船舶免許の更新申込みが有効期間前ぎりぎりの駆け込み時は、期限切れを引き起こすリスクが潜んでいます。
日常の慌ただしさに追われ、つい船舶免許証の有効期限を見た途端、満了日まで僅かな時は、駆け込みで申込みされるにちがいありません。
書換に必要な更新講習は、試験のような受付願書期間というものが存在しない等の理由から開催7日以内でも受付していただける場合もあります。
ただし、駆け込みに伴う後述のリスクが潜んでいることを事前に承知しておかないといけません。
講習の開催又は、講習後の書換代行依頼される場合には、通常では予測できない事情により目的を成就できないことがあります。
駆け込み申込みに潜む、小型船舶免許証の期限切れリスクの内容とは、大きく分けて次に分類されます。
地震・大雪・大雨の天災や気象で道路が寸断されたり、会場が損壊で更新講習が中止されることがあります。
有効期限前で最後の機会の講習が中止されれば、必然的に期限切れになってしまうでしょう。
気象は有る程度、天気予報で予想は可能ですが、大雨・大雪、地震は通常では予測できません。
上記の天災・気象時に郵便物の通常配達期間よりも大幅な遅れが出ることを知らなければなりません。
離島や地域によっては、通常時でも配達期間が約7日間近くかかる場合も出てくるので計算が必要です。
講習後に郵送して頂く書類が有効期限が平日なら前日、同祝日なら最後の平日の前日に当事務所へ必着ください。
駆け込みされることでプレッシャーが付きまとい、本人がおいそぎ申込みで講習当日持参物を忘れたり、その後に速達で
送っていただく書類に不備が出てしまうヒューマンエラーがあります。
不備ミスは有効期限が充分あればカバーできますが、少なければそれだけ小型船舶免許証が失効するリスクが大きくなるのは
いうまでもありません。
以上のような期限切れリスク要因が付く駆け込み申込みよりももっと早めに書換を済ましましょう。
頼みの綱である駆け込みでも万が一、事情により失効(期限切れ)してしまった場合は、その書類等どうなるのか。