大規模災害が講習日の直近で起こってしまったら

予約した船舶免許更新・失効講習の開催日直近で大規模災害が起こってしまった時はどのように行動すればよいか。

HOME  >  船舶免許コラム  >  災害時の講習開催について

講習日に大規模災害が直面する可能性

日本列島は地震が頻繁に起きるほか、地球温暖化の影響に伴う大規模な大雨、台風、竜巻、大雪が予告なしに降りかかってきます。

小型船舶免許証の更新・失効講習当日又は、直近にこれらの大規模災害に直面する可能性がとても高くなってきています。

講習当日や直近に遭遇した場合、受講者はパニックに陥ってしまうかもしれません。前もって想定しておきましょう。

命を守る行動を最優先に

大規模な災害時には、命を守る行動を最優先にしてください。

地震や大雨などで差し迫った状態で、安全な場所に避難をしなければなりません。

たとえ、有効期限が僅かでどうしても更新講習を受けなければならない場合だとしても欠席してください。

期限切れになっても失効講習を受講すれば免許証は復活します。何よりも命を最優先に考えること。

連絡はすべきなのか

講習を欠席するため、海事代理士など申し込み先に連絡をしなればならないのでしょうか?

いいえ、しなくて大丈夫です。災害の場合には、1秒でも早く避難できるか時間との戦いです。

差し迫った災害の場合には、講習は無断欠席で良いです。

万が一、連絡しないといけない場合は、安全な避難先に着いてから行ってください。

開催の可否について連絡はない

災害時に講習主催機関より受講者への開催の可否を含めた連絡はないと考えてください。

災害時は電話回線が集中しパンクにより不通になったり、講習主催機関の職員も受講者同様に差し迫った中で命を守る行動を最優先に取らなければならないためです。

自己責任となるので各自、命を守る行動を最優先にしてください。

料金の扱いはどうなるのか

既に支払ってしまった小型船舶免許更新・失効料金の扱いはどうなってしまうのでしょうか?

基本的には、次回に持ち越しになりますので、新たに更新料金を支払う必要はございません。

ただし、その間に失効してしまった場合は不足分を支払う必要有り。

次回分で講習変更による追加料金・提出書類の有無などの詳細については、申し込み先の海事代理士などに確認してください。

船舶免許