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電子海図システム船の職員の申請

非ECDIS能力限定解除申請は、電子海図システム船に航海海技士の職員として乗り込む場合に必要になります。

海技士(航海)の非ECDIS限定解除は、平成28年12月31日までに申請を行わなければなりません。

非ECDIS限定解除は、次の二つの方法があります。

指定講習機関の講習を受講

指定講習機関の講習5日間を受講することで海技士(航海)の非ECDIS能力限定解除ができます。

ここでいう指定講習機関とは、(独)海技教育機構・海技大学校、㈱日本海洋科学、船舶養成協会。

当事務所に代行の場合、講習料75,000円と手数料4,500円の合計79,500円になります。

講習日程の詳細については、次の通り。

非ECDIS限定解除のための技能講習日程(平成28年分)
講習会場講習開始日講習終了日合計
東京海洋大学・越中島キャンパス11月14日(月)11月18日(金)
東京海洋大学・越中島キャンパス12月12日(月)12月16日(金)
東京海洋大学・越中島キャンパス平成29年
1月23日(月)
1月27日(金)

修了証明書はGENERICのみ発行です。TYPE・SPECIFICの修了証明書は発行はありません。

指定講習機関の講習修了による非ECDIS限定解除申請の次の必要書類になります。(当事務所に代行依頼)

  • 海技免状原本
  • 指定講習機関の講習修了証明書
  • 委任状(ダウンロードできます)
  • 写真票
  • 写真1枚(最近6カ月以内に撮影した縦3センチ・横3センチ)
  • 切手450円分(返信用切手代)

乗船履歴による方法

非ECDIS限定解除は、二つの申請方法があります。指摘機関での講習と乗船履歴でも解除が出来ます。

その条件は次の通りになります。

  • 船長もしくは航海士が指定講習機関の講習などの訓練を受けて、非ECDIS能力限定解除申請をしていること
  • 職場にてそのほかの職員がその限定解除申請した者より指導を受けてECDIS使用の当直業務に平成28年12月末
    までで二か月以上を従事していること
  • 船長もしくは航海士により必要書類が作成されていること

乗船履歴による非ECDIS限定解除申請の必要書類になります。(当事務所に代行依頼)

  • 海技免状原本
  • 船員手帳又は乗船履歴証明書
  • ECDISを用いた当直業務に従事した証明書(ダウンロードできます。)
  • 実務経験チェックシート(ダウンロードできます)
  • 委任状(ダウンロードできます)
  • 船舶検査手帳(船舶件名表を含みます)
  • ECDIS搭載船舶であること及びECDIS搭載時期を証明する書類
  • 写真票
  • 写真1枚(最近6カ月以内に撮影した縦3センチ・横3センチ)
  • 切手450円分(返信用切手代)
必要書類の注意点

非ECDIS限定解除で乗船履歴での必要書類の注意点を述べます。

ECDISを用いた当直業務に従事した証明書の書類は、次の事項を全てを満たしていること。

  • 申請者が船長もしくは航海士の指導のもとであること
  • ECDISを使用した当直業務に二か月以上従事したこと
  • 船長又は船舶所有者により証明された書類であること

実務経験チェックシートの書類の記入は、次の事項を全てを満たしていること。

  • 船長又は船舶所有者が必ず作成しなければなりません。
  • また、実務の全て実施のチェックの記載が必要になります。
  • チェック項目が一つでも抜けていないことが必要。
  • 指導者が複数の時でも、全て記入しなければならないこと。
  • 印鑑の押印は、不要であること。
非ECDIS能力限定解除の料金

非ECDIS能力限定解除の申請料金は、クリックにてご確認ください。

指定講習機関の修了証明書による非ECDIS限定解除申請には講習料金は含まれておりません。
ただし、印紙代込まれております。

乗船履歴による非ECDIS限定解除申請の料金は、印紙代込み。

料金は、新しい海技免状が到着してからの後払いになります。

明細は、同封致します。領収書は振込み証明書になりますので保管して下さい。