Incidents(出来事あれこれ)
ぽつり、ぽつりひとしずくのひとりごと。

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1st 一昨日、早めに氷室饅頭を買ってきて昨日食べといた。今日、叔母が「ほんの3個だけど。」とお裾分けを持ってきた。で、又食べた(^_^)v 夫には夜勤用のおやつに持たせた。夫の夜勤も今夜で終わり、今月からは平常通りの日勤プラスサービス残業に戻る。夜勤シフトの方が家にいる時間が長く、ジャガ芋堀ったり、漬け物漬けたりと、色々家のことをやってもらえて助かっていたんだけどな。

2nd 夫を宴会会場へ送り、冷蔵庫の残り物とインスタントラーメンで夕食を済ませたばかりの頃、娘が帰ってきた。あれ、帰ってきたの?連絡が無いから今夜は帰らないと思っていたのに…。娘もインスタントラーメンと残り物で夕飯を食べた。でも助かった!明日、夫は駐車場の線引きをする事にしていた。私は予定があって手伝えないので夫からブチブチ文句を言われていたとこだった。娘の方が絶対有能な助っ人だ。娘もお小遣いがもらえるし、これで三方一両得だ!

3rd 「あじさいグループ」のお食事会。今年はNさんのお世話で辰口の「幡生ノ荘」へ行く。みんな車なのでノンアルコールビールを飲みながら、おいしい魚料理を食べ、2時間、隙間無くみっちり話した。来年の再会を約束して解散。女はこうやってストレスを解消する。夫は昨日の宴会は女性20人の中へ男二人で参加した。酒を飲まずにただひたすら食べておしゃべりするだけの宴会に、夫は「あれでいいんかな?あんまり盛り上がらんみたいやったけど…。」と感想を漏らしていた。おしゃべりして満足する感覚が理解できないようだ。

4th 近所の電器店のフェアに行く。選べる粗品の中からリモコンボックスをもらう。夫は輪投げに挑戦し、2発とも外れて残念賞の風船をもらった。「どうせ賞品は子供のおもちゃばっかりや!」と夫は負け惜しみを言った。薄型テレビを「見学」していたらお兄さんが来て、特性を説明しはじめた。熱心に聞いている夫に「いくらデジタルでも、うちはケーブルでアナログしか見れんがいね。」と横やりを入れる。プリンターを「見学」していたらお姉さんが来て、特性を説明し始めた。今なら両面印刷用のキッドが無料で付いてくると言った。「そりゃすごい!1回紙を通すだけでいいの?」と喜んで尋ねると、お姉さんは「そうじゃなくて…」と済まなさそうに機能を説明した。「なぁんや。ただそれだけの事?」と言うと、夫が私に向かって言った。「おまえと見てるとちっとも面白くない!夢がない!」

5th 市役所の下水道課の人が来て、農道に祖父名義の土地が含まれており、下水道工事をするので承認の署名が欲しいと書類を置いて行った。昔、この農道横に田んぼがあったらしい。拡張するため土地を提供したので、田んぼを売った後にも農道分だけ名義が残ってしまったらしい。私の記憶に無いところだ。祖父の名前の最初の漢字一字と、夫の名前の最初の一字が偶然同じなので、市役所の人は夫のことを直系の子孫だと思い込んでる。

6th 暑〜い昼下がり、市役所・郵便局・お店2件を回る。かなりへたばった。スーパーのタイムセールで\4095→1500→750と値下げされたスカートを買った。スピーカーの売り声につい乗ってしまった。試着しなかったけど、帰宅して履いてみたらOKだった!(^^)! このスカートに何を組み合わせよう?どこへ履いて行こう?…と想像して元気になる。

7th
 娘は夏休みに短期留学する事にした。申込金を振り込んでほしいと言われ、ATMと格闘する。何回かやり直して「現金振り込み」はできなくて通帳からの「振り替え」なら出来ることがようやく理解できた。また、送金者を娘名義にしようとしたが出来なくて、夫名義で送金されてしまった。ATMって全く融通が利かないヤツだ!
リウマチのKさんに喫茶店で会いお話しする。リウマチのMさんから電話がかかってきてお話しする。そろそろ小松でも、リウマチおしゃべり会を始める潮時かな〜?

8th
 
な〜んか最近台所に小蝿が飛んでいる。原因はどこだと探したら、フキタチの漬け物からだった。重し石にかぶせてあったナイロン袋にびっしり殻付き卵がくっついていた。とにかく重し石を必死の思いで外流しまで運んでどけた。木蓋を開けるとプ〜ンと発酵した独特の匂いが台所中に広がった。上澄みを捨て、洗って湯がいて水にさらして、味付けて焚いて…と首から汗をしたたらせて奮闘した。その頃小松は36.5℃を記録してたそうだ。それで出来あがったテンバゴキは、少し大きめのお鉢に一杯分。割に合わない…。 

9th
 今日は珍しく英会話教室に時間通りに着いた。先生はまだ来ていなくて、Kさんが机を並べていたので手伝う。先生は5分も遅れずやって来たのだが、色々言い訳を言った。いつもまじめで気性が穏やかで、日本人以上に日本好きと思える先生だが、言い訳を聞いていると、やはり西洋人だと思った。言い訳はみっともないと私達は教えられてきたが、「遅れた理由をちゃんと説明すること」はりっぱな自己表現なのだ。

10th
 
息子の所へお米・野菜などを積んで持って行く。行きは高速を使わず、山越えの国道を走った。合歓の木が真っ盛りで、夫と私は歓声を上げながら見とれた。しかし、鈴鹿山脈を国道305号で越えたとき、これが国道かいな?と疑う様な細いうねった所が何ヶ所かあった。
息子は実験中で遅くなると言うので、「東きち屋」で遅い昼食をとり、食後のコーヒーで粘っているとやっと息子がやってきた。頭にタオルを巻いて真っ黒に日焼けしていた。相変わらず痩せているが、おいしそうにご飯を食べ、実験やインターンシップの事を楽しそうに話すのを見て、安心した。帰途、息子お奨めのスポットである青山高原へ寄った。迫力ある風車の群に、ポカンと口を開けて見とれた。東名阪高速から365号線への道に迷い、途中で何人もの人に聞いて走った。イスラム系の顔つきの人にまで聞いた。日本語は上手だったけど、反対方向を教えてくれた(^^;)

11th
 夕方近くになって夫と投票所へ出かけた。今回から何故か入場券が郵送された。投票所には意外と人がいた。しかしよく見ると20〜30代前半の人達を見かけない。そういうウチでも、息子の住民票は移してないので、投票は小松でしなければならないが、とてもじゃないが帰省してまで投票はできない。向こうで息子は今夜、選挙の集計のアルバイトに行くとっ言っていた。

12th
 
郵便局ではがきを買っていると、隣のカウンターにキャンバス地の星条旗で作った様なを袋を持ち、大きな段ボール2個を前にして、職員とやりとりしている西洋人女性がいた。西洋人は少し日本語が話せるようで、窓口の若い女性職員も一生懸命英語混じりの日本語で説明していた。だが聞いていると、西洋人は同じ質問を何回もしていて、職員もそれに答えようとしてはいるのだが、ちぐはぐである。急いでいたのでその場を去ったが、うまく荷物を送れたのかな?

13th
 
朝起きたが、身体が動かない。窓を開けたまま寝てしまっていた。夫が出かけてから、横になって休んだ。少し楽になったので、熱い濃いめのコーヒーを飲んで家事や用事をした。夕飯の準備を始めた頃から、また首が回らなくなってきた。冷蔵庫の奥の方にある物を出してくるのに四苦八苦した。クーラーを付けて寝ることにした。その方が温度が一定に保たれるし、窓を閉めに起き出さなくてもいいから。

14th
 
今日はすんなり起きあがれた。友の会の役員会のため金沢へ出かける。ガーデンホテルは混んでいて10人が固まって座れなかったので、ランチタイムが終わるのを待ちながらゆっくり昼食をとり、その後、席を変えてもらって話し合いする。小松に帰って買い物している途中で、ハッと気が付く。ホテルのトイレにリウマチの書類を忘れてきた!慌てて帰宅しホテルに連絡した。私が忘れた洗面所のシャボンの横にそのままあったという。ホッ!着払いで送ってもらうことにした。

15th
 
Hさんが自家製の梅ジャムとお土産のおやきを持って遊びに来た。帰るとき、車をバックさせたら境界の石の段から片方の車輪が落ち、車体の底に石がつっかえて動かせなくなった!二人で漬け物石や棒をかませたりしたが、ジャッキで上げないと無理のようだ。ジャッキはあるが、回すハンドルが無い。Hさんはおうちに電話して、ご主人に来てもらってやっと脱出した。 

16th
 立ちくらみするし、だるいので、主治医の診察の日ではないが病院へ行った。採血して調べてもらったら、鉄欠乏性貧血で低血圧であった。(両方とも予想していたことだ!)鉄剤を飲むと気持ち悪くなることを言って、注射薬にしてもらう。「貧血を長いことやってると心臓にも負担がかかるよ。」と言われた。ついでにRFの検査もしてくれるらしい。久し振りだ〜。たまには主治医じゃない日に行くのもいいもんだ。

17th ガーデンホテルから忘れ物の書類が速達で届いた。切手が貼ってあった。郵便書簡にお礼を書いて切手を同封して郵送する。速達で届いたんだから、こりゃ支部報作りをやらなくちゃ!とパソコンを開いたが、レディースネットワークの名刺作りを思い出した。これを片づけてからと、FAXを送ったり用紙を買いに行ったりで終わってしまった。夕飯は娘も一緒にスタミナ付けるため、焼き肉にする。 

18th
 
午後のニュースで福井が大雨でエライ事になっていることを知る。「足羽川決壊」という声に釘付けになり、「九頭竜川はどうなんや?」と思わずラジオに突っ込む。夜、バイトから帰宅した娘もニュ−スを見て驚いていた。九頭竜川べりの娘の学校や下宿のあたりはどうやら大丈夫そうだが、自宅が被害地域にありそうな級友もいるらしい。学校では、数日前の新潟の洪水のボランティアを募っているそうだが、こりゃそれどころじゃないよ。

19th
 
昨日寝しなに冷えたメロンを食べた。夜中に3回起きてトイレに行った。蚊にも刺されて寝付かれなかった。朝起きたら、左足首に楔を打ち込まれたみたいに歩くたびに痛い!足を引きずりながら、午後バイトを早引けした娘に、かろうじて昼食を用意した。幸い電車は復旧していたので、下宿まで送っていく必要はなかった。夕方になっても足の痛みが引かず、会社にいる夫に電話した。「買い物に行けない!帰りに何か買うてきて!」

20th
 足の痛みは治まってきたが、もう1日静かにしてる。面白い言葉を2つ見つけた。阿刀田高のエッセイ「知識のかけら」より『ムンテラ』:ドイツ語ムント・テラピーの略。口先ひとつで治療すること。悪い意味であるが、阿刀田氏も書いているように悪いことばかりじゃないと思う。ムンテラのうまい医師に出会ってみたいくらいだ。もう一つは読み忘れた金曜の新聞から『アバランシェ効果』:最初はささやかなことが全く予測しがたい破局的結果を生む現象。アバンシェは雪崩。これには出会いたくない。

21st
 
娘の留学費用の残りを労金のATMで振り込む。今度は現金での振り込みも、振り込み者を娘の名前にするのもうまくいった。お利口さんのATMだ。ただし、お釣りの小銭を穴から取り出すのに一苦労した。穴が深くて、曲がった指が底まで届かない。ついでにKDDIの料金を労金のカウンターで支払おうとしたら、「ウチはKDDIと取り引きしていないので、コンビニへお願いします。」と言われた。「他の銀行へ」とは言わず「コンビニへ」と言うところが実におかしかった。

22nd ゴミ出しに行ったところ、近所の人から「あんたんちの畑が草ボウボウで、ウチのばあちゃんがよわっとる。」と言われた。はい、全くその通り。さもありなむ。「今度の日曜にお父さんに刈ってもらうから。」と言っておく。十数年前の元気な時なら、こういう場面ではカチンと来たものだが、自分で畑の世話など出来なくなってしまった今となっては、「没事〜!」夕食の時、夫に言う。「日曜は『草刈正雄』になってよ。」

23rd 芦城センターの予約(10/23リウマチ講演会)がとれる。ダメもとで「全く利益をとらずに自助具を売るのでもダメですか?」と聞いてみた。やっぱりダメだった。このセンターの規則、何か良い裏道は無いのかな?
英会話→郵便局→銀行2軒→病院と回った。病院に着いた頃には、暑いしお腹が減って頭がボーっとしてきた。買い物は夕方また改めて出直すことにした。半額セールを狙って。 

24th
 
夫が、会社を退職する人からお礼だと言って包みをもらってきた。娘が中身を色々想像しながら包装紙をはがし始めた。「多分、お醤油やと思う。」と言った。私は吹き出してしまった。まさか退職の挨拶にお醤油を送るなんて…!出てきたのはブランデーだった。「惜しいな。ほら、近かったやろ?」と娘は言った。私の頭の中じゃお醤油とブランディーでは全然近くない!そりゃちょっと色が薄い液体なのは認めるけど…。

25th
 
季節が遅くなってしまったが、山へ笹の葉を採りに行った。虻など虫が多い。鈍くさくてすぐ虫に刺されてしまうので、夫が採るのを車の中から、熊よけにウグイスの鳴き真似をしながら見ていた。久し振りに新保まで行ってみた。朽ちて行くばかりの山奥だと思っていたのに、驚いた!新しい山小屋風の家が何件か建ち、地域の事務所みたいな建物があり、畑のせせらぎで小さな水車が回っていた。家のまわりでバーベキューをしている子連れの家族もいた。

26th
 「曲水」づくりに拍車がかかっている…と言いたいところだが、なかなか進まない。今夜からまた中国語教室が始まる。夕食を作って出かけようとしてると、新聞屋さんが集金に来たり、足が汚れたので洗ったりして30分遅刻した。これまで利用していた国際交流室が使えないのでKさんの事務所へ行く。開け放した玄関から入り事務室の扉を開けたが誰もいない。ウロウロしてみんなのいる応接室へ行った。沈み込むソファーとクーラー、お茶まで出されて心地よくなり、中国語が子守歌になりそうだった。

27th ボランティアガイド講習会。天神さんの宮司さんが来て講演会。気難しい人だと聞いていたが、神門の梅鉢紋のちがいや、十五重塔についての解釈など、トリビア満載のおもしろい話だった。史跡研究会の人の見解と異なる点もあり、どうガイドするか、明後日また講習会が開かれる。歴史ってミステリー事件とホントよく似ている。

28th
 
義兄さん夫婦が来る。家が完成し来月から住み始めるという。10年以上を経て小松へのUターンだ。甥や姪の近況を聞く。アメリカに住む姪と毎日のようにメイルや電話でやりとりしていたそうだが、ある時連絡がつかなかった時、義兄は領事館まで電話して無事を確認してもらったという。今だから笑って話せると言っていたが、その心配や不安はすごくわかる。で、それ以来、姪の方から「用事のあるときだけ連絡をとる」やり方に変更させられたのだそうだ(^^;)

29th
 
大学病院の先生から「曲水」に載せる原稿がメイルで届いた。ちょっと追加して欲しいことがあったのでメイルを書いて返信した。すぐにエラーメッセージをズラズラ書いたメイルが戻って来るばかりで届かない。「大学の先生にはイチャモンつけるなって事かよ〜!」と毒舌吐きながら対策を考える。FAXで送ろうとしたが、先生宛の番号がわからない。ケーブルの会社にエラーメッセージをコピーして聞いてみることにした。あとは…寝てから明日考えようっと。

30th
 
朝起きて閃いた。大学のHPに先生の名前を入れて検索した。正確なメイルアドレスが分かった。そこへ送信した。6時間後にはお返事をもらえた!(^^)!
夕方、処方箋と薬をもらいに行き、スーパーで買い物。献立を決められないままカートを押してぶらぶらしていたら、Mさんに呼び止められた。私のカゴを覗いて「今日何するの?」と聞かれた。こっちが聞きたいよ!帰宅後畑で野菜を採った。苦瓜がたくさんなっていたのでMさんちに寄って置いてくる。

31st
 
まだ娘のアパートへ行ったことがない母も乗せて、娘を迎えに行った。荷造りして、少しは掃除もしとけよと言っておいたのに、娘は溜まった汚れた食器を洗っている最中だった。夫は便所の掃除をしろと小言を言った。帰途、「ガラス館」で小村先生社中が華展をやっているを見に行く。花器はガラスで、ガラスの小物もふんだんに使い、涼しげでファンシーな印象だった。受付でかつてのバイト仲間のKさんに会う。「お華を続けていれば良かったと思わない?」と言われたけど、今のこの手じゃ針金や枝を切ったり出来ない。枝をためるのも、大きな水盤を扱うのも…。未練は無い!夕食は母の誕生日も兼ねて、回転寿司へ行く。鰯を注文すると、ネタを後の冷蔵庫から出してきて皮を剥きだした。「鰯!」「鰯!」「鰯!」とエコーのように私に続く声が聞こえた。

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