Incidents(出来事あれこれ)
ぽつり、ぽつりひとしずくのひとりごと。

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1st 在中国。→別記
2nd 
3rd 
4th

5th
 

6th
 タクシーにて夕方帰宅。が、いつもの場所に玄関の鍵が無い!お隣の家で電話を借り、母の家に行っていた娘を呼び出して鍵を持ってこさせた。お向かいの人から、納税当番の人が来たけどウチが留守で、集金出来ずに帰ったと聞かされた。留守番の娘に頼んでおいたのに〜!当番さんの家へ行ったがお留守。後でまた集金に来てくれたので、やっと渡せた。留守電を聞いたり、叔父が来て田んぼの話をしたりとバタバタしていたら暗くなってしまった。で、母の家へ娘の荷物を取りに行くついでに、夕飯を外で食べることにした。中国で財布をすられ、免許証が無い。ま、町内ならイッカ〜と車を出し、母も誘って3人で和定食を食べた。「定食」っていいな、と中国帰りは実感する。

7th すられた財布の後始末に出かけなければならない。銀行でキャッシュカードの手続きをし、JRと私鉄の電車、そしてバスを乗り継いで、内灘の免許センターへ向かう。金沢までは、以前仕事場が一緒だったOさんに会いず〜っとオシャベリしながらだったのであっという間だった。免許センターの紛失手続きのカウンターには、私と同じく間抜けな仲間がいっぱいいた。案内には2時間かかると書いてあったのに、1時間足らずで再発行の免許証を手に出来た。喜んだのもつかの間、バスの時刻表を見たら1時間半も待たなくてはならない。一人のOLが近づいてきて、タクシーの相乗りしないかと誘われた。「うん、するする。」あと2人いないか玄関付近の人に尋ねたが、迎えを待っている人だったり、まだ講習が残っている人だったので、あきらめて2人でタクシー代をシェアした。それでも助かった。
帰りの電車で疲れてウトウトしていると、周りからある盲人のうわさ話をしているのが聞こえてきた。「身体障害者やと飛行機賃が半額なんやて。付き添いもやって・・・・。」オイ、それちょっと違うぞ!と突っ込みたかったけど、熟女3人相手にする体力も時間もなかった。

8th 午前中、茶の間を掃除し、「イタタッ!」を連発しながら籐筵とホットカーペットの交換をする。昼過ぎ、義兄が母の新車FunCargoを持って来た。義兄は母にピカピカで納車したいらしく、雑巾でワイパーの跡を拭き、私が乗ろうとすると「靴、綺麗なんかい?」とにらんだ。スノータイヤも載せてきてくれていた。10年乗っても3万キロも走っていないカローラだが、廃車にして貰う。操作の説明を、私も後ろに乗って聞いた。母は分かったという顔をしていたが、夕方、SOSの電話がかかってきた。窓を開けたら閉まらなくなったいう。母の駐車場へ見に行く。説明書を片手に奮闘したが閉まらないと言う。引くと押すを間違えていた!それからリモコンキーを、いちいち義兄が最初にして見せた場所まで行って操作するので、リモコンは電波だからアバウトな位置でも十分操作できることを納得させた。母にとっては新車に乗るのは「革命的出来事」のようだ。

9th 朝、またもや母からSOSの電話が来た。サイドブレーキが無いと言う。で、私も初めて運転席に座り、驚いた。ホントに無い!説明書を探したら、足下の一番左のペダルを足で操作することが分かった。いいな、私はサイドブレーキを片手で扱えなくて、いつも両手で持ってヒイヒイ言ってる。点検に出した後など、車屋の兄ちゃんは力一杯引いてあるから、解除できなくて、通りがかりの人にはずしてもらった事もある。だから極力サイドブレーキは引かない。足で踏み込むこのタイプなら、私でも楽々だ。母に、「トロトロ走ってばかりいると、排気にカスが溜まるから、金沢行くとき貸して。かっ飛ばして掃除してあげる。」とうまいこと言って、借りる約束を取り付けた。

10th 深夜に息子の友達のご先祖さん(久坂玄瑞)の番組をやっていたので、ついつい見てしまった。娘と、「うちのご先祖さんは、絶対こんなかっこいい番組にならんねぇ。」と言いながら。
薬草教室。フェスタに向けて、薬草茶の袋詰め作業。作業をしながら、「去年もこれやって、もう1年経ったんや〜。」と感慨深くなる。年上のMさんから「あんた、年いくともっと早いぞね。」・・・そっか、ここでは私は最年少だ。河原決明が採集時に黴びていて、今年は少ないという予想だったのに、去年に劣らず100袋以上出来上がった。納屋の前のさわし柿を手の届くところだけ少しもぐ。前の道を、中学生の子等がマラソンの授業で走っていく。毎年の秋の風景。

11th 英会話に、中国旅行の写真とお土産を持っていくつもりが、地図だけ鞄に入れて、あとはきれいさっぱり家に置き忘れてしまった。まだ旅行ボケしている!先生から「取りに帰れよ。」と冗談を言われる。取りに帰ったら、戻ってくるのを忘れそうだよ。夕方睡魔が襲ってきてソファで寝てしまった。支部長さんから「夕食の準備してる忙しいときに電話してゴメンやけど・・・」と電話があった。電話がなかったらまだ寝過ごしてたかもしれない。で、夕寝のせいで、深夜を過ぎても目が冴えており、「規則正しい生活を!」と娘に説教された。

12th 今月は我が班が公民館の掃除当番。口頭で伝えるだけだと忘れやすいので、パソコンでお知らせを作って渡してまわった。そして「終了後、お茶しましょ!」の文字も入れておいた。その甲斐があってか7人も来てくれた。出席した人も、「こんなに多いのは珍しいね。」と言っていた。掃除はさっさと済ませてゆ〜っくりお茶にした。中国のお土産の「人参烏龍茶」を持って行った。「鼻くそみたいな茶葉でしょ?」と見せたら、一瞬引かれてしまった。ご近所なのに、なかなか揃うことがなく、色々情報を仕入れた。去年越してきた奥さんも、顔合わせの場となった。

13th 公民館で町内文化祭の打ち合わせ。例年のごとく、婦人部は模擬店のチケットの販売と、当日うどんのコーナーを担当することになる。焼きそばを任された男性主事達が、おっそろしい相談をしていた。「焼きそばってゆでて水かけてから焼けばいいんやな?」それを聞いて私と、隣の人が声を合わせて阻止した。「そんなことしたしたら麺の油がとれて鉄板にこびりついてしまう!そのままほぐして焼くんや〜!」

14th 母が叔父の孫の結婚式に出かけるので、運転手をした。うちの子供達の結婚式用に作っておいたという色留め袖を初めて着た。「年とって着るつもりやったから地味なのにした。」と言ったので、着付けの美容師さんも一緒になって「今は年をとってないんか?」と突っ込んだ。
近所のMさんが「九谷と花の出会い展」のチケットを持っているからとさそってくれ、Oさんも一緒にデパートへ出かけた。Mさんと共に「隠しマイクが仕込んであったら、ぶっ殺されそうな」辛口の鑑賞をしながら見て回った。ついでにテディベアの展示会を見てコーヒーを飲み、地下で買い物した。白玉入りたい焼きが丁度2割引。うま〜い。やみつきになりそう!

15th 昼前に受診し、午後から処方箋と薬をもらいに行った。薬局から出ると、なま暖かい強い風が吹き、まだ5時前なのに黒い雲が覆って、真っ暗になった。ポツポツ降り始めたが、強風で自転車に乗れなくて、押して歩いたりしていたところ、急に大粒の雨が降ってきた。慌てて自転車に乗って急いだ。雨は叩きつけるように降り、対向車のライトが間近でも雨のカーテンを通してぼんやりしか見えない。目や耳にまで雨粒が入ってきた。あと100メートル足らずで家だと思ったとき、雨は雹に変わった。頭や顔、ハンドルを握る手に容赦なく雹が当たって悲鳴を上げた。その悲鳴も雹の地面を打つ音にかき消されてしまった。息も絶え絶えに家にたどり着いた。ずぶ濡れのTシャツが肌に貼り付き、娘を呼んで脱がせて貰った。やっと着替えを済ませたとき、外は何事もなかったような静かな夕方だった。
 
16th
 中間試験で早く帰ってきた娘に、今日こそ柿を全部もいで欲しいと頼んでいた。茶の間でとぐろを巻いてた娘が重い御神輿を上げたのは、5時過ぎだった。小さい頃は高いところへ登るのが大好きで、手が痛くて抱き上げてやらないと、エプロンのポケットや紐を足場にして、私の背中に上手によじ登ってきた子だった。それがどうだろう?脚立にへっぴり腰で乗っている。つるべ落としの夕暮れで、すっかり暗くなってもまだ半分くらいしか取れてない。知らない人が見たら、暗がりで母娘が柿泥棒してると思うだろう。

17th
 
患者さんと医師両方から、先月行われた支部行事の原稿が届いた。読むととっても楽しい温泉療養の雰囲気が伝わってくる。残念ながら今回は中国にいて欠席した。H先生の原稿には、自分のことを「ボギー」(映画『カサブランカ』の主人公)と書いてあった。前は確か「ジェームズ・ディーン」と名乗っていたはずなのだが・・・。とっても素敵な先生だがボギーとかJ・ディーンのニヒルなイメージは無理なんだよね、先生のキャラは。

18th 学校のPTA行事で母親研修会。今年がこの行事に参加できる最後だ。県立美術館で「利家とまつ」展→県立音楽堂でパイプオルガン・ハープとチェロの「ランチタイムコンサート」→日航ホテルでお食事。秋晴れの下、芸術と食欲の秋を満喫した。バスで隣に座った人は娘と同じ学年のI君のお母さんだった。帰宅後「I君て知ってる?」と娘に尋ねると「知ってる。その子の成績表が、なんでか部室に廻ってきたことある。すごい勉強出来る。」どおりで、受験の話をしても堂々としてたはずだよ。

19th 昼頃宅急便で「中田屋の金つば」が届いた。母がこの間出席した結婚式の会場からだった。なんで?と思いながら、一筆書いてないかと包みを開けたが、何も無い。畑に行くと母がいたのでこの話をしたら、お菓子を見に来た。宛名がちゃんとウチになっているのだから食べようということになった。夕方、帰宅した娘と食べた。やっぱりうまい。でも、なんで?と喉に引っかかる。箱を処分しようとしたら、裏に封書がくっついていた。「引き出物に不手際があり・・・お詫び・・・」と書いてあり理由は分かった。が、ウチが貰った引き出物は、別に変じゃなかった。強いて言えば、葡萄が5,6粒傷んでいたかな?母に電話で報告すると「金つば儲けたな。」と言った。

20th 午後から娘と野々市のユニクロに出かける。前に地図を見て探しながら行ったので、私は場所を良く覚えていなかったのに、近づくと娘が道案内した。娘のことを、どうしようもない方向音痴だと行く末を心配していたのだが、やはり自分に興味のある事柄だと大丈夫だと知った。帰りにアピタに寄った。というか、雨降りにもかかわらず遠回りをして帰った。「ビアードパパ」のシュークリームをわざわざ買うために。最近、甘い物に甘〜くなってきた。

21st 今週は空瓶の回収所の当番だった。昨晩雨の中を「白・黒・茶・青」の色別の看板をくくりつけに行ったとき、もう既に瓶が並んでいた。スーパーの袋に入れたまま、色分けせずに置いていってあるのもあった。今朝はみんなが出し終えた頃に行くと、茶色と黒が混じって出されていた。並べ替えようとしていると収集車が来た。降りてきた係員が「もうそのままでいいから。」と言った。私の作業が、ノロノロして見えたんだろうな。

22nd さきおとといから玄関の軒下にフジバカマを吊して、陰干ししている。吊った日はそうでもなかったのに、少し乾いてきたら、芳香が強くなってきた。家を出入りするたびに、香りのシャワーを浴びているようだ。玄関のさわし柿の樽に、傷んだ柿を残して置いたら、カビが生え、悪臭がしていた。せっかくのフジバカマの芳香が帳消しだ。柿を処分しに納屋のコンポストへ行った。ひと月前に蓋を開けたときは、7分目まで詰まっていたのに、3分目まで嵩が減っていた。ヨシヨシ、微生物さんご苦労さん。

23rd 夜8時過ぎてしまったが、今夜は晴れているので、町内の文化祭のチケットを売りに回った。天ぷらうどんだけ¥150で、稲荷うどん・焼き鳥・焼きそば・フランクフルトは各¥100。それぞれを子供の人数分買う家。その日に遊びに来る孫のために買う家。お付き合いで、少しは買っておくかという家。お釣りが面倒くさいだろうからと、わざわざきっちり¥1000に合わせて買う家。などなど、色んな買い方があって面白い。

24th 今回も薬草教室はフェスタに向けての袋詰め作業。おやつにと思って、さわし柿と果物ナイフを持って行った。作業のおしまい頃、手が空いてたIさんに皮むきをお願いした。ひとつ皮をむいてからIさんは、「皮をむいた柿はどこに置くの?」 と私に聞いた。しまった!そこまで段取りしてお皿を持っていかなかった。とっさに「口!」と答えて、みんなから失笑を買った。 

25th 今日の英会話は”job”について。Tさんが新書の「○○になるには?」シリーズの広告を参考のために持って来ていた。そして(現実に目をつぶっての話だけど)「カナダのパークレンジャーになりたい。」と言った。フーム、夢があるなぁ。発想が若いなぁと感心する。私は広告を見てもいまいちコレっていうのが無くて・・・フリーターか主婦か・・・

26th
 
昨晩はお風呂に入りたいのに眠気に勝てず、今朝、朝風呂に入った。思わず「極楽〜。」と声が出た。肩のこわばりも、朝に入った方が楽になる気がする。入ってる最中に誰か玄関の戸を開けて「こんにちは!」と大声で呼んでいる。ありゃ、しまった!鍵を掛けておくべきだった。物音を立てないよう、いないふりして、諦めて帰ってくれるのを待つ。その後は、せっかくお風呂に入って綺麗になったので、掃除とか生ゴミ捨てとかはしたくなくなってしまった。 

27th
 
ぬくもりフェスタで薬草茶を売る。しかし頼りない売り子で「これは何に効くのですか?」と聞かれて「えっと、何だったっけ?」と答える始末。隣のIさんに聞いても「さぁ〜?」でもさすがは先輩、Kさんはすべてに「毒消し!」「元気になる!」のどっちかで答えて、バンバン売っている。途中、生理痛が久しぶりにひどくてソファに横になって休んだ。生理痛に効くお茶は何だったっけ?

28th さぶ〜い!玄関を掃除していたら、縁の下から顔を出したカナ蛇と視線が合ってしまった。余計にさぶくなった。コタツ布団を出して、ストーブと温風ヒーターも出した。灯油を買うのを手伝って貰おうと、娘の帰りを待っていたがなかなか帰ってこない。仕方なく一人で買いに行こうと家を出たら、丁度近所へ灯油を配達に来ていたタンクローリーに出会った。ついでにポリタン2つ分配達してもらった。これで、ぬくぬくの夜が過ごせた。

29th
 中国へ旅立つ義父母を小松空港まで送っていく。案の定、義父はじっとしてられないタチで売店をウロウロ。そして早くも私にお土産を買ってくれた(福井の羽二重餅(^_^;)。説明会の時、一緒に聞いていたら、初日のホテル入りが夜中で、最終日のチェックアウトが早朝6時前だ。チャーター便なのでと添乗員が言い訳していた。結構キツソウ〜。見送って帰宅後、新聞を読んだら、県の日中友好団が今日、チャーター便で南京へ出発するという記事が出ていた。どおりで市会議員さんとかがいっぱいいたはずだ。そのおこぼれを旅行業者が利用したのか。あ〜、定期の小松・上海便が出来てくれないのかな?

30th 中国旅行記の続きを書こうとして、ネットで調べ物をしていたら、面白いサイトがいっぱいあって、肝心の調べものことをすっかっり忘れて時間が過ぎてしまった。そして、上海・浦東と虹橋空港の、国際・国内便の棲み分けが、今週から実施されてることを知る。夫からも、その事について、会社の総務からのメイルを転送してきてあった。次回の旅行からは浦東空港発着便となる。南通市から遠くなる。

31st リウマチ友の会懇親会。乗せて行ってと頼まれていたHさんが、電話でラジオに生出演することになり、待ち合わせ時間と場所を変更したりしたが、スムーズに5人を乗せて金沢のホテルへ。Oさんはこの日を待ちこがれていて、先日来3度も電話を掛けてきていた。私的には、この車内で色々お話を聞くことが、とても面白い。懇親会の時は、写真を撮ったり、盛り上げなくちゃと変に力んで滑ったり、誰に機関誌の原稿頼もうかなと落ち着かない。珍しく暖かく、晴れ渡った日。今日、欠席した人が雨女だ。

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