呼称が異なる小型船舶操縦免許証

小型船舶免許操縦免許証がどうして様々異なる呼称なのか考えられることをまとめました。

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いろいろな呼称がある小型船舶操縦免許証

船を運転する免許証の正式名称は、小型船舶操縦免許証と言える方は、多くはないでしょう。

そのため、一般によく言われる呼称として船舶免許、次にボート免許が挙げられます。

また小型船舶免許や操縦免許、水上バイク免許などいろいろな呼称を耳にする機会もでてきます。

なぜ、小型船舶操縦免許証という正式名があまり言われず、統一しない呼称がでてくるのでしょうか?

長い言葉を省略する傾向にある

日本人は長い単語をいつの間にか言いやすいようにおのずと一部を削ってしまい省略する傾向にあります。

伝える側も、聞く側も長い単語だと疲れてしまうので短く省略するのは、こうしたメリットがあるからに違いありません。

小型船舶操縦免許証だと長い単語になるので、文字を削って短くするのは自然の流れでしょう。

取扱う船舶で異なる呼称

住む地域で方言や言葉が違うように、保有したり取り扱う船舶のジャンルで呼称が異なることも少なからず多少あるようです。

たとえば、ボート(船舶)免許と呼んでいる方は、主にプレジャ(趣味やプライベート船舶)の方が多く、水上バイク免許の呼称の方は、ジェットスキー愛好家だとわかります。

あまり馴染みがない海技免状と言う方は、現行制度前からの免許取得歴があり職業船長が多いかもしれません。

このような種類の単語を呼称される方の取扱う船舶を聞く側から推測することができるでしょう。

免許と免許証は違うのか

なにげに小型船舶免許や船舶免許と証を付けないで言われる方がとても多いです。

小型船舶免許証と小型船舶免許の二つは、一字違いですが微妙に意味が異なるのはご存知でしょうか

前者は、運輸局より個人に発行されるプラスチックカードの免許証を意味しており、後者は、行政法上の許可としての行政行為区分に当たります。

船舶免許