Incidents(出来事あれこれ)
ぽつり、ぽつりひとしずくのひとりごと。

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1st 金沢音楽堂へ「グリーン・ツーリズム 県民フォーラム」を見に行った。立教大の安島弘幸先生の「グリーン・ツーリズム紹介」の話の後、そば打ちなどの実演があった。話よりも講演に使われたパワーポイントの見せ方や、スクリーンでなく発光式の大型visionに見とれてしまった。で、お目当ての、みなみらんぼうさんの「自然に親しむ」のお話。「森」と「林」の違いを初めて知る。一曲ぐらい歌うのかな、と期待してたのにそれはなかった。
夜、夫の寮へ電話し「もしもし」と言うと「○×#◆◎」と女性の声で中国語が返ってきた。とっさの事で中国語が出てこない。かろうじて、夫の名を中国式に言ったが、またわからない中国語が返ってくるだけ。”Do you speak English?”と言うと”No.”と答えて電話が切れた。もう一度「もしもし」とかけると男の声で「んぅぁー」みたいな怒ったような声が聞こえて切れた。携帯にかけると、やっと夫の声がした。電話の短縮機能がイカれていた。ごめんなさい、誰か知らないけど中国の人。

2nd 町内の公民館の運営委員会、初顔合わせ。ある男性委員が、年間行事予定表を見ながら「『婦人会』があったら、これとこれとこれは公民館でやらなくていいのにな。『婦人会』を復活させたら楽なんになぁ。」とブツブツ言っていた。え?誰が復活させるの?あんたが先頭に立って復活させて、初代婦人会長になるのなら話は別だけどね。・・・ラジオの英会話で丁度「ファシリテーション能力」というのをやっていた。「会議や組織において調整役を果たし、雰囲気をつくり生産性を高める能力」らしい。改めて今夜の運営委員のメンバーの顔ぶれを思い出していた。

3rd 娘が「節分やから夕飯は太巻き!」と言って譲らない。手巻きにしようと言ったのに。手伝うことを条件に太巻きを作った。キュウリ・高野豆腐・はんぺん卵・椎茸・紅生姜と具を用意して並べた。娘と並んですだれを広げてやり方を教える。「お母さんの手は曲がってるからうまくやれないけど、アンタはしっかり具がバラけないよう指を広げて・・・」と口だけのお手本。それでも娘はなんとか巻いた。そして3本巻いて、わぁできた!と喜んだのもつかの間、カニ足を入れるの忘れてた。娘は「失敗を修復するの、慣れとるから」と開いて入れ直した。(-_-;)

4th 天気が良くて、「今日こそ!」と車庫の軒下につるしてあった玉葱をみんな下ろした。自転車の前後の籠に山盛りに積んで家まで運んだ。車庫は寒かったが、玄関先はひだまりで暖かい。腰掛けを出して玉葱の皮をむいた。通りがかりの人が見ていく。若いときは道から丸見えで絶対こんな事はしなかったのに。でもこうやって体も日に当てないと黴が生えそうだから。傷んだところを捨てても、大きな笊に山盛り2杯になった。野菜クズはバケツに3杯。家に入って飴色タマネギにした。寸胴鍋二つだった玉葱が、3分の1以下になるまで炒め続けた。そして3ブロックに密閉して冷凍庫へ。入りきらなかったのは夕飯のシチューにした。今年の立春は『玉葱』で暮れた。

5th 安い中国語講座がないか探していたら、知り合いが隣町でやってる教室を教えてくれた。ネットで検索して、ちょいと立ち寄った人からも同じ教室を紹介された。それで、その講師が役場の国際交流員だと聞いて、「参加して良いですか?」と役場へFAXした。メイルで返事が来た。「お待ちしてます」と。一行目が「ニーハゥ」で始まっていた。「ニーハォ」とカナ表示するもんだとばかり思っていたので、早くも発音をの違いに気づかされた。

6th 通院。前回の検査結果、「CRP 1.1」。すごい!何年振りかな〜、こんな良い数字に出会ったのは。医師はカルテをめくりながら「何でこんなに良くなったんだろう?」と首を傾げた。私、「良くなってきた自覚はありますよ。オルヂスも最近殆ど飲まなくてもしのげるようになってきたし」と言う。診察室を出るとき医師は大きな独り言を言っていた。「本当にリウマチってわからん病気やなぁ。」うん、私もそう思う。
 
7th 「リウマチ制圧10ヶ年対策国際会議」に東京へ行こうと支部長さんから誘われている。丁度往路がJALのバーゲンフェアの最終日。明日から航空チケットの予約の受付開始。ネット予約の方法をシミュレーションしてみる。取れるかな?国際会議の会場がホテルオークラというのにクラッときて「行きます!」と言った。会議は同時通訳で聞くとしても、レセプションくらいは自分の英語力で乗り切りたいな。 

8th 英会話教室を休んでまで、ネット予約した。取れた。!(^^)!夜、予約状況をのぞいたらまだ残っていた。なんだ田舎ルートは焦らなくても良かったのか・・・。それなら英会話教室へ行って英語を磨いてればと思ったが、先が読めないんだから、これで「よし」にしとかなきゃ。
上海から夫が電話してきた。この季節は霧がかかることが多いので、今日の内に長江を渡っておいたのだそうだ。「ブランド品の偽物のお店におるんやけど、何かほしいものないか?」と聞かれたので「いらん!中国の地図と雑誌。」と即答した。「なんだ欲の無い奴やな。」と夫は言った。ブランド品なら本物が欲しいのに、わかってないね。

9th 夜、夫が帰ってきた。着替えも半分にして、電話とメイルで中国へ連絡を取っている。やおらそれからこたつの上に、店開きするみたいにお土産を並べたてた。で、例の偽物屋で買ってきたロレックスの時計を「どうや、どうや。」と見せびらかした。娘は自動巻が珍しくて、電池が無くても動くことに感動していた。夫は「本当にこれの女物いらんのか?」と私に念を押す。更には「安かったよ、パンダ(娘への縫いぐるみ)の方が高かったよ。」 とも。赴任期間が終わる2年後、そのにせブランド時計がまだちゃんと動いてたら、買ってもらうことにした。

10th 久々に家族4人で出かける。息子の携帯電話を買う。お得なコ−スにしたいが説明が早口で分かりにくい。後にいた夫が「こっちは初めてなんだからもっと丁寧に説明して。」と店員に注意した。
母も誘って回転寿司に出かけた。丁度混んでる時間帯で30分以上待ってやっとボックス席に座れた。ほとんど流れているお寿司が無くて、注文するのだが「済みません、売り切れです。」と何度も言われた。(^_^;) 

11th 昨日から夫の免許証を捜している。私が更新した免許証をもらってきて、これは大事にしまっとかなきゃと思って・・・それからどこへしまったか?・・・夫は、免許証が無いからどこへも行けない、再発行してもらいに行くとまで言い出す。んもう、絶対家にあるのだから、じっくり捜させてよ!一触即発のムードになってきた。午後、出てきた。最初に捜した場所にやっぱりあった。引き出しを仕切った箱の裏にくっついていた。ハ〜、やれやれ,やっと買い物に出かけることができる。

12th 朝、夫は中国のおみやげを細々仕分けして袋に入れ、会社に出かけた。夜飲み会があるので、午後一旦帰ってくるから車で送ってくれと言い残して行った。待っていた。何も連絡のないまま、帰ってきたのは午前様だった。んも〜!お陰でこっちの予定が大幅に狂った。これが一時帰国でなかったら、ケンカしてるだろう。

13th 夫と出かける。電器屋さん→「梅の花」(豆腐料理の店)→金沢音楽堂 の予定が、電器屋さんは定休日。11時ジャストに行ったのに「梅の花」は予約客で混んでおり、待たなくてはならない。諦めて金沢駅で麺を食べた。パイプオルガンのコンサートはとても心地よかった。ついウトウトしてしまった。気軽に楽しめるこんな企画はいいな。帰りにスーパーで、夫が中国へ持っていく食料をカート一杯買い込んだ。デジカメも買う。

14th 娘は昨晩12時までかかっていた手作りチョコを、今朝はお重に詰めて(!)学校へ出かけた。娘のチョコと、私の買っただけのチョコを持って、夫の実家へ夫と出かける。義父にプレゼント。義母のPCの具合も確認。夜、娘の塾の帰り道、車庫から家まで並んで歩く。こういう時間もあと一年しかないなと思うと、送迎も貴重な時間だ。

15th 夫は大阪へ出張。で、私はいつものように英会話へ行った。Olympicsの用語を教えてもらう。夕方夫を駅へ迎えに行ったついでに、息子の受験用の汽車の切符を買った。座席指定は売り切れていた。帰りの特急券は買わずに息子の好きに任せることにする。夫は夜、飲ミュニケイションに出かけた。例の偽ブランドの時計をはめて。そしてその時計が1日に30秒も遅くなることが判明した。私は「そらみたことか!」と勝ち誇って言った。

16th Lav4のオイル交換に行く。コーヒーを飲みながら待つ。隣の席にはウェルキャブ(福祉車両)の相談している親子らしいペアがいた。私はLav4のキーを右手で回せなくて左手で回している。夫が「何か道具がないか聞いてみたら?」と言ったけど、左手で回せるうちは、このままで良い。
うちの畑と天神様と公園へ梅を見に行く。天神様の梅が一番咲いていた。夫が中国の人達へのお土産を何にしようかと迷っていたので、キティちゃんのチョコを選んであげたが、果たしてキティちゃんを知ってるかな?

17th 夫を駅まで送る。スーツケースが28s余りある。小松駅にはエスカレーターもエレベーターもない。私が手荷物を持ち、階段を夫はぶつくさ言いながら降りて上がった。「お酒を置いて行けば?」と言ったのに返事をしなかった。夫は後で関空から電話をかけてきた。荷物1個が25s以下でないと受け付けてもらえず、酒を手荷物の方へ移してやっと預けてきたと言った。荷物を運んで汗をかいたので、出発までビールを飲むという。でも今度は手荷物が重たくて・・・とぼやいてる。

18th 中国語の教室に初めて参加した。どの位のレベルなんだろう?ついていけるかな?と不安だったが、玄関で会った人の後にくっついて教室に入った。既に中国語が飛び交っていた。席について黒板の文字を見ると、見覚えのある言葉が並んでいたので少し落ち着いた。先生が気付いて話しかけてきたが、解らない。しかしそこは英語で鍛えたハッタリがある。とっさに自己紹介する。問いとはチグハグだったようだが「少し話せるのね。」と日本語で言われたので「ラジオで何ヶ月か勉強しました。」と答えた。「それで十分よ。」と言われた。会社にセツ江省からの研修生が来て、必要に迫られた会社勤めの人も、今日が初めての参加だった。1時間半があっという間に過ぎ、雪道を太った三日月を頼りに帰った。

19th 寒気がして買い物に出かける気がしない。冷蔵庫や買い置きをチェックしながら献立に頭をひねった。何とかおかずは出来た。おかずが少しさびしいので、穴埋めにコーヒーゼリーを作った。作ったつもりだった。いつもなら1時間で固まるのに3時間経ってもシャバシャバしている。娘も冷蔵庫を開けてがっかりしている。ゴメン。分量間違えたみたい。明日になれば、固まってるよ、きっと。明日を信じよう。♪明日があるさ。・・・最後はゼリ−ごときに大騒ぎするな!

20th ご近所の娘さんが日曜日に結婚したという話を聞いて、慌ててお祝いを持って行った。「知らなくて、遅くなって済みません。」と言うと、「6月に子供が生まれるので急いで式だけ挙げたので・・・。」とその母親が話した。あ〜やっぱりという気持ちと、うちの息子より一つ上なだけで、もう親になり、その母親も私より一つ上で、おばあちゃんになるのか〜という感慨を持った。毎日のように行ったり来たりして遊んでいたのが、もう10年前だ。「10年一昔」ってホントだ。

21st 景品でもらったシクラメンの鉢。天気がよいので外に出した。午後取り込もうとしたら、花も葉もだらんと垂れていた。根本にいっぱいあった小さなつぼみの茎が干からびていた。おかしいな?受け皿に水を入れておくと、自然に吸い上がるようになっていて、ずぼらな私でも管理できると思ってたのに。受け皿にまだ水はあったが、上から少し水をかけてみた。

22nd 夫が忘れていったフリースのジャケットを中国へ送った。かさを減らそうと、畳んで袋に詰め、その上に乗り体重かけて押しつぶした。圧縮袋があると便利だろうな。郵送料¥1030。中身と大して違わない額だが、国内送料ともそんなに違わない。宛名はなるべく中国の漢字で書いてみた。郵便番号はどこに書けばいいのだろう?日本式に住所の頭?それとも米国式に最後?

23rd 娘の塾の面談に行った。とても丁寧に説明があった。帰ってから娘に話すと「先生、営業用の笑いをしてなかった?」と返ってきた。「あら、あんたらそんな陰口言うとるの?」というと、「だって自分から”営業用の笑い”って言うとるよ。」ふ〜ん、塾の先生って営業してるんだ。だから生徒にも愛想を振りまかなくてはいけないのか。塾で先生に解らないとこ教えてもらっている子がいたっけ。まるでゲームをしてるみたいに、大騒ぎして盛り上がっていたよ。

24th 今朝は息子が2次試験へ向けて旅立つ。「アレ持った?○○の場合は○○をして・・・。」とつい口出ししてしまう私をうっとうしそうにしている。昼頃から、実況中継みたいに、短文のメイルが入ってくるようになった。声で聞くと素っ気ないと思うに違いないが、メイルの文字だと不思議と伝わってくるものがある。「一人でどっか行くの楽しい。」というのが届いたとき、子離れの時期を知らせる着信音を聞いた。

25th 中国語講座。先生にさきおとといの疑問をぶつけてみた。「中国では郵便番号はどこに書くのですか?」先生はアッケラカンと「私、知らない。カナダは最後だけど。」あ、そうだ。中国系カナダ人だった。中国からの郵便物を見てる日本人が「最初だよ。」と教えてくれた。「ドイツは真ん中。」とドイツ人が言った。「え?うっそ〜。」と思わず声に出した。ドイツでは、番地・通りの名・郵便番号・都市の名の順だそうだ。ややっこし〜。
家に帰ると、息子は帰っていた。新幹線経由の最速コースで帰ってきたそうだ。

26th 昨日、ゴミ当番だった。間違えて出された物が山とある。原則として、それはゴミ当番が預かることになっている。でもそれはあんまりだという量だ。で、昨日は町内会長がつかまらなかったので、事務担当の人に言っておいた。が、今朝になって担当違いと言われたので、もう一度町内会長に連絡した。町内会長は、町内の美化委員に伝えると言った。名前を明記した自転車だけは、捨て主のとこへ返しに行った。最近越してきたばかりの人だった。

27th 障害手帳の制度を利用して、自動車の税金をまけてもらおうと、先日から動いている。陸運事務所の説明がイマイチわかりにくくて、実際に制度を利用してる人に尋ねた。そしたら、はるかに説明がうまかった。今日は自動車会社に車検証をPCでfaxしようとしたが、地模様があってうまくスキャナーが読みとってくれない。faxを持ってる親戚に電話すると都合が悪い。一番近いコンビニへ行くとfaxが壊れていた。で、次のコンビニで送った。地模様の情報をみんな送っているせいか、機械が壊れたかいなと思うくらい沈黙の時間を挟みながら、動いていた。

28th 結局、ゴミの収集所は、月曜日のままだった。性善説はまちがいである。間違えて出した捨て主が、気付いて持ち帰った様子は無い。町内会長や美化委員が動いた後もない。頼んでおいた看板もない。小学校で習った「小さな白いにわとり」の話を思い出した。ゴミの中に生臭い物があったらしく、動物が散らかしてあった。仕事が増えた。有害ゴミだけは危険なので、袋にまとめ、証拠物件として、また早く看板を作ってという意味も込めて、美化委員の家へ持っていった。ばあちゃんが出てきたので、「こんの(この家の)お父さん、帰って来ておいでるけ?」と聞くと、「おるわ。」と引っ込んでいった。出てきたのは、じいちゃんだった!(こういうのってジェネレーションギャップ?)

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