れいなの出産日誌3
2月14日(金)
獣医に行って熱を測ると下がっていない、
元気にミルクを飲むから様子を見ようと、抗生剤注射を打って帰宅。
赤ちゃんにミルクを与えているとサークルに入って一匹を咥えてくるではありませんか!
「ダメ」と口から出にかかった言葉をグーっと堪えた、
だって母犬や母猫は口で咥えるって事に気がついたから、
私の前に咥えて来た子犬を落とすんです?又咥えてソファの隅に落とすんです!
待てよ!サークルはれいなにとって痛い思いと怖い思いがあるんだ、
ベットをソファの隅にセットしてアンカを入れて準備すると
赤ちゃんを咥えて中に入りました、ぎこちないけど鼻で自分のお腹に
手繰り寄せておっぱいを与えているんです。
感激 涙が滲みました。

2匹のベビー達チュバチュバ音をたててしがみ付いてるんです。
覗き込むと体で隠すんです、取らないから見せて〜。
夕方の散歩には出てきませんでした。
しんぼうの散歩が済んでれいな、最後の注射をして貰いに獣医へ。
血液検査もして貰い結果を待つ、白血球が少し多いけど、それは
お腹を切ったからで心配は無いとのこと、
先生に母性本能に目覚めた報告をする。
まとめての支払い約7万円、思ったより安かった。


2月15日(土)
朝の散歩にも出てこなくなった、片時も離れないでいる、ヨシヨシ
「ピンポーン」 ワンワンワンと吠えながら玄関に、いつもと一緒じゃん?
でも直ぐにベビーのところに戻っている。
2軒隣の奥さんが泣いている??
「どうしたの!何かあったの?夫婦喧嘩」
違いました、とっても可愛がっていたコギーのチロルが車の事故にあい
虹の橋に渡って行ったとの事、しんぼうが好きでいつも玄関の前に来て開けて〜、
世話になったからお知らせしときますって挨拶をしに来たとの事、
れいなはそんな事知らずにウ〜と恋カタキの匂いでもするのか唸っている?
医者にも行かなくてよくなったし、熱も下がったみたいだし、安心してます。
ブラックの子はいつ見てもお腹がカエル腹、レッドの子はやっぱり飲むのが下手です。
れいなを仰向きにしてレッドの仔に飲ます。