Incidents(出来事あれこれ)
ぽつり、ぽつりひとしずくのひとりごと。      

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1st 今日から娘は新人戦。五時半に起こされた。顔洗うために眼鏡を外したら、眼鏡がどこか行ってしまったという。やれやれ。着ているパーカーのポケットに入ってた!朝練の成績で団体のチームに入るかどうか決まるそうだ。昨日よく眠れなかったと言うので熱い玄米茶を入れる。結果は、チームには入れず、チームは予選を通過しなかった。夕食時に夫が「これで二股は止めて勉強に専念せぃ。」と言ったが、娘は返事をしなかった。

2nd 夫の中国赴任が早まりそうだ。荷物の送り方について前任者の奥さんにメイルで尋ねた。奥さんも働いてるのでノータッチだったのだそうで、送ったこと無いそうだ。続けて、旦那さんに問い合わせてくれて、また更に他の人にも調べてもらったのを転送してくれた。未知の国への不安でいっぱいだけど、メイルは強い味方だ。

3rd 朝、夫とのんびりコーヒーを飲んでいたら息子が起きてきた。休日なのにと思った私がアホだった。カレンダーに「テスト」と書いてある。「お弁当は?」と聞かれて、コンビニで買ってとお金を渡そうとすると、「そんな暇無い。」と却下された。で、昼近く、作りたてのオムライス弁当を下げてホイホイと自転車で学校に向かった。暗渠の上の近道を通った時、後輪が穴にはまり、見る見る間に空気が抜けた!・・・自転車を引っ張って、弁当を下駄箱の上まで置きに行き、帰りは自転車に寄りかかるように歩いて帰って来た。「急がば廻れ」か。

4th 障子を洗ったり、片づけ物をするが、すぐに疲れて座りたくなる。なんでこんなに根性が無くなったんだろう。情け無くなる。障子張りを自分でさっさと出来たのは、何年前だったかな?「やって、やって」と夫をつついてしてもらわなくちゃならない。法事で家を開くのは、これで最後にしたいな。・・・ということは普段使わない奥の間は永久に掃除されなくなると言うことになる。

5th 体がしんどい理由がわかった。膀胱炎だった。ひと月前のCRPが6.5。医者から痛みはひどくないのか聞かれて、痛みよりだるさが今一番辛い・・・と言いながらハタと思い当たった。寒くなってきたのでおしっこが近くなってきたとばかり思っていたが、そう言えば違和感がある。前は痛みがあったり夜中もトイレに起きたが、今回はそこまではなかった。尿検査をし確認。抗生物質の処方箋をもらう。おととい近道してこっぴどい目に遭っているのに、今日また病院の裏口から、フェンスのすき間を通って薬局に行く近道を見つけた。雪が積もるまではこのルートを使うぞ。

6th 今日は安静にして、お出かけせずにひたすら水分採って・・・と思いきや夕方娘から電話があり、鍵を無くした自転車を持って帰るのに、車で迎えに来てと電話があった。やっぱりね、人生甘くない。しかし娘はいつもよりテキバキ1人で自転車を車に積み込んだ。そしていつもは自転車を降ろせば、後は知らないだったのに、シートをちゃんと元通りにセッティングし直した。少し大人になったね。

7th 息子からアロンアルファを買ってきてと頼まれてたのに、忘れた!「スーパーに着いたときはメモを見て覚えてたのに、お金をおろしたり、他の売り場に寄って品物を受け取ったりしてたら・・・。」と言いかけたら息子は「言い訳するな!」と、どっかで聞いた口調で言った。で、息子は夫の携帯に会社帰りに買ってきてと頼んでいた。ところが、夫もやっぱり忘れた!「一件目のコンビニ過ぎてしまって、次ので絶対買うぞと思っとったのに・・・」と夫もクドクド言いだしたが、息子はしょうがないという顔で笑っているだけだった。オイ、お父さんには言い訳するなとは言わんのかい?

8th タンスの二つ並んだ扉の中を掃除した。そこは子供部屋を整えるまで、小学生の子供達の”基地”だった。息子の所からは、粘土・恐竜のカード・ゲームセンターのコイン・おもちゃのピストル・爆竹まで出てきた。娘の所からはビーズ・もこもこペン・おもちゃの織機の枷・キャラクターの小物達・そしてドロドロに溶けたキャンディー。まるでタイムカプセルのような品々を手に取ると、懐かしさでふと動きが止まる。しかし、エイッと捨てる。空いた場所に夫の作業服を片づける。これも夫が中国へ行ってる間のタイムカプセルになる。

9th 午後、夫が免許証の更新するので休みをとった。で、ついでに奥の間のふすまを外してもらった。久し振りに24畳の広間が出来た。敷居に足を乗せたらボコッとへこむところを発見。ヤナ予感。しかし今は法事を済ませなければならない。そーっとしとこう。開け放したら、床の間の横の明かり障子がまだ張り替えてないことにも気付く。

10th 朝、お華の先生に床の間の薄端にお花を活けてもらう。それまでにあらかたの掃除を終えるつもりだったのに、そうは行かなかった。母も手伝いに来ていたが、お仏壇の準備をしてもらい、私は縁側と格闘した。漆が剥げて艶が無くなっているので、苦労して拭き上げた割には見栄えがしない。午後、帰ってきた夫に座布団を出してもらう。シミが出たのが一枚あるが、上からカバーを掛けることにする。動き回って足が棒になってる。後1日頑張れ!

11th 寝坊した。金沢へ模試を受けに行く息子の弁当を作れなかった。お仏供さんのご飯を炊く時間もないので、息子の弁当用だったジャーのご飯をお仏供さんにする。ごめんなさいと言いながら、形だけは整うように丁寧に盛る。それからお詣りの始まる11時までフル回転する。奥の間に、足の悪い人用にソファと食堂の椅子も並べ、喜ばれた。お経とお説教の間にひととき、体を休める。親戚の人にも手伝ってもらってお茶菓を出す。宴会場ではお酌をしながら35人のお客さんと話す。代替わりをして初めて話す親戚がいる。夫が挨拶で中国赴任の事を言ったので、色々励まされる。色んなハプニングもあったが、小春日和にも恵まれ、祖父の25回忌・父の17回忌・祖母の13回忌は無事終わった、なんとか。

12th 昨日法事が済んでから大工さんに電話すると、パトカーより早いと思うくらいすぐやってきた。床を開けるとシロアリの大群!で、今日はシロアリ駆除業者を連れてきた。見積もりは「坪8000円×42坪+消費税+大工仕事」と出た。え〜っ!即断せず、家族と相談してからと答えておく。ところで、大工さんは昼近くに来ると言ったので、私は病院に出かけ11時までに帰ってきた。が、大工さんの方は約束の時間より早くなり、留守だったけど勝手口から勝手に入ったのだそうだ。これにも、え〜っ!そう言えばおとといの夕方、勝手口を開けて長靴を放り込み、後でまだ入れる物があるからと鍵をせず、そのままにしてしまった。

13th 近所の人に、『開けずの間』の奥を法事で開けたら、シロアリにやられてたという話をしたところ、「ご先祖さんのお陰ね。法事して良かったね。」と言われた。ふむ、ポジティブシンキング!素直にそう考えられればいいんだけど、夫は大金をかけてまた再発したら?とか仕舞いには自分でやると言い出す。もう、転勤を控えてそんな暇無いでしょうが。それに道具や薬剤なども揃えなくてはいけないのだし、薬剤でアレルギーとか出たらどうするの?母が、私達の出した法事のお金にお釣りを付けて返してあげると言ってくれてるから、専門家に任そうよ。

14th シロアリ駆除の見積もりが少し安くなり、5年間の保証が付くと言うことで、夫も納得してやってもらうことになった。
午後から車で何ヶ所かまわって用事を片づける。灯油が33円/gとお安い店を見つけた。ポリタンク3つを満杯にして買う。家の前に車を寄せて、息子の自転車があるのを見る。ホッ!息子が帰ってきていた。呼ぶとPCをしていたらしい息子はじゃまくさそうに出てきて、乱暴にポリタンクを車から降ろして運んだ。ヤレヤレ、冬は灯油のお世話のために息子と仲良くしとかなきゃ。

15th 今朝は冷えた。朝のゴミ出しに行くのに、足首が痛む。それでも天気が良くて気持ちがいい。近所のばぁちゃんが乳母車を押して回覧板を回しに行くのに出会う。「あんな遠いとこまで行かんならん。」と50メートルくらい先の家を指す。私は「天気いいさけ、ゆっくり行っておいでよ。」と声だけかけて、お使いはしてあげない。それが年寄りに対する私流の親切だ。

16th 9時少し前にシロアリ駆除屋さんが来た。トラックの後部の扉を開けるとコンプレッサーみたいな機械とグルグル巻きにした黒いホースが見えた。床下に潜っての噴霧が始まると、つんとする臭いが上がってきた。少し目に浸みたので窓を開け放す。シロアリ屋さんは最近は強い薬が使えなくなったから、家にいても大丈夫と言ったが、夜になって閉め切ると臭いがキツイ。換気扇を廻しっぱなしにする。晩に大工さんが見に来て床板と畳をはめて行った。「命を縮めるようなあんな仕事(シロアリ駆除)、わしゃ出来んな。」と言った。そういう仕事してくれる人もいないと困る!

17th 夫と、夫の実家へメイルの仕方を教えに行く。その帰り、有料道路で障害手帳・割引券・みちカードをセットにして出したのに、割引されない料金がカードから差し引かれた。次の料金所でそのことを言うと、割引分のお金(150円)を返してくれた。これをセコイと言うのだろうか?私の中では、「ダメモトでも言うてみる」と「正規の手続きを踏んだ上での事柄には、ねばる」がモットー。で、その150円、何に有効に使うか?

18th 親戚から軽トラを借りて、庭のおろした枝を畑へ持っていくことにした。夫は枝を積むと、畑ですることがあるからと先に行ってしまった。何年振りかで軽トラを運転する羽目になる。エンジンを掛けクラッチを踏み込む。いてぇ〜足首。ちょっと気を抜くと押し戻される。レバーを両手で持ってローに入れ、そっとクラッチを繋げるが車が前に出ない!あ、そうだ、サイドブレーキをはずしてない。これも両手で持ってはずす。前に出た!と思ったら道路に出るためにすぐハンドルを切らなければならない。何て重いんだ!軽トラにパワステなんか付いてるわけないよね。クラッチを切るたびに「ソレッ!」と掛け声かけながら、それでもトップにまでギアチェンジする間もなく畑に着いてしまった。今、自動車学校へ行ったら絶対普通車の免許は取れないと思った。

19th 昨日、息子に買ってきたチャンチャンコが小さいので、大きいのに替えてこなければならない。自転車の後カゴにその袋を乗せ、アチコチ行って用事を片付けた。お店の人はレシートを見せるとすぐ取り替えてくれ、自転車に荷物を乗せたままその場を離れても盗まれない。あ〜、なんて日本は平和で良い国なんだろう。小春日和の日差しの中、ポカポカした気分で自転車をこいで家路についた。

20th 親戚の家へ、もらったお餞別の半額を返しに行く。法事をしたときに、「御仏前」を受け取らなかったら、その代わりだといって、夫にお餞別をもらった。「寸志」と書いてあったのに中身が高額だったので、母が半分返してきたらと言ったのだ。そして夕方過ぎ、また別の親戚から「お餞別」の入った現金書留が届いた。夫は、なんかこんなにもらうと気が引けると言ってる。ふ〜、こんなくらいならあっさり「御仏前」もらっといた方が、お互い手間も気も使わなかったのと違うかいな。

21st 出張した夫を駅まで迎えに行く。ついでに予約しておいた、関空までの切符を買った。窓口の人が画面を見ながら発券し、領収書を書いたりお釣りを計算するのには、そろばんを使っているのがおかしかった。夫と同じ汽車で、又従弟の奥さんも降りて来た。元気そうだ。交通事故で内臓にダメージを受けたのに、しっかり職場復帰して頑張ってる。

22nd 娘が先日の日曜に行われた、弓道場の落成式の写真を見せてくれた。とても綺麗に撮れてるよ。カメラマンご苦労さん。こういう式は滅多にないことだから、いい時期に巡り会ったね。筑波大OB達がやったという、鎧を付けた戦いの弓のパフォーマンスの写真が無いのがチョット残念。フィルムが済んでしまったのに、手違いで予備のが無かったのだそうだ。夫はカメラマンの心得として、「常に予備のフィルムを持ってること」とアドバイス。

23rd 娘の誕生日と夫の送別会を兼ねて、お昼に回転寿司へ行った。夫は昨日、廻らない寿司屋で、社長さんから奢ってもらったけど、大して旨いと思えなかったと言い、結局、廻ってるお店になってしまった。いつになったら廻らないお寿司やさんへ連れて行ってもらえるのかな?でも、廻ってるお寿司やさんでも家族でボックス席に肩寄せて座り、お皿の色があ〜だこ〜だと言い、一貫を分けながら食べる方が楽しいかな?昨日、社長さんは二人分1万円を支払っていたそうだが、5人で食べてもまだお釣りが来た。

24th 自転車で畑から帰る途中、車が寄ってきて茶髪の兄ちゃんが窓から顔を出し「あの〜、すいませんが・・・」と言った。若い兄ちゃんから声を掛けられるなんて光栄だわサと、次の言葉を待った。「あそこに人参が1本落ちてましたよ。」と後を指差した。自転車のカゴを見ると、2本採ってきたはずの人参が1本しかない!!「あ〜ら〜、ありがと〜。」とひっくり返った声で御礼を言って引き返した。車が変な風に蛇行して行き交う所に、人参は無事落ちていた。みんな人参を避けて通っていてくれたのだ。

25th 夫が中国へ持っていくお土産の買い出しに行く。かさばらなくて、日本らしくて、役に立って、送って喜ばれる物って?結局、今夫自身が仕事で使っている、赤と黒のボールペンにシャープペンシルが一つになったペンにした。日本のメーカー名とMade in Japanを確認した。店頭に少ししか並んでいなかったので、すぐに仕入れてもらうよう頼んできた。水曜には入るという。もう少し値の張るお土産には日本語の辞書機能付きの電卓にした。日本語の学習に役立ててほしいと願いを込めて。メーカーはカシオだが、中国製だった。

26th 大工さんが敷居を入れに来た。まっすぐな敷居ではうまく戸が入らないと、ブツブツ言いながら微調整していた。周りの漆が日に焼けて、赤茶けているので、新しい敷居は、そこだけ黒っぽく見える。しかし、敷居が入ってやっと座敷が戻ってきた感じだ。
年末調整の申告に障害が2級に変更になったのを記入し忘れていた。夫が気付いて会社から電話してきた。控除額が違うんだっけ?

27th 診察の時、最近変形が進んできてる感じがするので、抗リウマチ剤をお願いしてみた。で、前に飲んでたリマチルが再会された。漢方薬も越婢加朮湯に替わる。桂枝加朮附湯はそのまま続ける。診察の時に質問されて気付く。前は左足首が腫れて熱かったのに、今は左肘の方が熱い。あ〜、リウマチはやはり私の体を、お散歩して歩いてる・・・。薬局でスーパーの手提げポリ袋いっぱいに薬をもらう。

28th 近頃PCのご機嫌が非情に悪い。すぐにフリーズする。マウスが原因かも知れないと、この間夫が分解して掃除したのに、やっぱりマウスの矢印が動かなくなる。マウスのコードを持って、軽く畳の上に落としてみた。シャットダウンをしなくてもマウスが動き出した。シメシメ。頼むから動いててよ。なだめすかしてお願いしながらマウスを扱っている。

29th 学資保険が来月満期になるので、郵便局の人が来た。で、なんやかやと話してて、息子の簡易保険に入ることになった。息子は未成年なので、保険契約者を夫にすると、夫を確認しなくちゃいけないから、中国へ行ってしまう前にということで、さっさと話が進んだ。夫の確認も明日と言ってたのが、夫は送別会に行くため早く帰って着替えをしているとこへ郵便局の人が来たので、いっぺんで書類が整った。約款には海外での事故や病気の保証が明記されてなかったので、手書きで記入しといてもらう。息子も多分この先20年の間には、きっと海外へ出掛けるから。

30th 夫が休みを取ったので、田舎の両親が来ることになった。4人でお昼を一緒に食べる。チョット珍しい物をと思い、フランス料理のレストランへ連れて行った。ウェイターさんはちゃんと割り箸を用意してくれ、どのナイフやフォークを使うかも説明していくので、あんまり気取らずに済む。素材もレンコンや平目でなじみ深く、あっさり仕上げてあって、夫の両親は残さず食べてくれた。義父が「こんな珍しくて旨いもの、83年振りに食べた!」(生まれて初めてと言う意味)と相変わらずのボケをかました。

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