この年のツアーは9月から、しかもヨーロッパのみで行われたので、ブートレッグの数は多くありません。ということだったのですが、続々とリリースされました。めでたし、めでたし。
77年ヨーロッパツアーの初日です。少し荒さが感じられるものの、良好な音質です。この年はまだ未発表曲である"Long Live Rock'n'Roll"は、この日が初演となるだけに観客との掛け合いがぎこちないですね。アンコールの"Do You Close Your Eyes"はギタークラッシュがなかったようです。一瞬で壊したのではなく、リッチーはギターソロの時はずっとメロディー弾いていて、それらしき雰囲気が全くありません。ピッチは1〜2%低いですが、"Still I'm Sad"のリプライズ部分から逆に3%高くなります。
「ON STAGE」発表に伴うヨーロッパツアー2日目です。さほど良い訳ではないけど十分楽しめる程度の音質です。"Man on the Silver Mountain"では"Starstruck"は演奏されていません。この日の"Do You Close Your Eyes"もギタークラッシュが聴かれません。もっとも最後はフェードアウトしているのでギターを壊したかどうかの断定は出来ないですが・・・。ピッチはdisc 1は"Long Live Rock'n'Roll"だけが2%低く、disc 2は"Still I'm Sad"から1〜2%低くなっています。
アナログ落としの音源なのでスクラッチノイズが聴こえますが、さほど問題にならない程度だと思います。音質はあまり良いとは言えないですが、イコライザーで低域を下げて中高域を上げれば結構改善されます。この年から挿入されるブランデンブルグ協奏曲は通常"Sixteenth Century Greensleeves"の前に演奏されますが、この日は"Catch the Rainbow"の前で、キーボードがオンになっていて珍しいパターンです。カットは"Mistreated"の静かなギターソロから盛り上がる前にあるだけで、テープの切れ目と思われる箇所はフェードイン&フェードアウトで処理されています(少々ダブリがあります)。エンディングの"Over the Rainbow"は収録されていないので、アンコールの有無はこの音源ではわからんですな・・・。"Still I'm Sad"の前にお遊びタイムがあり、"Love Is Blue"等が聴かれます(なぜかこの部分は別トラック)。ピッチは"Sixteenth Century Greensleeves"までが半音高く(5.5%)、"Catch the Rainbow"からは4.5%高です。

アナログコピー盤であることを感じさせないくらいスクラッチノイズは気になりません。アナログの時間制限のため、"Siixteenth Century Greensleeves"の前のお決まり(グリーンスリーブスとブランデンブルグ)がカットされ、また"Still I'm Sad"の前奏になっているキーボードソロが入っていません。77年のオーディエンスものの中では音質は一番良く、演奏内容も素晴らしいです。この演奏の出来から推測するとアンコールはあったと思いますが、マスターテープを使用したコンプリートライブを出して欲しいですね。ピッチはdisc 1が2%低く、disc 2は正常です。
「Kill the King」とは元になったテープは同じようです。こちらも良好な音質ですが、ダビング劣化からかdisc 1では音量が不安定で揺れが感じられます(特に1曲目"Kill the King"において)。アナログ落としの「Kill the King」と比べるとクリア感がありますが、音質面でのバランスが良く迫力がある「Kill the King」の方が私は好きです。カットは"Catch the Rainbow"のエンディングの静かなギターソロにあるのと、残念なことに"Still I'm Sad"は中間のキーボードソロまでしか入っていません。ピッチはdisc 1が2%、disc 2は半音(6%)も低いです。
音質はさすがに76年の日本公演のものほど良くはないですが、この時期のものとしては合格点をつけても良いと思います。ピッチはほとんど正常ですが1%程度上下するところもあります。タイトルについてですが、"Do You Close Your Eyes"でのギターソロにおいてカットがあり、ちょうどアーミングばりばりのソロの途中であることから、ギタークラッシュはあったと思います。エンディングの"Over the Rainbow"が流れるとロニーが"Thank you,you aer great!"と言っていて、少なくともメンバーには満足できたショーだったのでしょう。
リッチーが過剰警備の警備員を蹴飛ばしたら、顎の骨が折れてしまい、リッチーはコンサート終了後逮捕されてしまいました。アンコール待ちの間トランクに入って逃げようとしたのですが、見つかってしまったそうです。従ってこの日はアンコールはありません。内ジャケにはそのことを伝える記事のコピーがあります。
"Catch the Rainbow"の後半の静かなギターソロでリッチーは"Love is Blue"と"Hey Joe"を弾いています。
音質は荒めで、オーバーレベルによる歪みやガサガサというノイズが所々入っていますが、こもっているわけではないので、良くもなく悪くもなくというところでしょうか。ピッチは最初のトラック"Kill the King"では3%高いですが、次の"Mistreated"からは逆に2%低くなります。"Still I'm Sad"は0.5%低い程度です。disc 1,2とも最終トラックの最後には20秒位の無音部分があります。
リッチーが逮捕されたため、19日に予定されていたライブが1日ずれてこの日になりました。ロニー在籍時の唯一のプロショット、しかもコンプリートで収録されているビデオ音源からのものです。音質はもちろんサウンドボード収録なので問題なしです。disc 2ラスト3曲は"MONSTERS OF ROCK"からでこちらもサウンドボード録音です。
おなじみのサウンドボード音源77.10.20ミュンヘンです。この日のライブはビデオなど映像付きで楽しまなきゃ!と思っている方、ぜひこのCDを聴いてください。最上級の完璧な音質に感激します。この音質でこの時期のレインボーの強烈ライブをコンプリートで聴けるなんて本当に嬉しいです。一家に一枚、マストアイテム。
この日はトラブルがあったプロモーターを下半身むき出しにして演奏中にクレーンで宙吊りにしたという最高(^^ゞのパフォーマンスがあった日ですが、"Man on the Silver Mountain"から"Blues"への繋ぎのギターソロが長くて激しいので、このあたりで宙吊りにされたのではないかと勝手に想像しています。音質は少々ボーカルが歪むところがありますが、非常に良く、特にギターの音はバッチリです。ピッチは高めで不安定です。"Still I'm Sad"の途中からかなり高くなりますが、アンコールでは元に戻ります。
まるで短波放送を聴いているかのように音量が不安定です。大きく聴こえる部分は割と良い音なのですが、全体的にはこもりが強く、良い音質とは言えません。それでも"Catch the Rainbow"は最初の部分にカットがありますが、十分楽しめます。"Sixteenth Century Greensleeves"のエンディングでリッチーは"Purple Haze"を弾いています。disc 1,2とも最後に約10秒間の無音部分がありますが、ここのレーベルのものはみんなそうなっているようです。
アナロク盤のCD復刻シリーズとしてリリースされたものですが、スクラッチ・ノイズはほとんど気になりません。音源の少ない77年ものの中でも同じくアナログ盤で10.4 Den Haag(オランダ)のライブを収録した「KILL THE KING」と同じくらい聴きやすいです。ただピッチがかなり低いのでピッチ調整が付いたプレーヤーでないと楽しめません。
「MARK U」の翌日、同会場での録音。そのまま聴くとなんじゃこれという音質ですが、イコライザーで中域を目一杯上げて、ヒスノイズをカットするととっても良くなります。ピッチも半音以上低いので、ピッチコントローラーがないとつらいかも。しかしリッチーがアンコールでド派手なパフォーマンスをしたため、この会場はレインボー使用禁止になっちまったという必聴の音源。