海技士の方は区分問わず、幾つかの小型船舶免許申請で有利な点(アドバンテージ)があるので御覧ください。
海技免状を保有していることで20トン未満の小型船舶免許証申請で大きなアドバンテージがあります。
アドバンテージは、全体的に次の三つに大きく分類されます。
有利な点の三つについて、上から順番に御確認してください。
2級小型船舶免許をお持ちであり、次の区分の海技士を保有されている場合は、1級小型船舶操縦士試験の学科科目が免除されます。
航海海技士を持っている場合は、海図などを含めた学科問題は免除。
機関海技士を保有されていれば、機関部分の学科問題は免除。
上記の二つとも取得していれば1級小型船舶免許の学科試験14問免除。
海技士試験が小型船舶操縦士試験より高度な知識や科目があるため科目免除があります。
海技免状を保有していれば特定旅客安全講習なしで申請することで特定小型船舶免許が付与されます。
特定旅客安全講習で学ぶ範囲を海技士のカリキュラムに含んでいるためです。
海技免状保有での特定旅客安全講習が免除の条件の一部は、次の通りです。
大型船舶の職員として実務経験がなくても可能。身体検査証明書は必要ありません。
全国には、仕事などで小型と大型の両方を保有されている方も多くおられます。
それぞれ異なる免状に有効期限があることでうっかりして失効する可能性も高くなります。
同時申請をすることで有効期限は統一することで、身体検査も一つで申請ができます。詳しくは、同時申請までクリック下さい。
小型船舶操縦士免許の更新での身体検査を免除されることで、検査料金750円と写真1枚分が節約されます。