小型船舶操縦免許証の失効(期限切れ)講習でテスト実施かどうかについてのページ
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小型船舶操縦士免許の失効(期限切れ)講習では、テストを実施されたと聞きましたという質問を稀に受けます。
テストは行われません。ただし、意味が違いますが、終盤に効果測定というものが実施されます。
失効講習での効果測定は、講義をどれくらい理解したかどうかをはかるものです。
なので、失効講習では鉛筆・消しゴムなどの筆記用具を御持参しなければなりません。
失効講習での効果測定は学科のみで実技はありません。
一般にテストとは時間を決めて提出・採点・合否判定などを目的に行いますが、
失効講習で行われる効果測定は、講義の理解度を試すもので提出・採点・合否はしません。
与えられた問題(主に2択)を解いて、講師より指名された方が一問一答形式で口頭で答えます。
正解又は、間違えたとしても講習修了条件にはなりません。
60分間まで同じ会場で講義を受けた更新講習の方は、効果測定は一切ありません。
どうして失効講習だけ、効果測定を実施するのかは、運転免許の失効と違って船舶免許証は講習で復活できる観点にあります。
もし失効講習140分間、受けられても、ただ聞いているだけでは、初めて船舶免許証を取得された知識・技能の水準や勘までも程遠いでしょう。
しかし、その中で筆記用具を使って考えるという効果測定を行うことで、短期から長期間の有効期限切れの方がでかつて取得した知識・技能の再点検や回復のきっかけとして寄与するかもしれません。