自分で船舶免許手続き時にかかるコスト

小型船舶免許証の更新や失効申請を自分一人でする時、一体どれくらいの費用(コスト)がかかるのでしょうか。

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船舶免許手続きを自分でする時にかかる費用

自分一人で小型船舶免許証を更新など自己申請で手続きする場合は、海事代理士に依頼する場合に比べて安くなると思われるでしょう。

しかし、海事代理士へ代行依頼の差額分そのものが必ず安くはなりません。

運輸局までの交通費、エネルギー補給に必要な飲食代、講習申込みの郵送代・振込手数料、申請の不備などで出費が嵩むことは免れません。

どうしたら良いか調べたり、動いたりする労力や要する時間が、見えない費用として圧し掛かってくるかもしれません。

窓口は海運局なので遠い

海運局は近いから大丈夫と思うかもしれませんが、大きい港近郊に位置していてため遠いと感じるかもしれません。

海運局は、特殊な業務のため陸運局と比べて少なく多くは僻地に位置しており、すべての都道府県にはありません。

全国には、海に面していないに県もあるので、自分一人で手続きする際は、地元の方を除き交通費がかかるはずです。

交通費ばかりに目が行きがちですが、天候とも闘わなければなりません。暑い日、大雨や大雪に出向くことは想像以上に大変でしょう。

距離や方法で異なりますが、交通費で約1,000~2,500円はかかると考えられます。

飲食代も意外とかかってくる

活動していれば誰もが空腹になってしまいます。暑い夏なら飲料水が必要になってくるでしょう。

運輸局へ行く途中で昼ごはん又は、帰りに夕食を摂れば1,000円のコストは見積もらなければなりません。

慣れない手続きをすると食事以外に、菓子をつい食べたくなってしまうこともあり得ます。

飲食代だけで以外にも1,500円はかかるのでないでしょうか。

講習機関への通信費・振込手数料も負担する

小型船舶免許証の更新又は、失効講習を申込み時、事前に申込書類一式を郵送及び、料金を振り込みしなければなりません。

講習機関は各地方に1つしかなく面倒ですが、作成し郵送しなければなりません。

また、細かいことを言えば、申し込み用紙をダウンロード(入手)するためにパソコン・プリンター・インク・用紙などのデバイスがないと
挫折してしまいます。

以上、一人で手続きするためには、これらが全てそろっていることが前提です。

書類郵送料は、封筒(消耗品)・切手(通信費)など152円くらい。振込手数料で216円のコストをみておく必要があります。

結局は自分で行うと想定外のコストかかる

以上、自分一人で手続き行う場合の合計コストは、約2,900円~4,400円と試算できます。その他印紙・講習代で5,550円の費用が必ず要ります。

これは不備や忘れ物がなく、一回で小型船舶免許証を発行できた場合で、もし再び出向いたりをすれば交通費・飲食代で出費が増えます。

他にも、時間に制約がかかります。運輸局は平日しか開いていないため有給休暇が必要だったりするので、忙しい方は代行依頼が賢明でしょう。

慣れないことは簡単にはできず疲れてしまうばかりでなく、小型船舶免許証1枚の手続きに想定外のコストがかかることに気付くはずです。

ちなみに当事務所の代行手数料が2,950円なので、自分で手続きをされる方は是非ご検討くださいませ。

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