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特定小型船舶免許を取得するタイミングによっては、特典とメリットがあります。
うんちく・雑学知識(免許証の番号の変化・有効期限起算の違い)を織り交ぜて解説してあります。
応用的な知識は、特定小型船舶免許のよくある質問まで御確認お願いします。
有効期限が1年未満の場合、更新せずに特定を取得することで取得した日より新たに5年の有効期限
になります。
更新で約1万円かけるよりも少し高めの特定取得の方が、より活用的ではないでしょうか。
更新と異なる点は、次の通り。
特定小型船舶免許は、陸上のタクシーなどの第二種自動車免許に相当します。
特定船舶免許を取得することで船舶免許をプロの船長として活躍する場へ就くことが出来ます。
20トン未満の遊覧船・遊漁船・水上タクシー・バス・屋形船などの観光船の船長になります。
注意しなければならないことは、特定を交付されても雇用の場合を除いて、個人で開業する場合、
様々な許認可がありますのですぐに上記の船長にはなれません。
今すぐ使うことがない又は、使うか分からない場合でも取ることができます。
特定旅客小型船舶免許を交付され5t以上の船舶に一定の乗船履歴を満たし及び事業者の証明を得ることで海技士試験の受験資格を得ることができます。
詳しいことは、特定旅客免許実務で海技士試験の登竜門までクリック下さい。
1級・2級・特殊を新たに取得する場合は、学科・実技試験、身体検査を受検しなければなりません。
特定小型船舶免許は、学科・実技試験、身体検査が免除されます。1日間の講習だけで取得できます。
ただし、試験ではありませんが、講習の中で参加者全員で順番に実技の実演をしていただくことになります。
1級・2級・特殊(教習型)は、最短で2日以上かかりますが特定小型船舶免許は、1日の講習で
取得ができます。
ただし、遅刻・早退は修了できないので注意ください。
うんちく・雑学になりますが、特定を取得することで13桁の船舶免許証の番号の一部が変わります。
左から四桁目に8が付きます。この番号は旧海技免状で取得されている方または、職業船舶などの
方と限られています。
特定取得前の13桁目が1以上でも、特定取得後は0に戻ります。
番号例は次の通りです。
特定船舶免許取得前の番号 | 特定船舶免許取得後の番号 | |
---|---|---|
1級(例) | 0100000000002 | 0108000000000 |
1級・特殊(例) | 0400000000002 | 0408000000000 |
2級(例) | 0200000000001 | 0208000000000 |
1級・特殊(例) | 0500000000001 | 0508000000000 |