加茂整形外科医院

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12月30日午前中まで
 1月 4日から

休日はカレンダー通り
予約はいりません

平日 9時ー12時 2時ー6時
木曜日9時ー12時 午後休診
土曜日9時ー12時 1時ー3時
リウマチ・ペインクリニック
心療内科

石川県小松市梯町

電話:0761-24-5565

メール(どれからでも可能)

junk_2004jp@yahoo.co.jp

junkamo5@gmail.com

junkamo@tvk.ne.jp

2001.6より

ブログ

トリガーポイント研究所
東京診療
  第2日曜日(予定)
法律上2箇所で保険診療はできません。東京は自由診療です。小松は保険診療です。

いずれもとても混雑しています。少し間を置かれた方がいいです。

東京診療は1週間前ほどにご連絡いたします。

12月11日: 締め切りました。
  1月  8日: 締め切りました。
  2月12日:
締め切りました。
  3月12日: 締め切りました。
・・・

詳細は下記アドレスにメールして下さい。携帯からだと返信不能のことがあります。電話番号をお書きいただくと確実です。

junk_2004jp@yahoo.co.jp

junkamo5@gmail.com

junkamo@tvk.ne.jp

「みんなの家庭の医学」
ABC(テレ朝)
当院の患者さんだった人がでました。

YOU TUBE


専門外来スペシャル」
TBS
11月15日
出演

「膝痛について」

YOU TUBE

悪性腫瘍・感染症・リウマチ・痛風・偽痛風を除いてどの部位も考え方は同じ

「神経が圧迫されると痛み・しびれが生じる」「老化・変性したものは痛みの原因になる」

この生理学的根拠・統計根拠の全くない説から早く目を覚まして!
syuhunotomo

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現状では、痛みの難民にならないためには、勉強が必要です!

「今まで間違っていた“痛みの医学”」

私の著書 私の章あり 当院に関係あり



クリック! 当院紹介

Letters
~感謝の手紙
Flash



2013.4.18
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「慢性疼痛における薬剤選定と治療薬開発」*1部3章6節 判明している筋筋膜性疼痛症候群と今後の展望*

分担執筆しました


椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄が痛みやしびれの原因となることはありません。痛みやしびれは神経症状ではありません。(文責:医師・加茂淳)

神経がヘルニアや脊柱管狭窄などで圧迫を受けても痛みやしびれが出ることはありません。

足裏の神経を想像してごらんなさい。妊婦のおなかを想像してごらんなさい。

神経は圧迫に対してとても強く、圧迫したぐらいでは何もおきません。

強く絞扼(しめつけ)すると麻痺が生じます。つまり、無感覚、運動麻痺がしょうじます。

腰椎すべり症、分離症
(初期の疲労骨折は除きます)、椎間板や軟骨の変性が痛みの原因となることはありません。(文責:医師・加茂淳)


今までの痛みの医学は思い込みよる根拠のないことなのです。(なんとなくそう思う、先輩医がそういってた程度)。痛みの生理学、MRIなどの検査機器の進歩、そしてなによりもインターネット・情報網の発達によって多くの矛盾が明らかになってきました。



上の図をよく見てください。検査で分かるのはBです。
痛みの悪循環はCです。
Bが原因で痛いのだという説明を受けます。これはまちがいです。
また、Bでなにもなかったら、「悪いところはない」「心のせい」などという説明になることがあります。
医学教育に問題があるのです。

Bを治したらCも治るという法則はありません。
Cを治したらBも治るという法則もありません。
痛みの治療と構造の治療は別問題なのです。
多くの場合、痛みの治療が優先されます。

MPS患者ネットワークより(2009年6月~2010年4月)

ヘルニア編

1.ヘルニア手術直後から痛みが消えない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1339422808
2.ヘルニア手術後に足の痛みは取れたが、腰痛が強くなった事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1138710501
3.ヘルニア手術直後から痛みが消えない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1138525351
4.ヘルニア手術直後から痛みが消えない事例 + 手術のリスク
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1037650625
5.ヘルニア手術半年後に足の痛みが戻った事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1336853918
6.ヘルニア手術後10日で手術前の激痛が戻った事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1336192188
7.ヘルニア手術後3ヶ月たっても一日中起きてられない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035977500
13.ヘルニア手術から半年後で腰痛があり自宅療養中の事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035683800
15.ヘルニア手術二回目、手術10日後に痛み復活で今度は脊柱管狭窄症と診断された事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1433418069
16.ヘルニア手術、2週間後で痛みが残っている事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1432954724
17.2回目のヘルニア手術後、2ヵ月半たっても痛みが残っている事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1432783954
18.ヘルニア手術後、約半年で痛み、痺れが再発。しかし、手術箇所には問題が無い事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1432550269
19.ヘルニア手術後、3ヶ月、くしゃみ一発即死の痛み&寝返りも激痛と言う事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1132551341
20.ヘルニア手術をしたにも関わらず慢性腰痛になり6年経った今、歩行も困難になってしまった事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1031479940
21.ヘルニア手術(頚椎)したにも関わらず腕が痛く、思う様に動かせない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1031037785
22.ヘルニア手術後、一ヶ月たっても、お尻から足が痛くて10分も歩けない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1031464485
25.ヘルニア手術後、神経圧迫は無くなったにも関わらず半年たっても経過が良くない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1130969436
28.ヘルニア手術後、1ヶ月半たっても、手術前と変わらない痛みがある事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1128542101
29.ヘルニア手術後、1ヶ月たっても、手術前と変わらない痛みがある事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1428196054
30.ヘルニア手術後、痺れは良くなったが、3年たってもまだ腰にかなりの痛みがある事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1327892298
31.ヘルニア手術後、半年で激痛が復活。今度、手術を受けたら3回目という事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1427691099
32.ヘルニア手術後、二ヵ月半経ってもしびれ、痛いが強く、立ちっ放が辛い状態の事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1326800268
33.ヘルニア手術後、1ヶ月経っても痛みがある事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1126050661
42.ヘルニアPLDD(レーザー治療手術)後、お尻から下肢の痛みは取れたが、
新たに腰に痛みが発生した事例
http://okwave.jp/qa/q5802290.html
45.ヘルニア手術後4ヶ月、仕事に復帰できたが腰に痛みがあり、酷いときは休みながら歩く必要がある事例
http://okwave.jp/qa/q5685202.html
46.ヘルニア手術後3ヶ月、痛みが引く気配無く、むしろ酷くなった感じ。という事例
http://okwave.jp/qa/q5534643.html
47.ヘルニアとすべり症手術後から腰及び足の痛みがあり、3年経った今年々痛みが強くなってきている事例
http://okwave.jp/qa/q5283260.html
48.ヘルニア手術後3ヶ月、右のお尻から裏太腿が痛く、未だに歩行困難な事例
http://okwave.jp/qa/q5086091.html
49.4年前のヘルニア手術後から痛みがある事例
http://okwave.jp/qa/q4898453.html
50.(参考)14年前の手術をし、最近再発。右足が痛いが反対の左側のヘルニアが発見されて椎間体固定術を勧められている事例
http://okwave.jp/qa/q5034376.html


脊柱管狭窄症編

8.脊柱管狭窄症手術で痛みが悪化した事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1238869667
9.脊柱管狭窄症手術でも痛みが完全に消えない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1238125597
10.脊柱管狭窄症手術で痛みが消えない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1235558012
11.脊柱管狭窄症手術で数日後に同じ場所に痛みが再発
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035328655
12.脊柱管狭窄症手術で痛みに対する効果が無く全体として悪化した事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1115203081
14.脊椎管狭窄症で手術は「成功」だが痛みが無くならない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1338212473
23.脊柱管狭窄症手術後も下肢の痛みに悩んでいる事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1133519011
24.脊柱管狭窄症手術後、2年経っても痛みが全く変わっていない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1231504182
26.脊柱管狭窄症手術は「成功」だったが痛みが軽減されない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1330977183
27.脊椎管狭窄症で7年間に3回手術をしているにも関わらず良くならない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1129025891
34.脊柱管狭窄症手術後、痛みがとれず1年後の今は痛みがひどくなってる事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1129071131
35.脊柱管狭窄症手術後、1ヶ月経っても右殿部の痛みで歩行困難な事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1028246390
36.脊柱管狭窄症手術後、4ヶ月経っても殿部から足の痛みで歩くのもやっとの状態。でも術後のMRIに異常無しという事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027503780
37.脊柱管狭窄症手術後、痺れが改善されない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1023930230
38.脊柱管狭窄症手術後、痛み、痺れが改善されなく、3年後の今も同じ状態の事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1223246627
39.脊柱管狭窄症手術後、10日経った今も痛みが取れない事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1222285022
40.脊柱管狭窄症手術後、3日後から手術前の痛みが戻った事例
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1422111139
41.腰部脊柱管狭窄症として椎間板固定手術を受けたが状況に変化無く、再手術で固定具除去した今の生活が困難な事例
http://okwave.jp/qa/q5830023.html
43.有名な整形外科医による腰椎脊柱管狭窄症の手術をしたが、痛みは悪化している事例
http://okwave.jp/qa/q5797049.html
44.腰椎脊柱管狭窄症の手術で悪化、一年経っても少しだけしか歩くことができない事例
http://okwave.jp/qa/q5796329.html


半月板編
(YAHOO!知恵袋 主に2010年5月から2009年9月)
  1. 半月板損傷の手術を1年半前に受けたが痛みが残っている事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1437751184
  2. 半月板損傷手術をしたが3ヶ月で半月板が損傷した(??)事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1240587147
  3. 半月板損傷手術後、4ヶ月経過。痛みが残っている事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1036026965
  4. 10年前に半月板損傷手術(摘出)をしたが、手術後でも痛みがあり、最近は痛くて眠れない事もある事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1435199359
  5. 半月板損傷手術後、一ヶ月経過したが松葉杖が必要な状態の事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1133912831
  6. 半年前に半月板損傷手術。特別運動をしたわけでもないのに時々腫れたり痛みを感じる事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1333126288
  7. 半月板損傷手術後も正座も屈伸もできない事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1230908582
  8. 半月板の手術を2回したが一向に良くならない事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1230475827
  9. サッカーができるようになると医者に言われた半月板損傷手術後、二ヶ月経っても良くならない事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1424983299
  10. 2年前に左足半月板損傷手術をしたが良くならず、最近は右ひざが痛くなってきた事例
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1417317159

主にYahoo知恵袋から拾ってきたものですが、これは異常事態だとは思いませんか。

当院でも、ヘルニアや脊柱管狭窄症や半月板や肩の腱板損傷の手術をしたがよくならない人は、とても多い。

運や技術の問題ではなくて、根本的な診断の問題だと思います。


下の表はヘルニアの手術をしても保存的治療でも半年以降の成績はかわらないことを示しています。




[しかしその後研究は飛躍的に進歩し、1980年代の半ばには、痛みのしくみが
詳細に解明されました。さらに最近では、先に解明された痛みとはまったく異なる発生機序で起こる痛みがあることが科学的に証明され、痛みの概念に大きな変革が起こっています。](iliholi 03 ・ 痛みを知る  熊澤孝朗名大名誉教授)



ところが医療現場では未だ100年前の間違った理論を引きずっているのです。その理由は何でしょうか。

構造と痛みは別問題です。

レントゲンやMRIは痛みを伴うことのある特異的な疾患(悪性腫瘍、感染症、骨折、リウマチ及び周辺の炎症性疾患)を除外する意味しかありません。 

筋骨格系の痛みやしびれのほとんどは筋性疼痛(攣り、引っ張り、こわばり、凝り、痙攣、攣縮、スパズム)です。筋肉の微小損傷が始まりです。



不意の外傷、過度な労働やスポーツ、姿勢や生活習慣が原因となります。

急性痛と慢性痛は病態が違います。早期に痛みを取ることが慢性痛を防ぎます。慢性痛は急性痛の鎮痛方法が効かない痛みです。



←クリック

痛みが広がっていくことがあります。

ストレス(不安、抑うつ、怒り)と関係があります。

疲労感、冷感、強ばり、脱力、ふらつき、睡眠障害、乾燥、便秘、下痢、頻尿など自律神経症状を伴うことがあります。

トリガーポイントブロックは、①発痛物質の洗い流す。②運動神経をブロックして筋肉の強ばりを取る。③知覚神経をブロックして、痛みの信号が脳に到達しな いようにする。④交感神経をブロックして血流を改善する。これらは一時押さえではなく、痛みの悪循環を遮断して治癒へと導くのです。


MPS(筋筋膜性疼痛症候群)やトリガーポイントという言葉はネットを通して広がりつつあります。整形外科やペインクリニックで扱うほとんどの疾患はMPSなのです。それが間違った診断をされていることが多いのです。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が痛みやしびれの原因になることはありません。これらは痛みやしびれの原因ではなくて結果とみるべきなのです。

命には直接関係ないとはいえ、人生の質には大きな影響を与えます。若い人は生活困難になり、高齢者はせっかくの老後の楽しみがなくなります。

厚労省はこの問題をどのように考えているのでしょうか。

私の本

風雲舎
アマゾン

セブン&ワイ
ジュンク堂


腹筋や背筋を鍛えることが腰痛の原因!?

歩け!歩け!が腰痛やひざ痛の原因!?
このHPを参考にして
7年間に及ぶ腰痛・坐骨神経痛を
たった3か月で治した
戸澤洋二さんの本


風雲舎
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セブン&ワイ
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ヘルニアや脊柱管狭窄症の痛みの説明において
根幹となる理論は根性痛というものです。


根性痛とは神経根から痛みの電気信号が発生
して脳に向かい、脳はそれを神経根から来たとは
判断できず
下腿などから発生したと誤認している
ということです。(異所性発火)


この理論に従えば

下腿のある点を押さえると痛みを感じるのは
そこを押さえたときに神経根から痛みの電気信号が
脳へ向かって発生するということになります。

このようなことは生理学的にナンセンスです。
私には信じられません。

医師は筋骨格系の痛みに関して間違った教育を受けてきたのかもしれません。

自らの健康を守るために正しい知識を身につけてください。




iliholi3









私の本の内容が紹介されました



1箇所を10回ほど、1日に6回程度
テニスボールは100均で
http://www.trisoma.com/trigger-point.html



筋肉を鍛えるのではありません。ほぐすことが重要です。




近赤外線療法で初めて最高10Wのパルス照射

「スーパーライザー」は、光の中でも最も生体深達性の高い波長帯の
近赤外線を高出力でスポット状に照射できる光治療器。

08/20【掲示板・患者さんから】Yさん
05/27【掲示板・患者さんから】tamanegicocoさん
04/26【FILE】椎間板ヘルニアの手術:急ぐべきか後にすべきか?
04/26【掲示板・患者さんから】星の王子さん
09/10【掲示板・患者さんから】こちょうさん

「慢性痛」解明へ一歩 ラットで人為的に発症、愛知医大 (2009.2.8)

九州大医学研究院の吉村恵教授(神経生理学)の話: 慢性痛は、神経損傷ではなく筋肉からくる痛みのケースが多い実態に近いモデルは極めて珍しく、治療法や薬物開発に有効な研究成果だ。

椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄が神経を圧迫して痛みやしびれ(異常知覚)が生じているという診断は間違っていると確信しています。その理論構成はとても反対の証拠に耐えられるものではありません。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、分離症、椎間板症など構造的異常は健常者でもよくみられます。これらが痛みの原因だというのはもう過去の失敗した医学です。

生理学的、疫学的、治療経過に多くの矛盾があります。納得いく説明が得られません。痛みやしびれの本態は筋痛症(MPS)なのです。強い痛みは筋肉が痙攣(spasm)しているのです。特異的な病理(悪性腫瘍、感染症、骨折、脊椎関節炎)は除外してください。

慢性化すると筋肉は硬く結節を作り、短縮します。そのために骨格に変形(歪み)が生じることがあります。脳は痛みに敏感(痛み閾値の低下)になり、注意集中、習慣化が生じます。この状態を慢性痛といいます。

手術でよくなることがあるのは、全身麻酔で筋肉のspasmが治まる可能性があるからでしょう。またspasmが再発する可能性はあります。多くの医師はこのことを知らないため間違った診断をすることが少なくありません。痛みのメカニズムを勉強して、自らの身を守り、また大きな経済的負担を受けないようにして、痛み治療の難民にならないようにしてください。


★痛みは正しく理解されることなく誤解され、そして誤診されているとトラベル医師とサイモンズ医師は確信している。臨床経験で明らかなことはトリガーポイントが痛みや下記の緒症状の真の原因であるということだ。

★筋・筋膜性疼痛症候群を患っている人はこれまでずっと辛い人生を送ってきた。医師に診せても、そもそも診察する医師の大半が慢性の筋・筋膜痛の存在を信じていないのである。

HOW TO TEACH DOCTOR ABOUT MPS医師にいかにしてMPSを教えるか):線維筋痛症と同様、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)もしばしば誤解されている。今日でさえ、MPSの症状や治療を理解していないのみならず、その存在すら信じていない医師がいるのは驚きである。MPSの治療は、正確な診断があってはじめて行うことができる。

★多くの医師たちは、局所性の原因がない局所性の痛みはありえないと思い込んでいる。したがって、局所性の原因を証明できないので病気は存在しないと結論する。これは、赤ん坊から沐浴水を独断的に放ることと同じである。この病態については、検討に値する筋の通った仮説がある。たとえば、脊髄内の少数の運動ニューロンの興奮によって、興奮性が高まった領域にピーンと張った帯が生じる。そして、この領域が感覚を生じるというものである。実際には、原因がないこの痛みは、医師たちがそれを観察したことを認めているのに、英国では正しい病名で診断されていない

Review

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筋痛症この最もありふれた状態は脊椎の病気、神経の病気、関節の病気、心の病気、時には狭心症などと誤診され続けている

治療戦略の見直し(このサイトのダイジェスト)

世界のサイトから「筋筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント症状」
筋骨格系の痛み 痛みの診断と治療 医院紹介・リンク 世界の腰痛ガイドライン
FILE (A) FILE (B) 症例 質問 痛みからのメッセージ
ヘルニアといわれたら安心です ヘルニア診療ガイドライン The BACKLETTER 画像診断の意味と限界
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生物・心理・社会的症候群(Bio-psycho-social syndrome)/筋 筋膜性疼痛症候群(Myofascial pain syndrome)/ト リガーポイント(trigger point)/関 連痛(referred pain)/筋 硬結(taut band)/痛みの悪循環(pain cycle)/慢性疼痛(Chronic pain)/痛みの可塑性(Neuroplasticity)/認知行動療法/painful depression(痛むうつ)/ポリモーダル受容器/内因性発痛物質 

「ヘルニアが原因」 まだそんなこと言ってるのヾ(・o・;)oォィォィ

医学の常識  骨や椎間板が神経を圧迫しても痛みは生じません!

ヘルニアが原因で神経が炎症を起こして痛みやしびれが生じることはありません!

痛みの本態は筋肉のspasm(痙攣)です。手術で治ることのあるのは、全身麻酔による筋弛緩によって筋肉の痙攣が止まってしまうことがあるからだと思われます。儀式的な効果もあるのかもしれません。ヘルニアは痛みの原因であるはずがありません。筋肉の短縮や痛みを防御する姿勢が原因で生じた結果なのかもしれませんが。

痛みやしびれを感じているということは痛覚を伝える神経が脱分極・再分極を 繰り返しているということです。神経が圧迫されたり炎症を起こしたり、または神経が癒着したり、神経の血行が悪くなったりすると脱分極・再分極が繰り返し て起きるという生理学的事実は存在しません。一方、神経原性麻痺とは脱分極が起きなくなったことです。つまり痛み・しびれと麻痺は生理学的には正反対の現 象なのです。いったいヘルニアによってどちらが起きているというのでしょうか?麻痺が生じつつあると思っている神経に対して局所麻酔でブロックするという のも奇妙な治療だと思いませんか?また図でもお分かりのように神経線維のどこでブロックしても同じことです。ならば最先端(受容器の部分)でブロックする のが安全で効果的です。

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ヘルニアの痛みと言われている痛みは筋痛症(筋筋膜性疼痛症候群です。それを治すにはどうしたらよいか、なぜそれが起きるのかを考えてみてください。

ヘルニアで末梢性神経麻痺が起きたという症例はみたことがありません(馬尾症候群は除く)。一般に麻痺だと思われているのは、痛みのための筋力低下なのです。筋痛症が治ればすぐに回復します。しびれを麻痺と勘違いしていることがあります。しびれは筋痛と同じくトリガーポイント症状です。

この痛みの原因は

ではなくて img12.jpg (34922 バイト) です。

短縮した筋のためにヘルニアが生じやすくなるという説もあります。痛む下肢をかばうようにするので左右のバランスがくずれヘルニアが生じるのかもしれません(健側に傾くので患側に飛び出る)。ヘルニアは痛みの原因ではなくて無害な結果なのです。

あるいは、外力が加わりヘルニアが生じる、その一方で、筋筋膜にはトリガーポイントが形成される。ヘルニアは直接痛みの原因になっているのではない。

このように考えたほうが、ツジツマがあいます。(馬尾症候群=排尿排便麻痺は腰椎ヘルニアでなることがあります。頚部脊髄症=脊髄麻痺、痙性歩行は頚椎ヘルニアでなることがあります。いずれもきわめて稀です。)   

「トリガーポイントと筋筋膜療法マニュアル」より

今までは「神経根性疼痛、神経根症、神経根症状」という概念にまどわされ続けてきました。しかし生理学的に痛みやしびれをこれで説明するには無理があります。

1911 年にGoldthwaitが「腰椎椎間板の突出が坐骨神経痛を引き起こし得る」と考えたのが最初だと思われます。しかし、この概念は生理学的にも疫学的に もまた臨床経過からも納得いく説明ができません。根症状という病態を生理学的にも納得のいく形で説明し、診断基準を示さない限り幻の概念ではないでしょう か。

Simonsが1990年に発表し た「筋筋膜痛症候群の診断基準 」はもはや評価されて定着したものと思われます。そこには「神経根症は除外する」というような注釈はありません。筋筋膜性疼痛症候群の鑑別診断に神経根症状という幻の概念が対象となることはありません。

米国では慢性疼痛に対して認知行動療法の効果が実証され広く普及しています。これは外科的な治療に対する効果や費用の反省からきています。根症状という概念からは慢性疼痛や認知行動療法を説明することは困難ではないでしょうか。


[疼痛学序説  痛みの意味を考える   Patrick Wall著 横田敏勝訳]

Patrick Wallはゲート・コントロールセオリーで著名な生理学者

この割合(椎間板ヘルニアの手術)は現在下がり続けていて、神話がばらまかれて、少数の人の利益になるが多くの人の不利益になるような不名誉な時代は終わった。不利益をうけたある人たちは、手術の結果、明らかにいっそう悪くなった。

椎間板ヘルニアの手術は70年以上もの間行なわれてきた。もてはやされたこともあったが、疑問が増し続けている。ヘルニアの突出と痛みはそれぞれ独立していて、痛みの発現におけるヘルニアの突出の役割ははっきりしない。

以前この手術を熱烈に支持していたマイアミ大学 は、今ではこの手術をやめて、厳密なリハビリテーションのプログラムを採用している。


包括的集中プログラムで腰痛が消失;4週間の訓練による効果に期待

この治療法なくしてはD氏も典型的な慢性疼痛患者の仲間入りをしていたはずだ。

臨床医のための痛みのメカニズム

痛覚神経の生理的興奮は、その末梢の自由終末にある痛覚受容器(侵害受容器)が刺激されたときにみられる。自由終末と脊髄を継ぐ部分からインパルスが発生することはめったにない。痛覚受容器を介さず神経繊維からインパルスが発生することを異所性興奮という。異所性興奮を生じる可能性が高いのは、脱髄部および障害された末梢神経の側芽と神経腫である。

脊 髄後根を圧迫すると神経根痛(radicular pain)がでて、圧迫された後根の支配領域に痛みが走るとみられている。しかし、この考えは特別な場合にしか通用しない。たとえば、脱髄線維を含む脊髄 後根への機械刺激を誘発するが、正常な脊髄神経根の圧迫は痛みを生じない。

実験動物の正常な脊髄後根を圧迫しても、痛みを伝える侵害受容線維を含めた求心性線維の持続的発射活動は誘発されない。

横田敏勝 著 「臨床医のための痛みのメカニズム


神経線維は通常、その末端にある受容器から信号を伝えるものであって、その途中が興奮を起こしたりするようなことはありません。

熊澤孝朗 著 「痛みを知る」


も し骨や椎間板が神経を圧迫したり神経に炎症を起こして痛みを発生していたとするならば、痛覚受容器を介さずインパルスが発生したということで、異所性興奮 (発火)ということになります。異所性興奮が生じるのは損傷した神経からで、このような痛みを神経因性疼痛といいます。

神経損傷に伴う痛みはCRPStypeⅡ、カウザルギー、神経因性疼といい、ヘルニアや脊柱管狭窄症によると言われている痛みとは明らかに異なります。

神経最先端の痛覚受容器(ポリモーダル受容器)が内因性の発痛物質によって刺激されることによって痛みが生じます。(侵害受容性疼痛)(加茂)

腰椎椎間板ヘルニア患者のなかでどの程度の患者が手術に至るか

要 約:強い症状を呈するか病状が長期に及ぶ腰椎椎間板ヘルニア患者群において、手術に至るのは10~30%程度である。 (Guide C)

腰椎椎間板ヘルニアで は多くの症例が自然経過ないしは保存療法だけで改善を示すが、不幸にして手術に至る症例も認められる。椎間板ヘルニアに対して手術を受けた患者に関する各 国の統計をみると、米国では10万人中45~90人、フィンランドでは35人、スウェーデンでは20人、英国では10人と報告されている。しかしながら、 ヘルニア患者の全体数の統計は認められないので、ヘルニア患者のなかでどの程度の患者が手術に至るのか正確にはわからない。腰椎椎間板ヘルニア患者のなか でどの程度の割合で手術が選択されることになるかを知るためには、徹底的に保存療法を行ったシリーズで手術に至った患者の割合や、RCTで保存療法に割り 当てられた患者のなかで手術に至った患者の割合が参考になる。

日本整形外科学会 [腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン]より

米国における腰痛の生涯罹患率は60-80%と報告されている。生涯において症候性腰椎椎間板ヘルニアの罹病率は全人口の2%で、米国では1-3%の生涯罹患率とされている。さらに、成人10万人中160人に毎年腰椎椎間板ヘルニアの手術が行われている。(日 整会誌Vol.79No.11 2005)


ヘルニアの治療はヘルニアであるということを無視することです。安静の必要はなく活動的であるべきだといわれています。痛みの原因はヘルニアではなくて、生物・心理・社会的なことが原因となった腰~下肢の筋・筋膜性疼痛症候群ととらえるべきだと思います。痛みを感じるメカニズムを勉強されれば、何を修正すべきかがわかり、必ず道がひらけます。そして、必ず治るものです。(加茂)

[痛 みの定義]   国際疼痛学会   1986年

An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or described in terms of such damage.

精 神科医 Harold Merskey を座長とするグループ

不快な感覚性・情動性の体験であり、それには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現されるものがある。


腰痛や坐骨神経痛の原因が、[椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・腰椎分離症・腰椎辷り症など脊椎の構造的異常や破綻]にあるとする[損傷モデル]は失敗だった。

このことは、生理学的にも、健常人やその他の統計などからも、臨床経過からも明らかで、もはや疑う余地はない。

[損傷モデルの失敗]は10年ほど前より、いろいろな研究で明らかにされて、もはや常識となりつつある。

我が国では未だ[損傷モデル]で医療が行われ、不必要な検査、間違った説明がされるため、治療に難渋していることがしばしばある。医師の頭の切り替えが是非必用である。

病院での説明や治療に納得のいかない人は多いと思われるがこのサイトで勉強して、治癒への足がかりにしてもらいたい。

欠陥のある時代遅れの脊椎の損傷モデルから生物・心理・社会的モデルへ。損傷モデルはあまりにも欠陥が多く、もはや正当化することはできません。

生物・心理・社会的モデル:ストレス→交感神経緊張→筋痛症(myalgia)

 

画像クリック

Pain Cycle

Clinical review   ABC of psychological medicine  

Musculoskeletal pain

fear-avoidance model

Kansas Arthritis Program - Physical Activity

bio-psycho-social medicine

医学界全体の腰痛に対する広範な意識改革が必要である。(FILE248

腰痛に屈するな  オーストラリアで行われた独創的なマルチメディアキャンペーンは、腰痛に対する一般社会と医学界の態度を転換できることを示している。ビクトリア州における広報キャンペーンは、腰痛についての単刀直入な明確なメッセージを伝え、驚くほどの効果を上げた。(FILE170

腰痛に対する態度の根本的な改革がなされるまでには、長い過程を要することとなるだろう。(FILE98  

病態生理に関する事実無根の概念を患者に押しつけ、治療に携わる医師の私的見解を患者に披露する複雑な治療行為の1要素である。患者はこれらの診断によって永遠に変えられるが、良いほうに変えられることはあまりにも少ないと博士は主張した。FILE166

脊柱管狭窄のために除圧手術を受けた患者を7~10年後に追跡調査したところ、1/4の患者が再手術を受け、1/3が重度の腰痛を訴え、半数以上が2ブロック程度の距離も歩けないことが明らかになったFILE121

臥 床安静の推奨の減少、可能な限りの画像検査の削減, 医療関係者に変化するよう説得FILE89

誤った思いこみの修正という方法を組み合わせることで、腰痛はうまく治療できるという確信が高まりつつある。この種のコンセンサスは5年前には存在しておらず、これは、研究および医療方針の進歩への大きな一歩を反映したものであり、それは同時に、科学的証拠が蓄積されつつあることをも反映している。(FILE89

いまだに腰痛の解剖学的発生部位を探している研究者もいますが、そのような研究はおそらく役に立たないだろうという意見が大半です。FILE89

過去百年間の腰痛にまつわる話題のほとんどは、実のところ整形外科的な理解および治療の話です。解剖的損傷を探すこと、そしてそれを治す方法を見つけようとしてきました。これは、非常に機械的な(mechanical)治療方法であり、多くの問題点を無視しています。そして実際のところ、この方法は効果がありませんでした。・・・かつての生物医学的腰痛モデルがプライマリーケアの段階において失敗であったことが、概ね判明している(FILE89

医師による忠告が、腰痛、その病因、治療および予後について非現実的で有害な考えを助長していることがしばしばある・・(FILE185

正常な脊髄後根を牽引しても痛くないFILE134

過去50年間の主な腰痛予防戦略は完全な失敗だという。(FILE141

専門外科医への早期紹介を減らすことを推奨した。・・・非生産的な診療方法をやめるよう、医師を説得する一番良い方法は何だろうか。(FILE210

腰痛の考え方を変えて、その影響を軽減(FILE204       FILE205      

医 師らは時代遅れの考え方に固執している?  伝統的な医学的仮説は完全に一蹴された。FILE147

欠陥のある時代遅れの損傷べースのモデルの 代わりに なる、腰痛および腰痛管理の状況に応じた、生物心理社会的モデルの作 成において重要な役割を果たした。(FILE218

この種の病態に対する適正な手術の適応について、ますます謎が深まった。(FILE139)

皆さんは患者の態度や意識変革によって活動障害を回復させることができますが、それは皆さん自身が可能であるという信念と態度を持ったときにだけ叶うものです(FILE235

「60年間,我々は“腰部損傷”という概念とともに生きてきました。それはあまりにも欠陥が多く,もはや正当化することはできません。その上,医原性なのです。我々にこれ以上の研究は必要なく,この概念はもはや有用性を失っています」。(FILE276

職場における身体的因子が腰痛および他の一般的な筋・骨格系障害の最も有力な原因であるという、すでに時代遅れになった科学的仮説を蘇らせようとしている。しかし、今や、この時代遅れの仮説を捨てて、明らかとなった科学的データと合致する新しい解釈へと移行する時であろう。(FILE287

20 世紀のほとんどの期間にわたり、医療の主流にいた医師らは、腰痛患者に、疼痛を引き起こした活動を中止し、疼痛 が消失するまで休息するようアドバイ スした。このストラテジーは、有効性が 一度も証明されたことがなく、今日の西洋社会における腰痛による活動障害の 重大危機を引き起こす原因となった。                (FILE287

それは腰痛教室で誤ったメッセージを患者に伝えたためなのだろうか?”とノルウェーの研究者は疑問を投げかけている。過去の多くの腰痛教室は、腰痛の伝統的な捉え方にどっぷり浸かっていた。FILE304

腰痛に関するもう一つの伝統的な仮説も、ここで絡んでくるだろう。時代遅れになった、成人の腰痛の“損傷モデル”の中心的見解の一つに、腰痛は職場等における身体的負荷および身体的暴露が主な原因であるというものがあった。FILE336

この研究は脊椎治療に関する中心的仮定(訳者注:誰もが疑がっていない合意事項)に異議を申し立て、専門医が治療方法を大きく変えるよう勧めている。FILE281

我々の腰痛に対する認識が今、根本的な修正を迫られている。その背景にあるのは、高齢社会の到来、医療費の高騰、「不適切な医療」の存在、患者意識の向上、そして支払い側の危機感である。(FILE371

頸椎固定術が椎間板切除術単独より優れていることを示した無作為対照比較研究がないばかりでなく、頸椎椎間板切除術が保存療法より優れていることを示した無作為研究もありません」と、Nachemson博士は述べている。(FILE327

他の因子を無視して脊椎の構造的な異常にのみこだわる医師は、そのことによって患者を危険にさらしているのだと示唆する。(FILE386

それらの医師は腰痛を急性損傷と解釈し、患者に数日間、数週間そして数ヶ月間の臥床安静を命じ、他のいい加減な治療法や考え方を患者に無理強いした。彼らは活動に対する恐怖、再損傷に対する恐怖、そして身体的ストレスや労働に対する恐怖を植え付けた。この分野は長い道のりをたどってきたのである。・・・過去10年間における腰痛研究の進展によって達成された特筆すべき成果は、慢性腰痛についての伝統的な見方が覆されたことであった。・・・厄介な慢性腰痛の説明に大きな変化が起きている。 従来の重症慢性腰痛の生物医学的見解は多くの場合、脊椎の個々の病理学的変化や非連続に起きる脊椎症状の集合が、健康状態および行動面の問題によって複雑 化したものであった。・・・腰痛の正確な見方は、ほとんどの医療機関、企業、行政機関、および障害補償や杜会保障制度にまだ浸透していない。FILE388

腰痛予防に関する誤解は現代文化に広く深く根を下ろしている。(FILE389

1 ドルの教育パンフレットが他より $200~$300安い費用で同様の長期 結果を示したという事実は、最低ラ インを見ているマネージドケアの管理者にとって説得力があることを示 した。(FILE395

腰痛疾患の性質に関する根本的な誤解が存在するのではないだろうか。(FILE409

オーストラリアのビクトリア州のキャンペーンが、一般の人々および医療関係者の腰痛の捉え方を変化させることに成功したことを指摘した。(FILE411

この割合は現在下がり続けていて、神話がばらまかれて、少数の人の利益になるが多くの人の不利益になるような不名誉な時代は終わった。不利益をうけたある人たちは、手術の結果、明らかにいっそう悪くなった。・・以前この手術(ヘルニア手術)を熱烈に支持していたマイアミ大学は、今ではこの手術をやめて、厳密なリハビリテーションのプログラムを採用している。(FILE417

ノルウェーの研究では、集中的な運動療法と行動療法の両方を行った。患者には、現代医療に依然として浸透している腰痛に対する慎重な対処法を気にしないよう指導した。 患者には腰を痛めることを心配しないように指示した。通常の活動を再開しても脊椎には全く害がないことを患者に説明した。そして、自由に腰を動かすこと、 すなわち、前屈みになったり重い物を持ったり、自然にかなったやり方で腰を使うよう奨励した。被験者はこれらの指示を強化するための漸進的な運動療法と集 団療法に参加した。(FILE412

椎間板ヘルニアではビデオを見た患者はパンフレットを読んだ患者よりも手術の実施率が31%低かったのです。さらに手術の実施率が低かったにもかかわらず、ビデオ群の治療成績は、パンフレット群とまったく同じでした(FILE282

現代社会の腰痛に対するアプローチを依然として支配している流行遅れの「損傷モデル」についても論じている。(FILE423

多くの研究者は、損傷モデル自体が欠陥のある時代遅れの考え方だと信じている。ほとんどの腰痛は、特定の損傷組織に原因があるわけではない。・・・・・・・・・・・脊椎は非常に強力な適応性のある構造をしている。(FILE427

臥床安静は、ほとんどの疾患の医学において、治療法としてはおおむね見捨てられている。多くの点で、治療としての臥床安静は、過ぎ去った時代の遺物である。臥床安静は、腰痛および坐骨神経痛の治療法としては徐々にすたれていくだろうと予測する人もいることだろう。(FILE100

最近の欧州のエビデンスに基づくガイドラインは、脊椎固定術を非特異的慢性腰痛の治療に用いるのは例外とすべきだと提唱している。FILE449

運動がもたらす効果に関しては意外とも言えるエビデンスが得られている。約200例を対象とした研究から,疼痛持続期間と継続的就労不能期間は安静臥床群で最も長いという結果が示されたのである。    (FILE457

説 得力のある科学的エビデンスによ って、損傷モデルを支持する人々の考 え方の誤りが指摘されている。しかし 長年抱いてきた腰痛に対する考え方を変えさせ、ベテランの臨床医の診療を 改めさせることは、いらいらするほど時間のかかる大仕事である。FILE459

いくつか国々では損傷モデルからゆっくりと脱却している。しかし米国 では今も腰痛に関する時代遅れの考え 方から抜け出せずにいる。先へ進むべ き時である。FILE460

中間報告によると、認知行動療法に割り当てられた患者は、段階的運動または併用療法を行った患者と同等の良い結果であった。FILE482

これらの結論から次のことがいえる。画像診断の解釈にはいたるところに落とし穴があり、少なくともある症例においては脊椎の異常所見はまったく偶然見つかったもので、痛みの原因ではないということだ。さらに,たとえ最高の画像診断機器を使ったとしても、筋肉のけいれんや靭帯の損傷を診断することはできない。これらは痛みの原因となりうるし、これらが原因で腰痛になった人は必ずいるだろう。(FILE485

博士の主張によれば、通常は、腰痛の評価 と治療が患者の腰痛問題への対処を手助けする手掛りになることはない。それどころか、た いていは、病理学的異常を探すための見当違 いの検査や、腰痛の因果関係に関するまだ証 明されていない理論の押し付けに力が注がれる。患者は多くの場合、有効性の明らかでな い治療を受けた挙句、自分には将来さらに問 題を引き起こす可能性のある基礎疾患があるという感情を抱く結果になる。FILE489

身体的負荷が椎間板の健康に悪影響を及ぼすどころか、むしろ健康を増進することに気づいた。(FILE494

医師はその腰痛を、新たな所見と推定されるMRI上の構造的異常、すなわち線維輪の断裂、椎間板の突出、終板の変化に起因していると推測することが、ままある。その結果、推定された病因の治療につながる手順が実行に移される。しかしこの診断過程は大抵無駄な骨折りになる。FILE500

腰痛治療で腰椎固定術を選択した労災補償請求中の被験者725例のうち、驚くことに64%は術後1年以上経過しても依然として休職中であった。復職して1年間継続して働いていた被験者は6%しかいなかった。FILE503

腰推固定術は現在米国で行われる全ての脊椎手術の約50%を占めるが、これらの手術を支持する科学的または臨床的エビデンスは得られていない。FILE506

椎間板に起因する疼痛”を診断カテゴリーとすることの妥当性について疑問を呈した。FILE507

多くの患者と外科医が抱く、大きな椎間板へルニアを切除しなければ破減的な神経学的症状の結果を招くことになるであろうとの懸念は、全くの杞憂である」。Carragee博士は、「手術を受けるか受けないかの選択はつまるところ患者の好みの問題になる」と述べている。(FILE510

Turk博士は、慢性腰痛の治療において、手術、オピオイド、神経ブロック、脊髄電気刺激法および植え込み型薬剤注入システムといった広く行われている腰痛治療は心理療法を含むリハビリテーションプログラムよりも費用がかかり、効果は小さいことが多いと指摘しているFILE511

新規研究において脊椎固定術を選択した (大部分は “椎間板に起因する” 腰痛のため) 1,950例の活動障害のある労働者のうち、固定術の2年後に63.9% は就労できない状態にあり、 22%は再手術を受け、 12%は重大な術後合併症を有していた。FILE512

固定術は認知行動療法を取り入れた体系化されたリハビリテーションプログラムよりは有効性が低いと考えられる。FILE518

リフティング設備の有無にかかわらず、背部痛あるいはその結果としての身体機能障害の予防法として、仕事技術のアドバイスやトレーニングを支持するエビデンスは存在しない。FILE519

これらの結果は、慢性疼痛が脳機能全面に広く影響を与えることを明示している。そして、DMNの崩壊が慢性疼痛に伴う認知および行動障害の根底となっている事を示唆している。FILE521

恐怖、過度の関心、および不安といった心理社会的因子は、疼痛障害を誘発、悪化させる FILE522

今回の研究から得られた経験によれば、そういった介入は人間工学的な問題や安全面の問題の解決に留まらず、職場における心理社会的問題の解決にもつながる(FILE524

myofascial pain syndrome(筋筋膜性疼痛症候群)

               

トリガーポイント・チャート

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A.前腕・手

B.下肢・足

C.骨盤・臀部・大腿

D.股関節・大腿・膝

E.肩・胸郭・上肢

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F.頭・頚

G.背部・腹部

 

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筋硬結

American Family Physician Trigger Points: Diagnosis and Management

Tandem Point(SM) Therapy


MPSについて教育を受けていない医学部生は、卒業後もその存在を知ることなく診療を行うため、現実には多数存在しているMPSの患者たちを前にしながら、正しい診断、治療が行えないのである。臨床医がMPSに無関心であることによってもたらされる弊害として重要なことは、TPがもたらす疼痛に対して他の疾患の診断が下されることである。診 断が異なると治療も変わってくる。膝の痛みが軟骨の磨耗であるとなれば、最終的には人工関節置換術のような手術療法が行われ、二度と正座ができなくなる し、耐用年数を超えれば再手術が必要になる。腰下肢痛が神経根の炎症であるとなれば、治療には神経根ブロックが繰り返し行われるか、手術療法が行われる。 しかし、このような侵襲の大きい治療が行われる一方で、疼痛の改善という目的は達成されない。MPSを正しく診断することができれば、鍼療法(TPA)と ストレッチという侵襲のほとんどない方法で的確に疼痛を改善できるのである。(FILE194

種々の原因により生じた筋緊張は,虚血を引き起こし,内因性の発痛物質の蓄積を招来して,痛みや凝りを生じる。つまり,局所の痛みは,筋に分布する痛覚受容器が過敏になることによりもたらされると理解される。(FILE32)     

「筋・筋膜痛は,慢性痛の重要な要因でありながら,つい最近まで見過ごされてきた」と北原氏は話す。 また,非ステロイド系抗炎症薬や筋弛緩薬などが漫然と投与され,副作用や合併症を生じる場合も多いという。FILE24

拘 縮が発生すると、血流が障害され、これに拘縮によるエネルギー消費の増大が加わって代謝産物が蓄積し、ブラジキニンが産出されて痛みを生じる。このときプ ロスタグランジンも産出され、ブラジキ;ンの発痛作用を増加する。筋肉が痛みの発生源となると、反射性筋収縮や血管収縮が加わって痛みを強め、痛みの悪循環ができ上がる。(FILE10

しかし,これまでに良い転帰をもたらしてきたのは,体幹の特定の筋肉の障害や緊張に直接働きかける治療法だ。患者の大部分では,腰痛のおもな原因は筋肉の障害や緊張である」と述べた。同部長は「疼痛の医学的管理において筋肉系の重要性が軽視されているのは,医師が大学で学ぶ内容に関係があるようだ。基礎解剖学が終わると,疼痛の診断および治療に関する教育に筋肉はほとんど出てこない。つまり,われわれは診断アルゴリズムにおいて全身の70%を無視しているのだ」と述べた。(FILE12

し かしさらに末梢循環低下が続けば(その他の増悪因子もないわけではないが)、潜在性のトリガーポイントの一部が活性化されて、活動性トリガーポイントとな る。こうなると運動痛はもちろん圧迫他の刺激を加えなくても自発性に関連痛が生じるようになる。関連痛以外にも「痺れ」感、感覚鈍麻が生じることもある。 自発性に生じた関連痛・痺れは患者の訴えとなる。(FILE188

GumはMPSを神経根症状の一つとみなし,その治療に筋への鍼通電刺激を勧めている。(FILE189

医療の現場において痛みの患者に対する不適切な診断が非常に多いということです。実際には、筋筋膜性疼痛症候群による疼痛の患者は非常に数多くいるにもかかわらず、筋筋膜性疼痛症候群という診断を下す医師はほとんどいません。(FILE193

筋 性筋膜痛のトリガーポイント(TrP)は筋・骨格性疼痛に共通してみられる原因であり,急性外傷や慢性的な姿勢保持・反復動作などに伴う筋群への過剰負荷 などに起因する。このTrPが治癒しない場合には,末梢性・中枢性の感作機序を介した持続的な異常筋収縮が生じ,血管圧迫から局所が低酸素状態に陥ると疼 痛は慢性化してしまう。(FILE199

これらの疾患が一続きのものであることを理解することが重要である。そしてこの論文に記載されている疼痛症侯群、すなわち線維筋痛症、広範囲にわたる慢性疼痛、慢性腰痛、および慢性頸部痛はいずれも、1つの別個の疾患を表しているわけではない。それらは症状の説明にすぎない。(FILE330

椎間板ヘルニアによる根性下肢痛は本質的には「筋痛」であり「皮膚痛」としての要素は少ないと思われた。FILE269

筋筋膜性疼痛症候群の症状は多彩ですが、痛み以外の症状で多く見られるのは、しびれ感、知覚鈍麻、筋力低下、関節の可動域制限などです。また、トリガーポイントに基づく特殊な症状として、胸鎖乳突筋から生じる姿勢性めまいや、咬筋から起こる耳鳴りが比較的よく見られます。FILE403

筋・筋膜性疼痛症候群を患っている人たちはこれまでずっと辛い人生を送ってきた。医者に診せても、そもそも診察する医 師の大半が慢性の筋・筋膜痛(chronic myofascial pain=CMP)の「存在を信じていない」のである。問題は、この症状に関して、科学的に 信頼できるわかりやすい原因が明らかになっていないこと、診断基準が正式に認定されていないことだった。そのせいで、医師やセラピストのトレーニングが行 なわれることもなかった。保険会社や社会保障庁の存在が患者たちの暮らしをさらに辛いものにした。しかし、今これが変わろうとしている。FILE418

多くの医師たちは、局所性の原因がない局所性の痛みはありえないと思い込んでいる。したがって、局所性の原因を証明できないので病気は存在しないと結論する。FILE425                

骨 格筋は全体重の40%を占めているにもかかわらず、多くの医学教育施設において、筋骨格系については最低限のことしか教えられていない。このことが、筋筋 膜性疼痛に対して多くの誤った診断が行われている現状の説明になるかもしれない。理学療法士らは筋骨格系について詳しく勉強するが、筋筋膜トリガーポイン ト症侯群に関する問題を扱った臨床カリキュラムはほとんどない。多くの場合、臨床家は自分が臨床に従事するようになって初めてこの症侯群に出合う場合が多 い。そしてそれは、従来の診断や治療で患者の問題が解決できない場合が大半なのである。FILE444)

筋筋膜トリガーポイント症侯群(微小な損傷である可能性あり)といえる初期症状の人が治療を受けないと、将来、より重度な損傷になる素地をもつことになるのは明らかである。FILE451)

そもそも医師の処置が正しいのかどうかを論ずる前に、多くの医療者のなかに慢性痛や筋肉に関する概念がほとんどないというのは悲しい現実である。痛みば急性痛と慢性痛とでは病変がまったく違うため、治療法もまったく別のものとなる。アセスメントやマネジメントのためには、急性痛と慢性痛の鑑別は絶対的に必要である。FILE452)

臀筋にしこりが発生し、その痛みが腰から腿の裏側を経て、かかとの方までしぴれを出すことがあります。これを整形外科医がヘルニアによる神経障害と間違えたりするわけです。FILE479)

failed back surgery syndrome(脊椎手術の失敗症候群)

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頭痛大学より

腰椎になんらかの手術を受けた患者の10~40%はfailed back surgery syndromeになる。ということは、同症候群は増える恐れがある。多くの場合、手術前の段階で腰痛の成因が誤診きれている。さらに、手術を受けても症状がよくならない場合、診断ミスによる問題が持続するばかりか、術後管理の問題点も浮上してくる」と述べた。(FILE7

腰椎術後の5%~50%にFBSSが発生する。Rish らは文献上15,000人の椎間板手術患者の成績を分析して20%に症状の持続を認めている。米国では年間37,500名のFBSS患者が新たに生まれて いる。FBSSの治療には複数回の手術が行われることが多い。Waddellらによれば,2回目の手術では40~50%が改善し,20%は悪化する。3回 目の手術では20~30%に有効であるが25%は悪化する。また4回目の手術で改善するのは10~20%にとどまり,45%が術後悪化をみる。手術療法以 外にも硬膜外ブロック,脊髄電気刺激療法,神経根切断術などが試みられているが効果は芳しくない。(FILE70

腰仙椎手術後の患者の10~40%で、慢性痛あるいは再発痛を生じる。こ れは、failed back surgery syndrome (FBSS)であり、様々な疼痛管理(内科的、外科的、リハビリテーション、行動療法)が行われている。(FILE306

直 接的な医療費には、非ステロイド性消炎鎮痛薬による消化管合併症や様々な形のfailed back surgery syndromeなどの、腰痛治療によって発生した合併症と副作用を治療するための多額の費用も含まれるだろう。(FILE255

何 度も腰椎手術を繰り返した結果起こるfailed back syndromeが最も多く原因疾患の半数以上を占めている。腰痛の診療には、急性期の治療法の選択、慢性化を予防する手段、臨床的検査結果(画像など) と疼痛の訴えの不一致、術後に著明な医療サイドヘの不信感などの困難な問題があり、さらに心理・社会的因子による疼痛の増強が、上述の原因疾患とともに腰 痛の難治化に関係している。(FILE145

手術は一部の患者にはいくらかの改善をもたらすが、“半数近くは改善を得られないだろう”。 そして手術によって改善しない人々は、改善の見込みが不確かな、“failed back surgery syndrome”という厄介なカテゴリーに入る可能性が高いことに博士は言及している。(FILE215

慢性腰痛に対する多くの治療と同様、固定術でもかなりの割合で無効例があるという事実を隠すことはできない。脊椎治療に携わる医師も完全には理解していない理由により、固定術の結果にも予測不能な部分がある。Orthopedics Todayの最新号に掲載された、失敗した脊椎手術に関する興味深いフォーラムでも、Groopman博士の記事と同じ問題に触れている。(FILE117

心 理・社全的要因が錯綜した慢性疼痛患者は、医療の治療対象から排除される傾向がある。これらの対象者にリハビリテーションチームが治療契約を結んで、その 枠組みの中で心理的な「拘えの環境」を作る3ヵ月プログラムを実施した。認知行動療法にカウンセリングを併用して、自己の内的世界への直面化を促しつつア イデンティティの確立と生活の再構築を図る。(FILE230

高齢者に多い腰部脊柱管狭窄は診断基準すらできていません。ですから、病院によって手術するしないについて見解の相違があり、整形外科医の間でも十分なコンセンサスが得られていません。外科医から手術を勧められた患者さんへの対応ですが、手術は考える必要はないだろうとお話してください。(FILE446

手術による合併症の発生率が高いこと、 さらには社会が負担する費用および手術後のfailed back surgery syndromeの患者の苦痛を考えて、我々は、注意深く選択された重症の疼痛患者のみをこの術式の対象として検討することを強く推奨した”(FILE449

病気と障害のホームページ腰痛~椎間板ヘルニア~多重手術~脊髄電極埋め込み術~後遺障害

著作権に抵触する内容がありましたら ご連絡ください<(_ _)>2001年6月より/制作 加茂 淳