきましては、 1,300uの開架フロアを持ち、次代を担う子どもたちを 対象にした、児童図書を中心に構成いたしますが、幅広く多くの皆様に利用していただけるよう、学校図書館の活動支援や、利用者への資料・情報の提供などを行ってまいります。 また、情報化に対応するサービスの充実につきましては、 利用者の皆さまが図書資料に関する情報を、場所や時間に制約されることなく入手できるよう、インターネット等を活用し、時代に即応した新しい図書館サービスを構築するため、光ファイバーによる情報通信網を整備し、情報提供の高速化を図るとともに、多様化する町民の学習ニーズに応え、親しまれる  図書館を目指します。 また、子ども宇宙科学室のデジタルプラネタリウムでは、 地域の愛好者や関係機関と連携を図りながら、創意と工夫を 凝らした運営に努めてまいります。 さらに、調理実習室では、町内で生産された安全・新鮮な  地元の農産物を使った教室等を開催し、町民の皆さまに『地産・地消』を推進して行きたいと考えております。 また、従来からの拠点施設である『総合文化会館』につきましても、開館10年目を迎え、利便性の一層の向上と新しく誕生する『学習センター』と一体的に利用するための改修工事を行っております。 この2館が姉妹館として、お互いに機能を補完しあうことにより、一層利便性を高め、さらに多くの方々にご利用いただき、地域の生涯学習の拠点施設として、また南加賀における芸術・文化の発信基地となるよう管理・運営に努めてまいります。

次に文化・芸術の振興につきましては、地域伝承文化の保存や育成に努めるともに、子どもの居場所づくり事業の一環と して行う、伝統文化の継承者育成に対し支援してまいります。 また、全国川柳大会や根上り七夕まつりにおける"町民おどりの夕べ"、芸術文化フェスティバルにおける"町民芸能大会"、生涯学習推進の集い等に、より多くの町民の参加が得られるよう内容の充実を図ってまいります。   さらに、町文化財の保護につきましては、町民の財産であり保護対策に万全を期して行かなければなりません。 今年は、西二口町の春日神社タブノ木群の保護育成に取り組むことといたしました。

  次にスポーツの振興につきましては、生涯スポーツのより 一層の推進のため、各種教室、大会を通して町民のスポーツによる、生きがいと健康づくりに努めて行きたいと考えており ます。   また、競技スポーツに関しては、成績を重視した競技力向上策はもちろんのこと、レクレーションスポーツ、少年スポーツに対しても、引き続き所要の支援をしてまいることといたしました。   さらに、全日本競歩根上大会、町民総合体育大会につきましては、根上町として最後の大会となる予定でありますので、 これまで以上に盛り上がるよう努力したいと思っております。 その他といたしまして、効率的な行財政の運営の推進についてであります。 情報化関連につきましては、今年7月竣工の学習センター への情報通信網を整備するとともに、勤労青少年ホームまで 光ファイバーによるネットワーク延伸を図るなど、情報提供の高速化、多様化、安全性に努め、さらなる住民サービス向上を目指してまいります。

   次に、窓口業務につきましては、電算化により窓口での処理時間の短縮や事務処理の合理化をより一層進め、諸証明の発行などにおける待ち時間の短縮を図ってまいります。 近年、インターネットを利用した様々な電子商取引や電子 申請・届出が急速に普及しつつあります。 この際に、利用者が安心してインターネットを通じて、行政手続きが行えるよう、電子証明書を交付し、他人による   『なりすまし』申請や、通信途中での改ざんなどを防止する ための公的個人認証サービスを提供いたします。 また、今年も引き続き、住民票の写しと印鑑登録証明書の 交付事務を、毎週月曜日午後7時まで時間延長いたします。 合併を前に、昨年から実施しております、『ねあがりの今』記録事業につきましては、今年が完成の年であり、各町内会の写真等を整理した記録写真集と記録CDを制作し、現在の根上町の姿を10年後、50年後の後世に残して行きたいと考えております。 また、今年で第6回目を迎える『美しい根上海岸2004 フェスティバル』は、海岸を利用した町のシンボル的イベントとして、また広域のエリアの人たちにも楽しんでもらえるイベントとして定着しつつあります。合併をまじかに控え、今年は近隣の市町からの出演者を招き7月31日に、『渚の広場』を中心会場として開催を予定いたしております

。 以上の施策を中心に予算編成を行った結果、平成16年度の一般会計予算の総額は、69億8,500万円となりました。 この主な財源としては、町税21億4,000万円、地方  交付税10億3,000万円、国・県支出金5億9,911万円、臨時財政対策債をはじめとした町債14億4,540万円を充てるほか、財政調整のための基金や特定目的基金を活用し、7億6,100万円余を繰入れいたしております。

また、特別会計予算は6会計で、50億7,865万円、  企業会計予算は2会計で37億4,115万円となっており、一般会計予算と合わせて総額158億480万円となりました。 以上が当初予算の概要であります。 なお、今回、同時提案いたしております、当初予算以外の  議案で主なものを申し上げます。 議案第4号 根上町自転車等の放置防止に関する条例の 制定につきましては、放置自転車について的確な対策を講じるために、条例を制定しようとするものであります。

議案第5号 平成15年度一般会計補正予算につきましては、青年の家体育館の改修や除雪経費を追加したほか、財政 調整基金に1億円の積み立てを行うことといたしました。 また、国民健康保険会計の財政安定化のための繰出金1億円、根上総合病院経営安定のための補助金4,000万円を計上したほか、各種事業の年度末における精算によるものであります。 財源といたしましては、法人町民税を充てるほか、事業費の確定に伴う国・県支出金、町債等の精算が主なものであります。 それから、議案第6号から議案第12号の各特別会計の補正予算につきましては、事業費の確定に伴い、所要の補正を行うものであります。

   次に、諮問第1号及び同意第1号は何れも人事案件で、人権擁護委員に現委員の根上町西任田町へ50番地『任田 猛氏』を、根上町公平委員会委員には、現委員の根上町中庄町丁  114番地『中村 勝雄氏』の両氏を再び推薦あるいは選任  しようとするものであります。 以上を持ちまして、私の説明を終わりますがなにとぞ慎重ご審議のうえ、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ありがとうございました。