画像診断の意味と限界

 

痛みやしびれの画像診断(レントゲン、MRI)は骨折や悪性腫瘍、感染症の除外診断の意味しかありません。痛みやしびれはハード(人体の構造)の問題ではなくてソフト(自律神経、記憶、情動など)の問題だからです。だから、痛みを取ることを目的とした手術(構造を変える)に関しては疑問を持たざるをえません。

運動麻痺や知覚麻痺(知覚の鈍麻、脱失のことでしびれではない)は「痛みやしびれ」の問題とは別のことです。

 

X線撮影が腰痛の回復を阻害

診断上の分類の影響:エビデンスはどこにあるのか?

腰痛の診断上の分類:希望的推論を真実としていないか?

脊柱管狭窄症の画像:画像所見は症状とほとんど関連性がない

脊柱管狭窄症の回復は面像診断上の変化と相関するか?

椎間関節症状(Facet Symptoms)の診断に画像診断は無カ

現在の報告書は患者に無用の心配をさせている

眼鏡をかけても見えにくい:X線所見と非特異的腰痛の因果関係

症状のない椎間板の脱出およぴ遊離脱出はまれであったが、高信号域はよくみられた

MRIからは、将来の腰痛を予測できないー患者50例での最新研究より

重篤な疾患の有無を調べる検査:最も良い方法は何か?

安心させるために画像検査を行なってもよいのだろうか?

短時間撮像MRI

腰椎すべりを有するものはより腰痛が多いか?

10歳児の椎間板変性が与えた衝撃しかし、この年齢での椎間板の異常は驚くべきことか?

X線検査のガイドラインの実地試験結果

腰痛の新しい常識

MRI画像によ り新しい腰痛エピソードの説明がつく ことはまれである(MRI上でよく見られる異常と結びつけることには慎重を要する)

腰椎におけるMRI検査結果-自覚症状のない青年期エリートテニスプレーヤーの場合


無症状膝のMRIにおける異常所見の発生頻度

無症候性肩における腱板完全断裂の頻度ー肩関節造影による検討ー

加茂整形外科医院