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2級小型船舶免許とは

2級小型船舶免許とは、航行区域5海里までで、有効期限5年で1年前から書換え制度のある国家資格のことです。

乗船できる種類は、ヨット・プレジャーボート・漁船などがあり、船舶免許の中で2級は海の普通自動車免許と呼ばれ
ポピュラーなライセンスです。

また、通常の2級と異なる2級湖川小出力限定免許があります。湖・川・指定した海域などでの推進エンジンが小さい船舶での
乗船免許です。次項で説明致します。

平成15年6月までに海技免状として取得された場合は、2級免許に特定・特殊免許が付いてきますが、平成15年6月以降に
小型船舶免許として取得された場合は、2級のみとなります。

特殊と2級2級のみ

湖川小出力限定免許

湖や川や指定した海域での小出力エンジン船舶での限定乗船免許になります。2級小型船舶免許ではありません。

指定した海域とは、石川県は、七尾北湾・西湾・南湾が対象になります。湖は、小松市の木場潟や加賀市の柴山潟になります。

小出力エンジンとは、湖や川だけに利用する総トン数が5トン未満、エンジンの出力15キロワット未満の船舶をいいます。

18歳未満の方が、2級小型船舶免許取得講習・試験に受講・受験して、18歳未満で合格して船舶免許取得しても2級湖川
小出力限定免許になります。ただし、18歳になった時点で、2級小型船舶免許になります。

取得方法について

初めて2級小型船舶免許を取得される場合は、国家試験型と国家試験免除型の二つあります。いずれかに合格または、修了しな
ければなりません。

取得される費用・難易度・勉強や練習時間・日程も違ってきます。どちらかを選ぶかは、このことを考慮して決めなければなり
ません。

特殊のみの小型船舶免許を持っていて、昇級での2級船舶免許取得の方法もあります。御希望の方は、当事務所へ御連絡下さい。
特殊から2級への昇級は、筆記・実技試験になります。

国家試験型とは

国家試験型は、費用は免除型より安いですが、学科試験・実技
試験に基準に達すれば合格になります。

小型船舶について仕事などで精通されている方や商船学校など
で専攻している学生等以外の方は、馴染みがない学科を相当の
学習・ボートスクールで船舶操縦の練習しないと国家試験の難
しいです。

2級小型船舶免許の学科試験は、四肢択一で合格基準は、各学
科50パーセント以上かつ総合65パーセントであること。

2級小型船舶免許取得の国家試験は、(一財)日本海洋レジャ
ー安全・振興協会が実施しております。

国家試験免除型とは

国家試験免除型は、費用は国家試験より高いですが、合格しや
すいです。講習全てに出席して修了試験に基準に達すれば合格
になります。欠席・遅刻がなければ、合格(修了)できます。

小型船舶について初心者の方は、2日間の講習に集中する国家
試験免除型をお勧めします。学科は範囲が広いので教本等で予
習されることをお勧めします。

国家試験免除型は、ボートスクール・ボート免許教習所などで
行っております。

身体検査について

歯科医以外の医療機関で身体検査を受検しなければなりません。そして、(一財)日本海洋レジャー安全・振興協会が行う書類
試験で乗船できる基準に合格しなければなりません。

身体検査は、視力、弁色力、聴力、疾病及び身体機能の障害等
を検査いたします。

身体検査証明書は検査した医師の署名日付から6ヶ月間が有効
期間になります。欠席や不合格の場合は、再度受検しなければ
ならない場合もあります。

身体検査の料金は、3,700円~12,000円と幅がありますので
予め、医療機関に確認することをおすすめします。

受験と申請について

2級小型船舶免許の受験・講習は、15歳9カ月から。

免許申請は、16歳からできます。ただし、18歳になるまで
2級湖川小出力限定免許になります。